2018年03月23日 (金)

「任期撤廃」 習主席が目指すのは?

「2期10年まで」---これまで、中国の国家主席の任期については、中国の憲法でこう定められていました。それが、今月開かれた、中国の国会にあたる全人代=全国人民代表大会で撤廃されました。制度上、今の習近平国家主席がいつまでも主席でい続けることが可能になったということですね。

 

そもそも、この任期は、毛沢東が起こした文化大革命で社会に大きな混乱が起きた反省から、1人のリーダーに権力が集中するのを避けようと設けられたそうです。それが無くなることを、中国の人たちはどう思っているんでしょうか・・・?

インターネット上では、「毛沢東の時代に戻ってしまう」と危機感を抱いた人たちが、任期撤廃に批判的な書き込みをしていますが、次々と削除されているそうです。そんな中、「削除されにくい工夫」を施したあるモノがアップされているそうですよ。さあ、いったいどんなものなのでしょうか?

 

人々に不安を抱かせてまで、習主席は、いったい中国をどう導いていこうとしているんでしょうか??3月25日(日)の「せかいま」でお伝えします。

 

 

さて、先週の放送で、シンガポールで日本人の子どもたち向けに防災教育を行っている学習塾についてお伝えしました。塾長の石川晋太郎(いしかわ・しんたろう)さん(41)は宮城県多賀城市の出身。東日本大震災の翌年から、遠く離れたシンガポールで震災の記憶や防災の知識を教えています。

 

実は、石川さん、現地シンガポールの学校でも震災や防災について知ってもらう活動もしています。こちらは、ニーアンポリテクニックという、日本でいう高等専門学校にあたる学校での授業のひとコマです。

 

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東日本大震災でいかに広い範囲で大きな揺れが観測されたかについて石川さんは英語で伝え、さらに、緊急地震速報の仕組みや、テレビやラジオから速報が聞こえてきたときには落ち着いて身を守るよう教えました。この日集まったのは、日本語を学んでいる生徒たち。いつか留学や就職で日本に行くこともあるかも知れないだけに、みんな真剣に聞き入っていました。

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今、日本を訪れる外国人観光客は年間2000万人を超え、政府はさらに、2020年までに4000万人までに増やす目標を掲げています。日本に来る前に、こうして地震への備えを知っておいてもらうことは、とても大切なことだと感じます。

 

授業で石川先生は、震災で多くの人が大切な人を失ったことに思いを馳せてもらいたいという願いを込めて、塾の子どもたちにも出したあの「課題」を、シンガポールの生徒たちにも出しました。

 

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大切な人の「笑顔」を描く、という課題です。この絵を描いていた女子生徒は、

「自分がもし被災したらなんて想像すらできません。実際、たくさんの人がそんな経験をしなくてはならなかった事はとても悲しいです」と話していました。

震災の記憶と、いつか日本に行く時のための防災の知識、シンガポールの生徒たちはその両方を学んでいるようでした。

 

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シンガポールの生徒たちと日本の子どもたちが描いた笑顔の絵は、

東日本大震災の記憶や教訓を伝えるために設置された仙台市の「せんだい3.11メモリアル交流館」で、4月26日から5月13日まで展示される予定です。

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年3月25日のゲストは、八嶋智人さんです。

 

投稿者:芳川隆一 | 投稿時間:14:03


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