君に見せたい東北がある 宮城・女川編
案内してくれたのは!
コバルトーレ女川 池田幸樹(いけだ・こうき)さん
千葉県出身の池田さん。震災の翌年2012年にコバルトーレ女川へ加入し、ミッドフィルダーとしてチームを引っ張っています。加入当時はまだガレキがあり、整備されていない道を通って練習会場へ向かっていたそう。県外から移り住んできた池田さんを温かく迎えてくれた町の方々の応援が、今ではパワーの源!
3歳から始めたサッカーで、第2のふるさと女川町に恩返しがしたい、そのためには勝利あるのみ!と、抱負を話してくれました。
今回は、チームのムードメーカーでもある池田さんに震災後、新しく生まれ変わった女川町を案内してもらいました。
見てみて! SPOT.1 生まれ変わった女川駅
2015年に新しく生まれ変わった女川駅は、復興のシンボル。
ウミネコが羽ばたく姿をイメージして建設されました。
3階建ての建物には、展望台があり、目の前には商店街と女川湾が広がっています。
ここから眺める風景が池田さんのお気に入り。復興していく街並みを見ることができます。
●女川駅
住所:宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目3番地2
体験して! SPOT.2 海の町の工芸品
女川駅の目の前には商店街が立ち並んでいます。
まず、オススメしてくれたのは海の町ならではの工芸品。
魚の形をした木工品に、三陸沿岸で採れたホヤやワカメのパウダーが入った手づくりせっけんなど。
どれも震災後、町を元気にしたい!と誕生しました。
中でも目を引くのがスペインタイル!
池田さんのオススメで店内に入ると、色鮮やかなタイルの作品がたくさん並んでいます。
時計や表札、ウエルカムボードなど用途もさまざま。
ここでは、スペインタイル作りの体験もできて、完成したものは商店街の一角に飾ってもらうこともできます。
どうだべ?うまぐできだべが!?
↓池田さんの作品
●スペインタイルについては…
みなとまちセラミカ工房
住所:宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目7-4 シーパルピア女川E-21
食べて! SPOT.3 女川の海鮮どんぶり
商店街の中には、海の幸をたっぷり使った飲食店もあります。
新鮮な魚を食わせでやっからな!と紹介してくれたのは、器から今にも飛び出しそうなくらい海の幸がのった海鮮丼。
まぐろにえび、特産のあなご…どこから手をつけたらいいか迷っちゃうほどボリューム満点!口の中でとろける~うまさ!
ほかにも、女川町ではあなごがメインの天丼や旬の海の幸をつかった釜めしなどもオススメ!
●お魚いちば おかせい
住所:宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目60番地 ハマテラス内
見てみて! SPOT.4 震災遺構として残された旧女川交番
鉄筋コンクリート2階建ての建物だった女川交番が、津波で横倒しに。震災遺構として残され、津波の威力を肌で感じられる場所になっています。
新しい街並みができていく中で、震災の被害を忘れてはいけない。ここには、町の人の思いが残されているんだ。と案内してくれました。
●旧女川交番
問い合わせ 女川町観光協会 0225-54-4328
震災を経験したからこそ、町の人々があたたかい…
震災の翌年、千葉県から移り住んできた池田さんが強く感じたこと。
だからこそ女川町にサッカーを通して恩返しがしたい!という強い思いが生まれた、と教えてくれました。
視聴者のみなさまへ
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