京都市長選
候補者アンケート

このサイトについて
NHKは、2月4日に行われる京都市長選挙の立候補者の主張・訴えを紹介するため、候補者にアンケートしました。アンケートでは、候補者の横顔や今の市政の評価に加え、教育・子育て支援策やオーバーツーリズム対策といった政策面の訴えなどについて質問しました。このサイトでは各候補者の回答をお伝えします。

候補者の横顔

ふくやま かずひと

福山 和人

無|新|62歳
元京都弁護士会副会長
京都市長を志した理由
弁護士として市民に寄り添う仕事を続ける中、京都市政自体を変える必要があるという思いが強くなりました。
「強み」と「弱み」は?
強みは、あきらめないこと、粘り強いことです。家族を介護しながら受けた司法試験は16回目で合格しました。弱みは、寒さに弱いことです。気温が15度を下回るとやる気が急降下するので市長選挙はなかなか辛いです
休日の過ごし方
基本何もせずのんびり型ですが、山歩き(低山専門)や庭いじり(あじさいやデコポンなど)などもします。
座右の銘は
笑う門には福来る
お気に入りの場所は
鴨川。毎朝、自転車通勤で河原を通っていますが、山、鳥、草木、花など、季節毎の表情が豊かで飽きません。

むらやま しょうえい

村山 祥栄

無|新|45歳
元京都市議会議員
京都市長を志した理由
共産対非共産から政策論争の選挙にする、財政再建をやり遂げられるのは自分しかいないという思いから。
「強み」と「弱み」は?
強みは決めたらやりきること。20年京都のことだけを考えてきました。私の使命は京都の為に命をかけて仕事をすることです。一方大雑把で脇が甘く失敗することもありますが、それを糧に頑張ります。
休日の過ごし方
平日はどうしても一緒に過ごす時間が限られているので、時間の許す限り子どもと遊ぶ時間をつくっています。
座右の銘は
世の中が我をなんともいわばいへ。我が為すことは我のみぞ知る。
お気に入りの場所は
仙洞御所。京都の日本の粋を集めた隠れた名所。日本人として生まれてきて良かったと実感できる庭園です。

にのゆ しんじ

二之湯 真士

無|新|44歳
元京都府議会議員
京都市長を志した理由
京都市政を停滞、財政難を招いた「非共産党(相乗り)で市長をつくる」政治を改革し若い力で大転換するため
「強み」と「弱み」は?
強み:人の話をよく聞き、多くの意見をまとめ行動する。弱み:昔から人見知り。時に話がこだわりすぎて長いと言われる。
休日の過ごし方
普段一緒に過ごす時間が少ない3人の子、妻と同じ空間でくつろぐこと。社寺等を巡り古代史を探究すること。
座右の銘は
自らの使命を生き切る。良心に従って自分が気付いた社会課題を解決することが人生の意義と考えている。
お気に入りの場所は
御所。子どもが小さい時によく遊びに行った、また府議会の合間に散歩した場所で、数少ない都心のオアシス。

まつい こうじ

松井 孝治

無|新|63歳
推薦:自民・立民・公明・国民
元官房副長官
京都市長を志した理由
自分の政界・官界の経験、大学での半学半教の経験や人脈で故郷・京都にご恩返しをしたい。
「強み」と「弱み」は?
義理と人情とやせ我慢という日本人の心情への思い入れが強いこと。
休日の過ごし方
落語、能、狂言、文楽など古典芸能鑑賞、居酒屋・食堂・喫茶めぐり、京響の演奏会。
座右の銘は
「意志あるところ道あり」「義理と人情とやせ我慢」
お気に入りの場所は
下町商店街のにぎわい、喫茶店での常連との会話、ショットバーでのウイスキーや酒蔵での利酒で心が和みます

門川市政 わたしの評価は

4期16年の門川市政 100点満点で何点?

  • 福山
    和人

    30
  • 村山
    祥栄

    40
  • 二之湯
    真士

    39
  • 松井
    孝治

    80

点数の理由

  • 福山
    和人

    温暖化対策条例などは評価できるが、市庁舎建替370億や芸大移転300億などの大型事業を聖域化し北陸新幹線延伸もすすめる一方、物価高などで市民が苦しむ中、敬老乗車証の改悪や民間保育園への補助カットなど53億もの福祉カットを行った点は見直すべき
  • 村山
    祥栄

    財政は政令市ワースト2位、日本人の人口減少数は全国ワースト1位、2040年には日本で最も労働者不足が起きる街になるという推計です。財政破綻の危機を招き、現役世代・子育て世代の流出が深刻な現状を踏まえ、結果責任として評価することはできません。
  • 二之湯
    真士

    政治の及第点は50点としても、それ以下。長い任期中に財政難を招いた。公債償還基金の取り崩しを常態化させることで、「今の有権者に媚びて」「子供や未来の市民の利益を先食い」した罪は大きい。また、「財政危機宣言」は市民に過度な不安を与えた。
  • 松井
    孝治

    公教育を見事に再生されたことを高く評価します。人口流出やオーバーツーリズムなどの困難な課題に攻めの都市経営でどう取り組むかが課題です。

京都市の未来へ 訴えたいこと

昨年度22年ぶりに黒字化した市の財政運営にどう取り組むか

  • 福山
    和人

    コストカットばかりではくらしも経済もやせ細ります。くらしとなりわい徹底応援で経済を活性化し税収増を図ります。不要不急の大型事業見直し、宿泊税アップと観光地を訪れた観光客にご負担頂く協力金の創設により財源確保し、福祉を削らず財政を再建します。
  • 村山
    祥栄

    「自ら先頭に立って身を切り、嫌われ役を買ってでもやりきる覚悟」「与野党相乗りから生まれるしがらみからの脱却」「コスト削減しながら行政サービスの向上を目指す発想の転換」で改革し、生まれた財源は、戦略的な投資に活用する「攻めの経営」を目指します
  • 二之湯
    真士

    「破綻」と不安をあおり、反発が強いと「黒字」と言い無責任だ。国からのコロナ対策資金で黒字に見せかけた、ごまかし政治。高額の宿泊に対する宿泊税を国際水準へ引き上げ、観光客から拝観料をもらうお寺等に協力してもらう「古都税」を軸に財政を再建する。
  • 松井
    孝治

    市長就任後半年間に、私自身の目で京都市の取組を集中的に点検し、行財政改革を進め、企業立地の促進など文化首都を支える強い経済の復活による担税力の強化、宿泊税の引上げや、ふるさと納税による財源確保、市役所の意識・組織改革などに取組みます。

若者や子育て世代の市外流出が課題となるなかの人口減少対策は

  • 福山
    和人

    子育て5つの無償化(返済不要の奨学金創設と奨学金返済支援、給食費半額無償、医療費18歳まで無償、第2子以降保育料無償、18歳まで国保料均等割無償)と、11万戸超の民間と市営住宅の空き家の活用による安い家賃での大量供給等で人口減を克服します。
  • 村山
    祥栄

    子育て・教育支援政策に注力するとともに、門川市政で注力されなかった山科、醍醐、洛西、洛南などの周辺エリアの街づくりに資本の集中投下を行い、リブランディングによる街の活性化をします。その上で、若年層でも手が届くリーズナブルな住宅を供給します
  • 二之湯
    真士

    全域での厳しい高さ規制、過剰なホテル誘致による地価高騰、不便な公共交通、ガラガラの市営住宅など住みにくい状況を放置してきた。実態に合わない都市計画の失敗を徹底的に見直し、まずLRT(路面電車)の導入で、若い人が住みやすい便利な地域を広げる。
  • 松井
    孝治

    学生や若い世代の流出を止め、定住できる仕事と居住空間をつくるため、学生・若者の起業支援や企業立地促進、市内周辺部を中心に良質で低廉な住宅の創出、教育・子育て環境の向上により、都市の魅力を高め、内外の人々から選ばれるまち京都を実現します。

教育・子育て支援にどう取り組むか

  • 福山
    和人

    教育改革(30人学級実現、小中への校内フリースクール開設、第三の居場所作り等)と、子育て5つの無償化(返済不要の奨学金創設と奨学金返済支援、給食費半額無償、医療費18歳まで無償、第2子以降保育料無償、18歳まで国保料均等割無償)で支援を強化
  • 村山
    祥栄

    教育無償化をはじめとする子育て世代の家庭負担の軽減、塾いらずの学校教育を目指す教育の質の向上、乳幼児に向けた子育て支援の充実を行います。また、警察や地域との連携を強化し、児童相談所機能を大幅に拡充し、児童虐待ゼロの町京都を目指します
  • 二之湯
    真士

    教育無償化へ。第一希望の保育園への入園100%、全小学校区に1つの学童保育、できるだけ全員制中学校給食を来年度から実施する。外部人材の協力で塾や習い事に頼らない義務教育、私立高校生への学費助成は所得制限を撤廃・奨学金返済支援等を実現する
  • 松井
    孝治

    保育料、医療費、教育費等の負担軽減、児童館やこども食堂のような第三の居場所の充実、全員制中学校給食の早期実施、デジタル教育や文化体験学習の充実など、子ども、保護者の視点に立った子育て環境の充実、多様な学びの保障、教育の質向上に取り組みます。

オーバーツーリズムが市民生活に影響を与えるなかの観光政策は

  • 福山
    和人

    観光のために市民生活が犠牲になるのは本末転倒です。住民の暮らしあっての観光です。ホテルの総量規制、車両流入規制、バスの生活路線と観光路線の分離、伝統産業支援・文化財保護、観光地観光から滞在型・体験型観光へのシフト等をすすめます。
  • 村山
    祥栄

    ホテルの立地規制条例及び京都市マナー条例の新設、市バスの生活路線と観光路線の分離、地下鉄・バスの乗り継ぎ無料化、手ぶら観光推進の為のロッカー整備、ICT(アプリ)を活用した混雑対策、観光分散の更なる推進など多角的な観光対策に取り組みます
  • 二之湯
    真士

    市民ファーストの観光政策へ大転換。引き上げる「宿泊税」、お寺等の協力による「古都税」を教育・福祉へ。バス・地下鉄の増便、路面電車を導入、交通市民割引パスを発行。高速道路のターミナルに大規模駐車場を整備。事業者が観光需要を取り込む支援も行う。
  • 松井
    孝治

    観光は経済や雇用、文化芸術を支える大切な基幹産業。国と連携し市バス・地下鉄の市民優先価格の実現、市バスの観光路線と生活路線の棲み分け、観光ピーク時の市外からのマイカー乗り入れ抑制、広域的視点での分散化など、市民生活と観光の両立を実現します。

京都の地下を縦断するルートが検討される北陸新幹線の延伸は

  • 福山
    和人

    総工費2~4兆円の約3分の1が地元負担で、市財政は破綻しかねない。大深度トンネル工事で地下水が枯渇すれば、酒造、京料理、和菓子等への影響は深刻。無数の活断層を横切る危険、大量の採掘残土、環境破壊等の問題もあり計画の抜本的見直しを求める。
  • 村山
    祥栄

    北陸新幹線の延伸は、京都市の財政負担と環境への問題がクリアできなければ反対という立場です。国やJRとの財政負担の議論と環境アセスメントの結果を注視しながら、自治体負担、環境負荷、費用対効果など、多角的な視点で検証し、判断していきます。
  • 二之湯
    真士

    絶対に反対。1兆円超の京都の工事費負担、地下水への影響、膨大な土砂の捨て場がないなど問題が多すぎる。全額国費で作ると言い続けた西田昌司議員や財政危機を招いたのに反対しない門川市長の態度も疑問。京都負担がなく早く実現できる米原ルートが良い。
  • 松井
    孝治

    国土軸の整備として延伸の必要性は理解。他方、現時点でルートや工事内容が未定のため、自然環境や市民の生活環境、地元財政負担に最大限配慮した計画かを精査し、慎重な判断が必要です。国や鉄道・運輸機構に対し、十分に説明を尽くすよう求めていきます。

最も力を入れたい政策は

  • 福山
    和人

    くらしとなりわいの全力応援です。子育て5つの無償化や、敬老乗車証充実、民間保育園への補助復活等は市予算の僅か1%で実現可能です。社会保障はコストではなく経済発展の原動力。経済を活性化させ税収アップを図り財政再建する京都モデルをつくります。
  • 村山
    祥栄

    最重要政策は、行財政改革と人口流入政策による財政再建。現役世代の流入と市民所得の向上による歳入増と、しがらみを断ち切る本気の行財政改革による歳出の見直しで、京都の発展に資する戦略的な投資に使える財源を生み出し「攻めの経営」を行って参ります
  • 二之湯
    真士

    財政再建だが北陸新幹線を米原ルートに変更するのが必須だ。宿泊税・古都税という観光客のお金を「若い人が住みたい」「高齢者が安心」「京都で挑戦したい」の3つの軸で市民に使う。国際水準の文化・スポーツ等の施設(ドーム等)を官民連携で建設したい。
  • 松井
    孝治

    京都を日本のシリコンバレーに。世界の最先端人材が集い日本中の若者や市民と活発に交流するまちにします。同時に町衆が公を支える「新しい公共」の発想で、子育て、福祉、まちづくり、伝統産業の活性化等に取り組み「突き抜ける魅力のある文化首都」を創造。