【仙台 子育て】アナウンサー深澤健太の父子手帳 ②粉ミルクと"全集中"

仙台局アナウンスのスポーツ担当、深澤健太です。
この記事には、“とっておきのスポーツ情報”や“アスリートの秘められた想い”はありません。
2歳と0歳の子育てに悪戦苦闘するパパの等身大の日常をつづります。


「今、話しかけないでくれ」

それほど集中したい瞬間は、世の中に沢山あります。

試験勉強をしている時。
重要な会議の準備をしている時。
推しが出演するドラマを観ている時。

私にとってのそんな瞬間は、“子どものミルクを作っている時”です。

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(写真①:粉ミルクの“全集中”セット)

我が家の粉ミルクの計量スプーンは当然ながら付属品。1スプーンで20ml分。
200ml作る時は粉ミルクを10回すくって哺乳瓶に入れるだけ。実に簡単です。
しかし…

子②「おぎぃゃやゃーーー!!!」
私「今ミルク作るね!1回…、2回…、3回…、よん…」
子①「パパ!“おかあさんといっしょ”が観たい!」
私「わかった!ちょっと待って!」
私「えーーっと…(今、4回目入れたっけ?)」

こんな調子で私のミルクカウントは迷宮入り。
ましてや、夜泣きの時のミルク作りは難易度が跳ね上がります。
泣き叫ぶ子どもと眠気を前に、私の集中力は無力化するのです。

勿論、我が家のキッチンに
回数を減らせる一度の用量が多い計量スプーンがないわけではありません。

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(写真②:様々な種類の計量スプーン)

しかし、なぜでしょう。
これを使うと、負けた気がするのです。

≪父子手帳メモ≫
原材料価格の高騰や急速な円安で、粉ミルクなどの子どもに関する商品もこの秋に値上げ。
ミルクは日常的に使うもの。塵(ちり)も積もれば山となる。子育て世代の家計への負担は大きい。