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茨城県議選

2018年12月9日投票

自民が勢力維持 立民は都道府県議選で初の議席

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来年春の統一地方選挙の前哨戦となる茨城県議会議員選挙は9日に投票が行われ、自民党が選挙前とほぼ同じ勢力を維持する見通しとなった一方、立憲民主党は全国の都道府県議会議員選挙で初めて議席を獲得しました。

茨城県議会議員選挙は32の選挙区、合わせて62の議席をめぐって争われました。

開票結果を党派別に見ると、選挙前より2人少ない38人を擁立した自民党は34人が当選したほか、無所属で当選した少なくとも5人の会派入りが見込まれることから、選挙前とほぼ同じ、およそ3分の2の勢力を維持する見通しとなりました。

一方、2人を擁立した立憲民主党は1人が当選し、全国の都道府県議会議員選挙で初めて議席を獲得しました。

国民民主党の議員などで作る「茨城県民フォーラム」は、今後会派入りが見込まれる無所属の推薦候補を含めて5議席を確保したほか、公明党も立候補した4人全員が当選し、いずれも選挙前の議席を維持しました。共産党は議席を1つ減らし2議席となりました。無所属は、17人が当選しました。

投票率は41.86%で、過去最低となりました。