「ペペロンチーノ」たくさんの感想ありがとうございました!②

こんにちは!ドラマ広報担当です!

3月11日の記事でみなさんから寄せられたドラマの感想を紹介させていただきましたが、その後も続々とお送りいただいています。
投稿フォームに寄せられた感想は、1,100件を超えました。
本当にありがとうございます!

今回は、その中から「心に残ったセリフ」についての感想を紹介させていただきます。
ネタバレになるので、これからドラマをご覧になる方はご注意ください。

一番多く寄せられたのは、草彅剛さん演じる主人公 小野寺潔のセリフでした。

「俺は被災者じゃない。俺は料理人です。」

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それぞれの登場人物の震災時の状況が丁寧に描写されていてリアルでした。「俺は被災者じゃない、料理人です」 という言葉にハッとさせられました。わかっているようでわかっていなかった、被災者の方だからこそ思う気持ちを知ることができました。そして、クライマックスで涙がとまりませんでした。10年、されど10年なのだと思いました。そんな気持ちにさせてくれたとても濃い1時間でした。(東京都・20代)

草彅さん演じる潔さんのセリフ「僕は被災者じゃない、料理人です。」の言葉に、ああ、そういうフィルターを無意識にかけていたのかもしれないと私自身もハッとしました。 終始、草彅さんはじめキャストの皆さんの演技が穏やかな空気に包まれて、最後は童話のような温かい気持ちになって涙があふれました。(神奈川県・40代)

そのほかにも小野寺潔のセリフはいくつもみなさんに届いたようです。

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被災者ではなくひとりの人間。つらくて何かに依存したあと、断ち切って生きていくのはすごいことです。「死ぬ勇気がないから生きていただけ」は刺さりました。時が経つほどそのように感じます。泣きました。(長崎県・50代)

草彅剛さん演じる小野寺潔の「僕を今日に連れてきてくれた人」、この言葉がとても良かったです。 震災を美談として扱ったり、悲しみだけをクローズアップしている報道が多い中で、このドラマは10年前、そして10年間に寄り添ったドラマだと思いました。 美談だけではない、悲しいだけではない、それぞれの10年間。 ありがとうございました。(宮城県・30代)

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10年という年月をそれぞれの人がどう生きてきたのか、その人その人の辛さ悲しさがあって、でもそれを乗り越えて生きている人がいる。「献杯」ではなく「乾杯」とても心に響きました。草彅さん演じる潔さんと吉田羊さん演じる灯里さん。いつまでも隣にいる。そばにいる。見えなくてもここにいる。とてもすばらしいドラマでした。(群馬県・20代)

最後の 「献杯」ではなくて「乾杯」と言うのがとても良くわかりました。亡くなった方々も大切ですが、生きている方々はもっと大切で、10年間、いろいろな事を乗り越えて頑張ってこられたからこその「乾杯」なのだと思いました。東北に向かって乾杯したくなりました。(千葉県・70代)

そのほかには、矢田亜希子さん演じる阿部より子のセリフにもたくさんの感想をいただきました。

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あの時のニュースの映像が浮かんで最初から涙が止まりませんでした。矢田亜希子さんが演じる夫を亡くした美容師の阿部より子が言った「強いんじゃない 強がってるだけなのに」など心に刺さる言葉がたくさんあって、被災された方々の気持ちをどれだけ分かっていたんだろうと考えさせられるドラマでした。 やはり風化させてはいけない、みんなに観て欲しいドラマです。(福岡県・60代)

矢田亜希子さんの「10年と騒ぐのも気に食わない。外の人がたまに思い出す、そのためだけだよ10年なんて」というセリフが心に残っています。何年経とうがあの日の思い、亡くなった人、戻ってこない人への思いは変わらない。本当にそうだなと思います。でも、前を向いて生きていかなければ。とても心に届くドラマでした。(宮城県・50代)

派手な演出やいかにもという津波の映像などない。丁寧な脚本、役者陣の演技にひきこまれ、心が揺さぶられました。矢田亜希子さん演じる阿部より子の「10年とか騒ぐのも気にくわない。時間で気持ちが切り変わっか。外の人がたまに思い出す、そのためだけだよ10年なんて。町はできた。でもここではあの日がずっと続いている」とセリフにハッとしました。当事者とそうでない者との温度差、あの日のことは消えることはない、それに気づかされたのです。(奈良県・40代)

被災していない者として考えさせられるものがありました。矢田亜希子さん演じる阿部より子の「10年はよその人が思い出すためのもの」など、ハッとさせられる描写に心をうたれました。 極めつけがラストのシーン、思わず涙があふれました。 胸がきゅーっとなるドラマ。最近のドラマでダントツ1位、また見たくなるドラマでした。(埼玉県・30代)

それから、一色洋平さん演じる高橋友作の言葉にも感想をいただきました。

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被災地にはご家族を亡くされた方、今もまだご家族の帰りを待っている方がいる。考えると正直苦しいです。高橋友作が言った「仲間がたくさん死にました。その人の分まで楽しむ義務があるんです。」という言葉がすごく印象的で、人生のつまらないことでつまずいていないで、前を向こうと思えるドラマでした。 (東京都・20代)

番組の深い部分まで感じ取っていただき、本当にありがとうございました。
次は、「印象的だった演技」についてご紹介させていただきます。