【ゴジだっちゃ!】平成27年12月17日(木)

今日は、東北大学災害科学国際研究所・准教授のサッパシー・アナワットさん(写真)に

インド洋大津波の被災地の現状などについて聞きました。

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タイ人のアナワット先生は、8年前から東北大で研究を始め、3.11も経験しました。

これまで何度も東南アジアの被災地で調査をしています。

先週12日(土)にタイの現地調査から帰国したばかりです。

驚いたのは、東南アジアには、三陸のような巨大な防潮堤などは作られていないということ。

東北の沿岸ほど、津波に襲われる周期が短くないため(タイでは600年周期)、

防災はハードよりソフトが優先されるとのこと、震災遺構も建物を残すより、

内陸に打ち上げられた船をそのまま残しているところが多いようです。

「津波からの復興」といっても、場所によって違うんだということを、改めて考えさせられました。

 

「だっちゃ通信」は、利府町の櫻井勝男さんでした。

来年1月24日(日)に実施する「おもてなしの小さな旅」を紹介しました。

テーマは「表松島・天然の桟橋 馬の背と浜の旬を満喫」。

国内でもわずかしか残っていない、天然の桟橋「馬の背」を歩いたり、

縄文時代から奈良時代にかけての遺跡である「浜田洞窟遺跡」を見たりして、

昼食では、かきづくしの料理を食べる観光ツアーです。

詳しくは、利府町観光協会(TEL022-356-3678)へ。

 

【曲】

輝いていて~10 years after~/観月ありさ

10 years/渡辺美里

 

※メッセージテーマは「挑戦」です。お待ちしています!