任期満了に伴う青森県知事選挙は2日に投票が行われ、自民党青森県連と公明党が推薦した現職の三村申吾氏が、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が自主的に支援した佐原氏を抑え、5回目の当選を果たしました。
三村氏は63歳。青森県の旧百石町の町長を経て、衆議院議員となり、1期目の途中の平成15年に青森県知事選挙に立候補して初当選しました。
選挙戦で三村氏は、県産品の販路拡大による農林水産業の振興や、企業誘致や創業支援を通じて若者の雇用環境を整備し、移住や定住を促進していくことなどを訴え、推薦を受けた自民党と公明党の支持層に加え、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集めました。
三村氏は「ここに生まれ、ここで暮らしてよかったという青森になっていくよう、チームワークよく歩んでいきたい。県民から頂いたまっすぐな言葉を忘れることなく、愚直にまい進していきたい」と述べました。
投票率は40.08%と、前回(4年前)を3.77ポイント下回り、過去2番目に低くなりました。