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【七ヶ浜町】2022年5月26日放送

町の歴史と関係深い西洋野菜

見た目がフキのような形をした野菜「ルバーブ」です。シベリア原産の西洋野菜で日本ではなじみがありませんが、ヨーロッパでは肉料理の付け合わせ野菜として親しまれているそうです。5月下旬、七ヶ浜町ではルバーブの収穫が盛んに行われていました。

七ヶ浜町では今から130年余り前の明治23年、高山地区にある外国人専用の避暑地を訪れた人向けに栽培が始まったと伝えられています。

大きな葉が印象的ですが、食べられるのは茎の部分だけ。リンゴのような酸味と多少の渋みが特徴だそうです。

栽培農家の星辰男さんは、みずみずしい食感を持たせるため、水やり加減に最も気を付けているそうです。星さんは「まずは生で食べてどんな味か知って欲しい。生産を続けてルバーブを広めたい」と話していました。星さんの畑で収穫されたルバーブは主に町内のレストランに出荷されます。


【取材:吉岡朱里カメラマン】