【大崎】2022年7月28日放送

お邪魔したのは大崎市の「あ・ら・伊達な道の駅」。市中心部から鳴子温泉郷に向かう途中にあり、年間300万人以上が訪れる場所です。大手旅行情報誌が毎年行っている全国道の駅ランキングでは３年連続TOP3を誇ります。

その人気の秘密はどこにあるのか・・・。中へお邪魔しました。まず驚くのはその品ぞろえ。お土産品から総菜までおよそ7000点もあります。

そのたくさんの商品をより魅力的に見せるための工夫が「通路」に。よく見ると一直線ではなくカーブがかかっているため一番奥まで見渡すことができません。お客さんが足を進めていくうちに新たな商品が見えてくるワクワク感を創出するための演出なんだそうです。

中でも人気が、「地元で採れた新鮮な野菜」です。 ここでは、「メール」を通したある工夫が。「現時点でどれくらい売れているのか」などの情報が定期的に道の駅から生産者へ送られる仕組みになっていて、その情報によって、生産者が野菜の追加に道の駅を訪れます。それによって、野菜の入ったかごが空になることがなく、たくさんの種類の中から新鮮な野菜を選ぶことを可能にしています。

そして私が驚いたのは、夏の時期には特に食べたくなるジェラートやアイスクリームの種類の多さです。人気チョコレート店のアイスクリームをはじめ、様々な味のジェラート、そして今年から登場したくずもちが使われた溶けないアイス、など、私が数えただけでも30種類はありました。「今回は食べられなかったけど、次回は別な味を！」というお客さんも多いようです。
「いつ何度来ても楽しみを創出したい」という工夫にあふれた道の駅でした。