「おかえりモネ」紀行④気仙沼・徳仙丈山のツツジ

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「おかえりモネ」の舞台、気仙沼市と登米市で探した初夏の風景をお伝えします。

宮城県気仙沼市の徳仙丈山では、初夏の訪れを告げるツツジの花が見頃を迎えています。

標高711mの徳仙丈山には、ふもとから山頂にかけておよそ50万本のヤマツツジやレンゲツツジが群生していて、毎年5月中旬になると、ツツジの花が山肌を赤いじゅうたんのように彩ります。

遊歩道からは天気の良い日には、三陸の青い海と赤いツツジの花を一度に望めることから、県内有数のツツジの名所として知られています。

去年は花の時期と新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の時期が重なったため、山への立ち入りが規制されましたが、ことしは2年ぶりに散策ができるようになりました。

訪れた人たちは、ツツジの花に囲まれた道をゆっくりと歩いたり、山頂にある展望台からの色鮮やかな絶景を写真に撮ったりして楽しんでいました。

観光客の一人は
「すばらしいです。葉の緑と花の赤と海の青が 同時に見えて、何回来ても飽きません」
と話していました。

気仙沼市観光課によると、徳仙丈山のツツジの見頃は5月いっぱいまでだということです。

(撮影は5月20日)