撮影当時(2015年)
現在(2021年)
大聖堂の前で骨とう品のお店を営んでいたビルさん。イギリス東部のエセックス州から1962年にカンタベリーに移り住み、2人の子どもをこの街で育てました。
開店50周年だった去年は、コロナでほぼ休業。自宅周辺の森を散策し、静かに過ごしたそう。先月、ロックダウンが緩和され、営業を再開できました。
【街の「アート教室」】
撮影当時(2015年)
現在(2021年)
ロンドンから移住して子どもたちにアートを教えていたジャンさん。地元の人たちが温かく受け入れてくれているおかげで経営は順調でしたが、コロナの影響で去年いっぱいで教室を閉じました。
今年1月、陶芸キットを販売して自宅の窯で焼くサービスを始めました。
コッツウォルズ
【街の「クラシックカー」】
撮影当時(2009年)
現在(2021年)
「趣味と実益を兼ねているんだ」と語ってくれた、クラシックカーが趣味のマイケルさん。ロックダウン中にあの愛車をメインテナンス。ボディも塗り直し、ピカピカに!暖かくなったら、ドライブを楽しみたいと話してくれました。
【街の「モーリスダンス」】
撮影当時(2009年)
現在(2021年)
イングランドの伝統的な民族舞踊であるモーリス・ダンス。その起源の詳細は明らかではありませんが、15世紀の記録から、このダンスに関する記述が発見されています。
モーリスダンスチームのリーダー、ティムさん。コロナの影響で、全員で集まっての練習はできません。人通りの少ない早朝に、少人数で踊ったり、我慢の日々です。来月、制限の緩和が進み、全体練習が再開できるのを待ち望んでいます。
グラスゴー
【街の「ライフセーバー」】
撮影当時(2014年)
現在(2021年)
ボランティアのライフセーバー、ジョージさん。川のすぐ近くの官舎に家族と一緒に住み、24時間週7日、たとえ夜中でも電話がかかってきたら出動していました。
2年前に血液のがんが見つかりましたが、半年前まで救命現場に出動していました。40年間の功績が讃えられ、去年12月、スコットランド市民が選ぶ特別功労賞を受賞しました。
【街の「フィドル」】
撮影当時(2014年)
現在(2021年)
「バイオリン」はイタリア語から来た外来語で、スコットランドやアイルランドでは昔から「フィドル」と呼んでいます。
大学でフィドルを弾いていたローラさん。その後、プロの音楽家になりました。コロナで仕事が激減し、苦しい生活が続いていますが、自宅に録音設備を作って、配信を始めました。