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参院選 投票のキホン

参院選 投票は「1人2票」です

投票は「1人2票」です

参議院選挙で、有権者は2つの投票を行うことができます。1つは選挙区、もう1つは比例代表です。

選挙区では、その選挙区に立候補している候補者の名前を書きます。ひらがなやカタカナで書いても有効になります。

比例代表は政党や政治団体ごとの得票数に応じて議席が配分される制度です。参議院の場合、有権者は政党名のほか、政党がつくった名簿に載っている個人の名前を書いて投票することもできます。

比例代表では、政党の名前で投票しても、候補者個人の名前で投票しても、どちらも政党の得票となり、その党が獲得する議席の数が決まります。これまでは各党が獲得した議席を、より多くの得票があった個人から順に割り振られていましたが、2019年の参院選からは、得票数にかかわらず優先的に当選する「特定枠」が、比例代表に新たに設けられることになりました。

毎日が投票日?

毎日が投票日?

投票は、投票日はもちろん、選挙が公示された翌日から「期日前投票」を行うことができます。

「期日前投票」は、投票日に都合が悪い人などを対象に、自治体ごとに1か所以上投票所を設けることになっていて、この制度を利用して投票日よりも前に投票する人の割合は回を追うごとに増えています。

参議院選挙の場合、2016年の選挙では、投票した人全体のうち27%余、4分の1以上の人が期日前投票を行っていました。

参院選 投票率の推移は

参院選 投票率の推移は

戦後に行われた参院選は2016年までで24回。投票率を比較すると、最も投票率が高かったのは昭和55年(第12回)の74.54%で、これは初めての衆参同日選として行われました。2度目の同日選となった昭和61年(第14回)の投票率も71.36%と高くなっています。

逆に最も低かったのは平成7年(第17回)の44.52%で、これまで投票率が50%を下回ったのはこの時だけです。

それ以降の選挙はいずれも投票率50%台で推移しています。