宮城県 新型コロナウイルス 1週間の感染状況(5月10日放送)

【感染者数6週ぶり増加】

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県内では5月3日から9日までの1週間に、221人の感染確認が新たに発表されました。前の週の217人より4人増え、6週ぶりに前週を上回りました。


【変異株が影響か】

感染者数の下げ止まりが見られた形ですが、これについて、変異ウイルスが影響している可能性が指摘されています。
このうち、感染力が高いとされる『N501Y』の変異があるウイルスの感染状況について、仙台市は、週ごとのデータを初めて公表しました。
市は、市が行った検査で感染が確認された患者を中心に変異ウイルスについて詳しく調べています。

それによりますと、『N501Y』の変異があるウイルスが確認された割合、つまり、陽性率は先月19日の週までは2割未満にとどまっていました。それが
▽先月26日からの週は46.7%、
▽今月3日からの週では55.6%と半数を超え、
この変異ウイルスによる感染が急激に高まっています。

県内では、別の変異ウイルスの感染も連日のように確認されていて、各自治体は、マスクの着用や密集を避けることなど、基本的な感染対策を引き続き徹底して欲しいと呼びかけています。


【高齢者の感染・死亡相次ぐ】

また先週は、感染して医療機関に入院していた患者5人の死亡が発表されましたが、全員が65歳以上の高齢者でした。
仙台市の高齢者施設では新たなクラスターも発生し、これまでに7人の感染が確認されていて、県は、こうした施設で定期的に検査を行うなど対策を強化しています。


【年代別・男女別では】

先週1週間の感染者を年代別にみますと、
▽10歳未満が6人、
▽10代が18人、
▽20代が52人、
▽30代が29人、
▽40代が31人、
▽50代が23人、
▽60代が26人、
▽70代が18人、
▽80代が11人、
▽90代が7人でした。
20代が最も感染者数が多く、全体の2割余りを占めました。男女別では、
▽男性が114人、
▽女性が107人でした。


【感染経路不明は減少】

発表時点で感染経路がわからなかった人は91人と、全体の41.2%を占めていて前の週(47%)と比べると5.8ポイント下がりました。


【市町村別人数】

感染者を市町村別に見ると、
▽仙台市が119人と最も多く、全体の53.8%を占めました。
▽次いで登米市が15人、
▽大河原町が12人などとなりました。


【人口あたり感染者】

5月9日までの直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は宮城県が9.58人と、全国で37番目となっています。