ページの本文へ

NHK仙台WEB特集

  1. NHK仙台
  2. NHK仙台WEB特集
  3. 『あさイチ』いまオシ!LIVE 岩﨑アナ福島・会津地方から生中継

『あさイチ』いまオシ!LIVE 岩﨑アナ福島・会津地方から生中継

  • 2024年06月15日

NHK仙台放送局アナウンサーの岩﨑果歩です。
私が担当する『あさイチ』東北地方のいまオシ!LIVE
6月17日(月)~20日(木)は福島県会津地方から生中継しました!
その内容をWEBでもご紹介します♪

不思議なようかん

会津藩の城下町として栄えた会津若松市。
古くから武士や庶民に親しまれてきたのが和菓子です!
現在でも市内には多くの和菓子屋が立ち並んでいます。
そのうち、江戸時代からの老舗和菓子店で作られているのが、こちら!!

向こう側が見えそうなほど透き通っているようかん
中には色鮮やかな月と鳥が見えますよね。
実はこのようかん、一般的なようかんにはない驚きの仕掛け”がありました!
それは…切り分けると絵柄が変わること。
月が三日月からだんだんと満月になったり、月に向かって鳥が羽ばたいていったり、⁠
まるで紙芝居のように絵柄が変化していきます。

さらに、月と鳥、空の部分、地面の部分はパーツごとに味が違うので切り分け方によって味の変化を楽しめます。
ようかんを切るとき、食べるとき、さまざまな変化を楽しめるようかんでした!

和菓子店の社長 鈴木哲也さんと

会津まき絵の風鈴

会津の伝統工芸品として有名なのが、会津漆器です。
その会津漆器にも使われている技術の一つがまき絵
漆などの塗料の上に金粉や銀粉をまぶし、絵柄を作っていくものです。
このまき絵の技術を利用して、風鈴を制作している店が喜多方市にあります。

さまざまな絵柄の風鈴、見ているだけで涼しげですよね~。
夏が近づくこの時期、約70種類の絵柄のまき絵風鈴を手作りしているということです!

定番のこいや花の絵柄のほか、ことしは新作のこけしや赤べこなど、東北ゆかりの風鈴も制作されます。

中継では、まき絵の技術を使って風鈴を制作する様子をお伝えしました。
みなさん20年ほど風鈴を制作してきたベテラン!
風鈴に立体的な富士山が出来上がっていく様子は圧巻でした!
漆器店の遠藤久美さんは「まき絵の技術を身近に感じてほしいので、夏になると家庭に登場する風鈴にこの技術を取り入れました」と話していました。
まき絵の魅力、多くの方に身近に感じていただければうれしいです!

漆器店のみなさんと

100年の機械で織る会津木綿

会津地方では、400年前から厚手で丈夫な会津木綿が作られてきました。
空気を含みやすい生地で吸湿性と通気性がよく、夏は暑く冬は寒い会津地方で親しまれてきたんです。
かつては主に農作業用のもんぺなどが各家庭で手織りで作られていましたが、
明治以降は機械化によって多くの織元で大量生産されるようになりました。
しかし外国製の洋服などが流通し、
最盛期の大正には会津若松市内に30前後あった織元は、今では市内で2軒のみとなりました。
そのうちの1軒では、今でも操業当初の昭和初期から残る古風な機械で生地を作っています。

とても雰囲気のある空間ですよね~!
工場には現役の織機が14台あります。古風な織機ですが、驚くべきはその仕組み”です!!
実は、織機ひとつひとつにベルトが付いていて、天井まで辿るとモーターとつながっています。
そのモーターで工場にある織機が一斉に動いているんです!
昔は今よりも電気が貴重だったため、少ない動力でたくさんの機械を動かす仕組みを考えた結果、このようになったそうです。
一斉に織機が動く様子はとても迫力がありました!

こちらの工場では会津木綿の魅力を伝えようと、エプロンやワンピース、それにバッグなど、会津木綿を使ったさまざまな製品を生み出しています。
生地はとても丈夫で、使えば使うほど人の肌になじむということです!
実際に10年ほど使ったエプロンを触らせてもらいましたが、とても柔らかくなっていて、良い味がありました!

工場のみなさんと

ひと山まるまる、山菜採り放題!

南会津町には、ワラビやフキ、ミズナなどの山菜を採り放題というなんとも太っ腹な場所があります。
それが「藤生わらび園」です!

なんとその広さは東京ドーム19個分!
標高はおよそ1000メートルで、とても見晴らしのいい、開けた場所に山菜が生い茂ります。

山菜がたくさん採れる理由は、ある‟伝統のおかげ”です。
わらび園がある鋏山では、江戸時代からおよそ300年にわたって山焼きが行われてきました。
もともとはかやを採るために始めましたが、焼けた灰が良い栄養になってさまざまな山菜が生い茂るようになったと言います。
山菜だけでなく、夏は一面に野花が咲き誇り、秋は紅葉が楽しめます。
季節によって表情を変える鋏山、ぜひ訪れてみてください!

藤生地区のみなさんと

今回、会津のすばらしい伝統や文化、豊かな自然、食、そしてみなさんの温かさに触れることができ、
4日間という短い時間ではありましたが、会津が大好きになりました!
改めて、中継にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

  • 岩﨑果歩

    仙台局アナウンサー

    岩﨑果歩

    『定禅寺しゃべり亭』MC
    『あさイチ』いまオシリポーター
    東北のさまざまな場所へ訪れるのが楽しみです!

ページトップに戻る