『新しい生活様式』学校生活で見落とされがちな点は?(5月18日放送)

前回に引き続き(記事はこちら)お伝えしているこちらの質問。
「『新しい生活様式』ってどういうこと?」。
感染拡大を防ぎながら、「日常」を取り戻していくためにどうすればいいのか?今回も「学校」をテーマに考えます。

5月18日には仙台市で臨時登校が始まるなど学校再開への準備が進められています。
そうした学校生活の中で「感染リスクが高いものの見落とされがちな点」について考えます。
東北医科薬科大学・特任教授の賀来満夫さんに聞きました。

051801.png

まず賀来さんが指摘するのはこちら。
「歯磨きは感染のリスクが高い」

051802.png

保健指導の一環として、給食のあとに歯磨きが行われているということですが
「うがいをすることで濃度が高くなったウイルスが周囲にまき散るリスクがある」
ということです。

051803.png

これについて賀来さんは
●子どもの距離を2メートル以上保つ
●歯磨きの時間をずらす
などの工夫をしてほしいということです。

051804.png

次の指摘はこちら
「トイレ掃除も感染のリスクが高い」

051805.png

学校での清掃は当番活動の役割を理解するための学級活動の一環とされています。
しかしウイルスは排せつ物にも含まれるため、トイレ掃除を通じて感染することがないよう特に注意が必要ということです。

051806.png

宮城県はこのように対応するとしています。
●教職員の指導の下、ゴム手袋の着用など感染予防を徹底する
●判断能力の低い小学校低学年の児童にトイレ清掃をさせることは避ける


視聴者のみなさんから寄せられた不安や疑問にお答えする「#新型コロナ危機どうする」

投稿はこちらから

これまで紹介した内容はこちらから