レトロで可愛い! 栗原市の六日町通り商店街の魅力

今回のみやぎUP-DATEはこちらの投稿にお応えします。

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場所はこちら、栗原市の中ほど、栗駒岩ケ崎にある六日町通り商店街。

細倉鉱山や栗原電鉄の駅があった時代に、賑わいを見せた商店街です。

さっそく現地に行きその魅力を探ってきました。
そこでは、思わぬ出会いも…。

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栗原市の六日町通り商店街、その魅力を歩きながら調査。
まず六日町のフォントが可愛くて写真を撮りたくなります。建物もレトロでとても可愛い。
通りを進むこと数分・・・

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近くにいた住民の方に街の話を伺おうと声をかけたところ、なんと今回の投稿者であることが判明!!投稿の理由を聞いてみました。
「地元の人間では気が付かない商店街の魅力を見つけて欲しかった。」
そんな投稿者の要望に応えるべく調査を開始!

気になるお店を発見。
こちらは今年4月にオープンした「大人の休み時間」がテーマの書店。本のほかに、雑貨なども扱っています。店主の千田さんは仙台から移住。仕事が休みの週末と祝日、このお店を開いているそうです。

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商店街界わいの個性派ショップはまだまだありました。
神奈川県の雑貨店の2号店、Uターン移住のご夫婦が開いたアウトドア用品と生活雑貨のお店…

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そして一本隣りの馬場通りに今月3日オープンしたニューショップ。
袋ラーメンの袋がいっぱい並んでいて、何屋さんなのかとても気になり、行ってみました。
そこは駄菓子と全国のご当地インスタント袋麺を扱うお店で、地元の家族連れで賑わっていました。店主の海和さんは栗原市出身。現在は多賀城市在住で通いで店を開けています。

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海和さん「なんか面白いことしたいなと思って自分も楽しみながら町が少しでも賑やかになればいいなと思って始めました。」


六日町界わいで相次ぐ個性派ショップの出店。6年前、その口火を切った古民家カフェのオーナーにどんな商店街を思い描いているのか伺いました。

杉浦さん「画一化された世の中って面白くないなって僕は思うので、小さなお店がたくさんあると面白い世の中かなと思うのでそういう商店街になればいいなと思っています。」

皆さんがイキイキとやりたいことをやっていて、とても独創的に感じましたが、それが商店街の魅力になっているようでした。

杉浦さん『それが地方の魅力になりますし、ひいては日本の魅力になっていくかなと思っています。』

 

ここ6年で16件のお店がオープンしている六日町界わいですが、お店の人にここで開業した理由について聞いたところ、以下の理由を教えてもらいました。

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県内では、このほかの地域でも移住してくる人の力を様々な形で生かしてもらおうという取り組みがあります。その一例としてWEB上でこんな求人を見つけました。

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ミュージシャン、アーティスト、サーファーの求人…
亘理町ではこうした職種の皆さんを「地域おこし協力隊」という制度の下、雇用しているそうです。東日本大震災で空白地となった町の沿岸部に若手アスリートやアーティストが共同生活する文化創造拠点を開設しようとするプロジェクトが進んでいます。今後、本格的に始動するということで注目です!

最後に今回の取材で撮影した写真の中から、1枚ご紹介します。

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どのお店のインテリアや商品もどこか懐かしくてレトロかわいく・・・
それぞれのお店が自分の「好き」を突き詰めた個性的なお店づくりをしているからこそ、画一的でないその商店街独自の魅力が生まれ、遠方からもファンが集まる商店街になっているのだと感じました。

 

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