小説『ペスト』いま多くの人に読まれている理由は?

自宅で過ごす時間も増える中こんな声が寄せられました。

「自粛生活が続いても、本を読んだり料理を楽しんだり今の生活を前向きに楽しもうと思っています」

仙台市内の書店で最近売れている本の中でも注目は『ペスト』。
フランスのノーベル文学賞作家、アルベール・カミュが1947年に発表した長編小説です。

「ペスト」に 突然襲われ封鎖された都市が小説の舞台です。
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●感染拡大による行政や経済の混乱や、

●感染症という「不条理」に直面した市民の姿
が描かれています。

出版社によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大後、36万部が増刷され 累計発行部数は125万部を超えたそうです。 多くの人に読まれている理由を出版社はこう分析しています。

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「『ペスト』は想定外の状況で 私たちがどのように振る舞い、生きるべきか、を問いかける作品。 私たちに、多くの示唆を与えてくれる 言葉があるからではないか」    

いまの状況に対処する いろいろなヒントが眠っている、
ということではないでしょうか。


視聴者のみなさんから寄せられた不安や疑問にお答えする「#新型コロナ危機どうする」

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