加美町のリゾート施設、やくらいガーデンでは、7月下旬、広場などに色とりどりの傘を飾りつける「アンブレラスカイ」と呼ばれるイベントが開かれ、訪れた人たちを楽しませました。
「アンブレラスカイ」と呼ばれるこのイベントは、この時期、花の植え替えのため、施設内に花が少なくなることから、訪れた人を楽しませようと企画されたもので、施設内の広場や庭園に赤や青、黄色など色とりどりの傘、およそ1500本が飾られました。
このうち、施設内の広場では、大人の膝ほどの高さに、ピンクや水色などの傘をつるして道が作られていて、訪れた人がゆっくりと散策していました。
庭園に併設された結婚式場では、カラフルな模様が入ったビニール傘20本ほどが天井からつり下げられ、外からの日ざしを受けてステンドグラスのように輝いて見えました。
傘の前で1歳の息子の写真を撮っていた母親は「よい写真が撮れそうです。子どもも興味を持ってくれたので、来てよかったなと思います」と話していました。
イベントを企画した、やくらいガーデンの支配人・名倉智速さんは、「ふだんは見ることのできない風景が広がっているので、ぜひたくさんの人に見に来てほしいです」と話していました。
まるで花のように色鮮やかな傘。施設内の雰囲気を、ぱっと明るくしていました。