2017年01月14日 (土)

指導者の言葉

あるときは、夢や希望を。

あるときは、不安を和らげ寄り添う言葉を。

そしてときには、国民を戦争の道に引き込むような宣戦布告も。

 

一国の指導者の演説は、幾度となくニュースの見出しを飾り、また時代を動かしてきました。

その言葉によって、国がまとまったり、分断されたり…。

 

年明けから、そんな印象深い演説が続いています。

 

まずは、アメリカのオバマ大統領。

個人的には、テレビの前に座って、リアルタイムで聞きたいと思った指導者の1人です。

先週、任期最後の演説を地元シカゴで行い、多様性や民主主義の大切さを訴えました。

団結を呼びかける、理想を掲げてきたオバマ氏“らしい”内容でしたが、当然ながら8年前の熱気はなくなり、

支持者たちの拍手もどこか哀愁漂う静かな幕引きだったように感じました。

 

そのオバマ大統領から功績を称えられ、自由勲章を授与されたバイデン副大統領の演説も印象的でした。

サプライズ授与で即興でのスピーチにも関わらず、自らの半生で起きた出来事などを織り交ぜながら、大統領と過ごした日々に謝意を繰り返しました。要所でジョークを忘れず、聴衆を飽きさせません。笑いあり涙ありの、ベテラン政治家“らしい”味わいが凝縮されていました。

 

また、去る者あれば、来る者あり…で。

トランプ次期大統領の演説は、いろんな意味で毎回釘づけになります。この人の場合、生で聞いていると何が飛び出すのか分からないハラハラ感が満点です。オバマ氏の最後の演説の翌日に開かれた記者会見では、相変わらずの歯に衣着せぬ、こちらは暴言あり罵声ありの、トランプ氏“らしい”派手な言葉が続きました。来週の就任式でも何を語るのか、期待というよりは怖いもの見たさのような気持ちで目が離せません。

 

一方、“らしくない”指導者もいました…。

 

北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長です。

元日の演説で「能力が伴わない悔しさと自責の念の中で去年1年を送った」と、異例の〝反省〟の言葉を口にしたのです。いつも謎に包まれている北朝鮮ですが、これまでの強気な姿勢からは一転、どうも委員長“らしくない”演説は、不気味さを感じさせます。本当に心変わりしたのか、それとも〝反省〟の裏に、何か別の狙いが隠されているのか。今週は、2017年の北朝鮮を展望していきます!

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:10~ 生放送

出演:井上裕貴 坂下千里子 Mr.シップ

2017年1月15日のゲストは、武井壮さんです。

 

投稿者:井上裕貴 | 投稿時間:20:37


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