2018年3月 8日

2018年03月08日 (木)

激化する宇宙開発競争

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2018年3月4日の出演者のみなさんです。

左から、芳川隆一キャスター、坂下千里子さん、Mr.シップ、ゲストの森迫永依さん、国際部横川浩士デスクです。

 

半世紀前、月面に降り立った人類ですが、今再び月を目指すとのこと。

 

一方で心配なトラブルも。

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※クリックすると続きが読めます。

 

運用を終えた中国の宇宙実験室が落ちてくる?

国際部横川デスクが、宇宙開発の今を解説しました。

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これまでにも運用を終えた人工衛星を意図的に落とすことはありました。

しかし、今回の中国の宇宙実験室はコントロールができておらず、いつどこに落ちるのかわかりません。

 

落下するのは「天宮1号」。全長12メートル、重さが8.5トンほどあります。

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落ちる可能性があるのが、北南米の広い範囲、アフリカやインド、そして日本もその範囲内です。

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ただ、人が住んでいる地域に落ちる可能性は非常に低いです。

この宇宙実験室、中国が独自に開発している宇宙ステーションの一部で、2022年完成を目指しています。

一方、アメリカ、ロシア、日本など15か国が参加して運用しているのが、国際宇宙ステーションです。

こちらの宇宙ステーションは2024年まで運用が決まっていますが、その後の運用については白紙の状態で正式に決まっていません。

 

各国が協力して宇宙開発を進める中、中国は独自の宇宙ステーションを作ろうとしているんです。

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他にも中国版GPS「北斗」も独自で運用していて、宇宙開発をリードするアメリカに並び、世界での存在感を強めようとしているのです。

 

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こちらの図、惑星探査という意味では中国は入っていませんが、有人を打ち上げるという技術、月の表面に無人の探査機を送る技術は、アメリカ、ロシアに並んで成功しています

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ただ、有人の月面着陸に成功したのは、今もアメリカだけです。

 

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宇宙遊泳や月面着陸、懐かしいなぁ。あの頃の宇宙開発、ロマンがあったよなぁ。

 

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アメリカがここまで宇宙開発を進めることができたのは、ソビエトとの競争があったためです。

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「国威発揚・安全保障」という意味が大きかった宇宙開発も、冷戦の緊張が緩和されると、「宇宙空間の活用・国際協力」と実用重視の宇宙開発へとシフトしていきました。

 

そして昨年12月、トランプ大統領が新たな宇宙開発への書面にサインしました。

有人火星探査への拠点として、月に新たな宇宙ステーションを作ろうという計画です。

アメリカは宇宙開発のリーダーであり続けると表明し、中国へ対抗する狙いもあるとみられています。

 

今や、民間企業が進出する宇宙開発ですが、民間でもアメリカの企業がリードしています。 

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宇宙開発が進むにつれ見えてくる課題ですが、「月の資源は誰のものか」ということです。

月には、ヘリウム、アルミニウム、チタン、水が存在するとされています。

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宇宙条約では、月の資源については明記されていません。

 

 

20年、30年後には、宇宙がもっと身近に、当たり前の存在になっているかもしれませんね。

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※リハーサル時の写真も掲載しています。

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:芳川隆一 坂下千里子 Mr.シップ

2018年3月11日のゲストは、藤本隆宏さんです。

 

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:15:55 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


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