【森田茉里恵】中国人が見た 日本の防災・災害

森田 茉里恵です。
【やっぺえと学ぶ防災動画】
仙台観光国際協会と協力し、
『仙台市 災害言語ボランティア』の皆さんと外国語バージョンを制作しました!
〈中国語バージョンはこちらから〉

中国語の翻訳・ナレーション担当は
中国 四川省出身の肖 陽(ショウ ヨウ)さんです。

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▽来日して2か月で、地震に遭遇
来日して2か月経った時、地震がありました。(肖さんの記憶では、震度3程度だったそうです)私の故郷は地震がないため、本当に恐ろしかったです。これがきっかけで防災に関心を持ちました。その数か月後、図書館で再び地震にあった時、私一人だけが机の下に隠れました。周りの日本人は「平気、平気」といってマイペースに過ごしていて不思議でした。そして、少し恥ずかしい気持ちになりました。
どんな地震なら大丈夫なのか、難しいです。

▽日本と中国の防災の違いは?
一番大きな違いは、心構えと教育です。
日本の防災情報は、地震がこれからあるということを強調しています。
中国では地震がない想定になっていると思います。

▽中国の皆さんに伝えたいこと
中国の人も、日本で住むなら荒浜小学校のような施設に行き、自分の目で見に行って欲しいです。地震の揺れを体験できる車などで、体感するのもいいと思います。
そうして、災害の怖さを知ることが必要です。怖さを知れば、準備ができます。

★NHK WORLDで防災に関する動画を中国語で紹介しています 〈中文(简体)〉
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/zh/ondemand/category/29/?type=tvEpisode&

★最新のニュースを中国語でみるならNHK WORLD〈中文(简体)〉
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/zh/news/