現職の福田氏4選

アメリカ軍基地への空母艦載機の移転が完了してから初めてとなる岩国市の市長選挙は26日投票が行われ、無所属の現職で自民党と公明党が推薦した福田良彦氏(49)が、共産党と社民党が推薦し立憲民主党の山口県連が支持した新人の米重政彦氏を抑え、4回目の当選を決めました。

福田氏は、岩国市出身の49歳。

衆議院議員を1期目の途中で辞職したあと、平成20年の岩国市長選挙で初当選しました。

任期満了に伴う今回の市長選挙はアメリカ軍岩国基地への空母艦載機の移転が完了してから初めてとなり、「基地との共存」を掲げる福田氏と「基地からの自立」を訴える米重氏が対決する構図となりました。

選挙戦で福田氏は防音工事の助成制度の対象拡大など、基地の騒音対策を引き続き国に求めていくとしたほか、基地関連の再編交付金の延長や拡充を国に働きかけ、子育て支援などにいかしていくと訴えました。

その結果、推薦を受けた自民党や公明党の支持層を固めたほか、支持する政党を持たない無党派層からも支持を集め、4回目の当選を決めました。

福田氏は「災害に強いまちづくりのほか、子育て支援もしっかり継続していきたい。空母艦載機の移転が完了してから2年近くがたとうとしているが市民からはやはり騒音が増したという声を聞く。国には防音工事の対象拡大など騒音軽減対策をしっかり訴えていきたい」と述べました。

岩国市選挙管理委員会によりますと、今回の市長選挙の確定投票率は39点63%と前回・4年前の選挙を7点86ポイント下回り、過去最低となりました。

当選を表します。
当選確実(以下「当確」)を表します。

当確は、開票所での取材をはじめ、事前の情勢取材や出口調査などを参考にしながらNHKが独自に判定するもので、開票率が0%でも当確になることがあります。選挙管理委員会による得票数の公式発表がなくても、最終的に当選すると判定した場合です。

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