宮城県 新型コロナウイルス 1週間の感染状況(4月12日放送)

【感染者過去3番目に多く】

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宮城県内では4月5日から11日までの1週間に665人の新型コロナウイルスへの感染確認が発表されました。
前の週(※865人)よりも200人減って2週連続で減少しましたが、1週間の感染確認としては過去3番目に多く、感染者数は依然として高止まりの状態にあります。

【1週間死亡者過去最多】

さらに、先週は患者10人の死亡が発表されました。1週間の発表としてはこれまでで最も多く、このうち年代が公表された7人は全員が60代以上でした。

また、仙台市によりますと、4月7日に死亡が確認された60代の男性は入院先や療養先を調整するため外来診療を受診する予定でしたが容体が急変し亡くなったということです。
入院先や療養先を調整している間に死亡した例は県内で初めてです。

【変異株確認相次ぐ】

さらに、先週は変異ウイルスの感染確認も相次ぎました。

イギリスなどで報告された、感染力が従来よりも高いとされる「N501Y」の変異があるウイルスに、新たに9人が感染していたことが分かり、県内でこの変異ウイルスへの感染が確認されたのはあわせて20人となりました。

一方、「N501Y」とは別に、「E484K」のみの変異があるウイルスへの感染状況も分かってきました。
仙台市によりますと、ことし2月から3月25日までに、感染が確認された検体の一部208件を国立感染症研究所で調べた結果、80%にあたる167件がこの変異ウイルスに感染していたことが確認されたということです。
この変異ウイルスは感染力が著しく高まるなどの報告はないものの、ワクチンが効きにくくなる可能性や、再感染しやすくなる可能性などが指摘されています。

一方、県によりますと、仙台市以外ではことし1月から3月前半までに感染が確認された検体、19件を調べたところ、「E484K」のみの変異が見つかったのは3件だったということで、「E484K」のみの変異があるウイルスは、主に仙台市内で感染が広がっているとしています。


【感染経路不明】

発表時点で感染経路がわからなかった人は317人と、全体の47.7%を占め、前の週とほぼ同じ割合となりました。


【高齢者施設等でクラスター】

また、感染者の集団=クラスターは先週9件発生しました。

このうち、
▼接待伴う飲食店のクラスターは
 仙台市で1件(8人)でしたが、
▼高齢者施設は3件あり、
▽仙台市の施設で25人、
▽仙台市の別の施設で13人、
▽多賀城市の高齢者施設で
 7人の感染が、11日までに確認されています。


【年代別・男女別】

先週の感染者を年代別に見ますと
▽10歳未満が38人、
▽10代が43人、
▽20代が86人、
▽30代が111人、
▽40代が85人、
▽50代が82人、
▽60代が76人、
▽70代が66人、
▽80代が48人、
▽90代が30人でした。

また、男女別では
▽男性が333人、
▽女性が332人でした。


【人口10万人あたり感染者】

4月11日までの直近1週間における人口10万人あたりの感染者数を全国で比較すると、最も高いのは大阪府の61.35人で、宮城県は28.84人と全国で5番目に高くなっています。