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宮城県議選2019NHK選挙WEB告示日10月18日投票日10月27日

宮城県議会議員選挙は27日投票が行われ、自民・公明両党は、自民党が推薦した無所属の候補者を含めて、34議席を確保し、与党として過半数の議席を維持し、自民党は単独でも過半数の議席を獲得しました。 一方、立憲民主党は8人中、7人が当選して議席を大幅に伸ばしました。


宮城県議会議員選挙の各党の獲得議席です。

自民党は28議席、立憲民主党は7議席、国民民主党は1議席、公明党は選挙前と同じ4議席、共産党は5議席、社民党は1議席、無所属は13議席となりました。

女性の当選者は8人で、これまでで最も多くなりました。


自民党は、推薦した候補者を含めて単独過半数にあたる30議席を獲得し、自民・公明両党はあわせて34議席と過半数を維持しました。

また、8人を擁立した立憲民主党は、泉選挙区で新人がトップ当選するなど7議席を獲得し、選挙前の4議席から議席を大きく伸ばしました。

一方、共産党は大崎選挙区などで3人の現職が議席を失い、選挙前の8議席から5議席に減らしました。


震災から8年半がたち将来を見据えた地方行政をどのように進めていくのかや、水道事業の運営権を民間企業に売却する計画、それに女川原子力発電所2号機の再稼働など、今後の宮城県政は課題が山積しています。

こうした中で、自民・公明両党の与党が過半数を維持したことで、村井知事の県政運営を支えていく基盤が整ったと言えそうです。

争点解説

今回の宮城県議会議員選挙で争点になっている「水道事業」と「女川原発2号機の再稼働」について、候補者にアンケートを行いました。記者解説でお伝えします。

1.水道事業運営権の民間売却

宮城県は、水道事業の在り方について、施設は所有したままで、運営権だけを民間企業に売却する「みやぎ型管理運営方式」の実現を目指しています。
実現すれば、全国で初めての取り組みになりますが、候補者の賛否は分かれています。アンケートの結果と理由、また今後の注目ポイントについてお伝えします。

2.女川原発2号機の再稼働

東日本大震災のあと停止している女川原発2号機は、震災後にできた新しい規制基準に合っているかどうか、国の原子直規制委員会の審査が行われています。
審査は、合格かどうかを最終的に判断する作業に入っていて、合格だった場合、再稼働に向けて宮城県に同意が求められることになります。候補者に再稼働の賛否について聞きました。

告示日 記者解説

宮城県議会議員選挙は、23の選挙区に合わせて79人が立候補しました。このうち、8つの選挙区で候補者が定員を上回らず、16人が無投票で当選しました。今回の選挙の注目するポイントと争点について、記者解説でお伝えします。
(10月18日放送)

選挙一口メモ

10月27日に投票が行われる宮城県議会議員選挙の制度や課題を「選挙一口メモ」と題してお伝えします。

①期日前投票

「期日前投票」は投票率の向上を目指して平成15年に導入された制度で、投票日当日に仕事や旅行などで投票できない有権者が利用することができます。

期日前投票を利用する人は県内でも年々増えていて、前回・4年前の県議会議員選挙では、投票した有権者全体の26%あまりに上りました。

各地の選挙管理委員会は、少しでも投票しやすい環境をつくろうと、市役所や町役場だけでなく、ショッピングセンターや大学、高校など、さまざまな場所で投票できるようにしています。

今回は選挙戦になった選挙区の62か所の投票所で期日前投票を受け付けています。

原則として投票日前日の26日土曜日まで、時間は午前8時半から午後8時まで受け付けていますが、会場によって期間や時間が異なりますので、確認が必要です。

特別な手続きは必要ありません。

選挙管理委員会から届いた投票所の入場券を持っていなくても、免許証や保険証などで有権者本人と確認できれば投票できます。

仕事帰りや昼休みの時間などに短時間で投票することができますので、投票日に予定がある方は期日前投票を利用して下さい。

②選挙の仕組み

宮城県議会議員選挙は、議員の任期が満了する4年に1度行われ、県内23の選挙区であわせて59人の議員を選びます。

以前は4月の統一地方選挙として仙台市議会議員選挙などとあわせて行われていましたが、平成23年に東日本大震災の影響で秋に延期されて以来、この時期に単独で行われるようになりました。

今回は59人の定員に対し79人が立候補しました。

県内23の選挙区のうち、石巻・牡鹿、塩釜、白石・刈田、角田・伊具、東松島、富谷・黒川、柴田、加美の8つの選挙区では定数を超える候補者がいなかったため無投票で16人の当選が決まり、そのほかの15の選挙区で選挙戦が行われています。

投開票は今月27日に行われ、当選した新しい議員の任期は、11月13日から4年間となります。

③投票率

県議会議員選挙の投票率は、戦後まもない昭和22年に行われた第1回目の選挙は84点47%でしたが、その後は右肩下がりの傾向となっています。

東日本大震災のため、それまでの4月から11月に延期して実施された平成23年の選挙では、前の選挙と比べて8ポイント以上下がって初めて50%を割り込み、41点69%となりました。

そして、前回・4年前の選挙は、40点03%になり、6回連続で過去最低を更新しています。

県選挙管理委員会は、今回の選挙から美里町の小牛田農林高校に高校として初めて期日前投票所を設置したほか、人が集まりやすいショッピングセンターでも期日前投票をできるようにしています。

さらに、多賀城市と涌谷町の14の小中学校の児童生徒に選挙に関するクイズを配付して、実際の投票所に設置された回答箱に入れてもらうと抽せんでプレゼントが当たるイベントを実施するなど投票率向上に向けたß取り組みも行われています。

今回の県議会議員選挙は、告示の直前に台風19号によって県内各地で大きな被害が出ていることから、投票率への影響があるかどうか注目されます。

④投票時間と投票所

公職選挙法では投票時間は原則、午前7時から午後8時までと定められています。

ただ投票箱を開票所に運ぶのに時間がかかるなど、特別な事情がある場合は市町村の選挙管理委員会が、投票の開始時間を最大で2時間、前後にずらしたり、終了時間を最大で4時間、短くすることができるとされています。

    

県選挙管理委員会によりますと、今回の県議会議員選挙では選挙戦になった選挙区で、あわせて555か所の投票所が設けられ、すべての場所で午前7時から投票が始まります。

台風19号の影響で、大崎市の旧鹿島台第二小学校の体育館に設置される予定だった投票所が、避難所として使われていることから、隣り合う校舎内の多目的ホールに変更されました。

一部の投票所では、締め切り時間が繰り上げられるところがありますので、自治体の選挙管理委員会に確認して下さい。

県選挙管理委員会は、「貴重な1票が むだにならないよう、市町村のホームページなどで投票時間や場所を確認して投票に行ってほしい」と呼びかけています。

当選を表します。
当選確実(以下「当確」)を表します。

当確は、開票所での取材をはじめ、事前の情勢取材や出口調査などを参考にしながらNHKが独自に判定するもので、開票率が0%でも当確になることがあります。選挙管理委員会による得票数の公式発表がなくても、最終的に当選すると判定した場合です。

  • 立候補者の氏名で表示できない漢字は、常用漢字やひらがななどに置き換えています。
  • 立候補者の年齢は、投票日現在です。
  • 顔写真は、撮影の承諾を得た候補について掲載しています。