街の基礎情報 ファロ


場所:
ポルトガル南部
人口:
約6万人(2017年時点)
景色:
街を支えてきたラグーンによって、たくさんの鳥が集まる「野鳥の楽園」になっています。
人々:
のんびり おおらか
産業:
観光業
交通手段:
電車、バスなど
行き方:
ヨーロッパの主要都市経由で行くことができます。リスボンからは、車でファロへ入ることもできます。
通貨:
ユーロ
1ユーロ約123円(2019年6月10日時点)
ファロは、ポルトガル南部の最大の街です。太陽の光あふれる中、ゆったり、のんびり暮らす、優しい笑顔の人たちと出会います。なんと、この街、渡り鳥が住みついちゃうくらい居心地がいいんだそう
ポルトガル南部
約6万人(2017年時点)
街を支えてきたラグーンによって、たくさんの鳥が集まる「野鳥の楽園」になっています。
のんびり おおらか
観光業
電車、バスなど
ヨーロッパの主要都市経由で行くことができます。リスボンからは、車でファロへ入ることもできます。
ユーロ
1ユーロ約123円(2019年6月10日時点)
ファロの街は、扇形に広がっています。旧市街では、ピンクのお家でオレンジを収穫していた家族や家庭菜園をやっている男性に出会います。旧市街の近くでは、太陽が大好きな画家さんや散歩する赤ちゃんアヒルのバタタちゃんを見つけ、市場をのぞいて「トゥナ」という学生の音楽グループのパフォーマンスを楽しみます。夜、旧市街のほうへ戻ると、昼間に出会ったトゥナの学生たちと再会し、これから愛の告白「セレナータ」のお手伝いをするというのでついていくことに!すてきな笑顔の人々とたくさんふれあいました
街を歩いていると、屋根のあちこちに、街のシンボルであるコウノトリが!また、赤ちゃんアヒルのバタタちゃんだけでなく、白アヒルのジョタジョタとも出会いました。さらに、クジャクがたくさんいる公園も。ファロは、"鳥とともに暮らす街"でした。
ファロの街は、紀元前の古代ローマ時代には交易の要衝として発展。8世紀からイスラム勢力の支配を受ける中、イベリア半島の重要な拠点の一つにすえられ、首都が置かれたこともありました。13世紀、ポルトガル王・アフォンソ3世は、この地を奪還して、国を統一。その後、ポルトガルが、ブラジルなど世界各地に進出し始めた大航海時代に入ると、ファロは再び、交易の要衝となりました。現在は、歴史ある街並みや、浅瀬の海・ラグーンに集まる数々の野鳥にひかれて、国内外から多くの旅行客がやってくる観光地です。
アヒルの赤ちゃんと暮らしている男性と出会いました。アヒルの名はバタタ(じゃがいも)ちゃん。男性にとてもなついていて一緒にお散歩までするんです!また、街のシンボルのコウノトリは本来、渡り鳥なのにここに定住しているそう。住み心地がいいんですね!
38年の歴史がある「ファロ・モータークラブ」。毎年、バイク好きが集まるイベントをファロで催していて、世界中から数万人もが街に集まるんだとか。幹部の男性によると、バイク愛と地元愛から、この活動を始めたそうです。
市場で「トゥナ」という学生による音楽グループと出会いました。演奏のほかに旗のパフォーマンスやダンスなどでお客さんを盛り上げます。夜には、愛する人に歌で心を伝える「セレナータ」のサプライズのお手伝いもするのだそう。
南ポルトガルの伝統料理「カタプラーナ」。カスタネットのような形の鍋を使って、新鮮な魚介類と いもなどを白ワインを加えて蒸し煮にします。魚介類から染み出す うまみが口いっぱいに広がります。
<平均価格 30ユーロ (約3690円)>
たっぷりの水でふやかしたパンを使うのが特徴です。ふやかしたパンをニンニクを加えたオリーブオイルでいため、その上に蒸したエビと生卵、コリアンダーをトッピングします。街の人たちが大好きな優しい味わいです。
<平均価格 12ユーロ (約1476円)>
「ペイシェ グレリャード」とは、焼き魚のこと。水揚げざれたばかりの新鮮な魚を炭火でじっくりと焼き上げます。今回紹介したのは、サバの炭火焼き。ワインに合うシンプルな一品です。
<平均価格 10ユーロ (約1230円)>
ファロからバスで1時間30分の港町サグレスへ、ポルトガル南部の"高級珍味"を探しに行きます!早速、港で出会った漁師さんたちから高級珍味の名は「ペルセベス」と教えてもらい、漁に連れていってもらうことに。"世界の果て"と呼ばれる岬で、漁師さんたちは海に飛び込んで岩によじ登り、岩肌にくっついたペルセベスをガリガリと剥がします。時より押し寄せる大波にさらわれぬように仲間同士で助け合いながら...。取るのが難しいために高級なペルセベス、日本では、その見た目から「亀の手」と呼ばれています。