新型コロナ 変異ウイルス感染防止の「5つのポイント」

感染力が非常に強い変異ウイルスが広がっていることなどを受けて、宮城県は具体的な感染防止策として、
新たに「5つのポイント」の呼びかけを始めました。
その内容についてまとめました。

【①会話時は1.9メートルの距離を】
まず、「人と会話するときは1.9メートルの距離をとること」。

2021082601.png

最新の科学的な分析結果から、マスクをつけていても
2メートル近くの距離を保ち、会話する時間もできるだけ短くする必要があるとしています。
2人が互いに腕を伸ばし合っても手が触れることのない十分な距離が目安だということです。


【②必ず不織布のマスクを】
2つめは、「必ず不織布のサージカルマスクをつけること」。


2021082602.png

布やウレタンはウイルスを通しやすく感染を防ぐ効果が劣るため、
変異ウイルスに対抗するには「不織布のマスク」を「正しくつける」ことが必要です。


【③こまめに換気】

3つめは、「こまめに換気すること」。

2021082603.png

一般的な家庭用のエアコンは空気の入れ換えができないとして、冷房中でも1時間に1回、10分程度、2か所の窓を開け、扇風機などで空気の流れを作るのが望ましいとしています。


【④ワクチン接種を】
4つめは、「速やかにワクチン接種を受けること」。
特に若い世代の接種を促しています。

2021082604.png


【⑤ふだん会わない人とは会わない】
5つめは、「ふだん会わない人と会うのを避けること」。
最近会っていなかった友人や初めて会う人と休日に接触し、その後、感染が発覚するケースが多いということです。


2021082605.png

このほか、
働き盛りの年代が感染し、家庭や職場で広げる事例が多いとして、

▼手洗いの徹底、
▼職場や外食時の黙食、
▼職場の出勤者を減らすこと、
▼タオルを共用しないこと。

さらに、屋外のバーベキューやライブなどを通じた感染も目立つとして、
▼不要不急の外出を控えること、
▼密閉、密集、密接をいずれも避けること、
こうした点を呼びかけています。