2020年06月05日 (金)

自宅での楽しみ

「せかいま」の永井です。

 

自宅では、みなさん、いかがお過ごしですか?

ワタクシ、最近、外を眺めるのが楽しみなんです。

先日も…

20200605_shin_001.jpg

夕日を見ることができました!

あまりにもキレイで、地平線に消えるまで見続けてしまいました・笑。

 

あともう一つの楽しみは…

20200605_shin_002.jpg

体重計に乗ること。

体重が変わらぬように気をつけるため、毎日乗るようにしています。

 

ですが、時折…

20200605_shin_003.jpg

こんな顔になってしまうことがありますが…

 

ちなみに、

20200605_shin_004.jpg

Mr.シップも体重が気になっているようです・笑。

 

そんなシップとワタクシですが、

「これでわかった!世界のいま」で会えるのを楽しみにしていますね!

 

 

 

せかいま」のホームページ

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

登録タグ:   

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:42 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年06月04日 (木)

香港を狙う中国の新法制/アメリカが中国を見限った?

20200604_art_001.JPG

2020年5月31日の出演者のみなさんです。

左から、坂下千里子さん、Mr.シップ、永井伸一キャスター、国際部・花澤雄一郎デスクです。

 

この日から、リモート出演を続けていた坂下千里子さんがスタジオに復帰しました。

スタジオ内でも間隔をあけて出演しています。

 

世界の新型コロナウイルス感染拡大が気になりますが、香港では大きなデモがありました。

香港のいまを、若槻支局長に聞きました。

20200604_art_002.png

香港では、新型コロナウイルスの感染と対策として、9人以上で集まることが禁止されていて、しばらく抗議活動は姿を消していました。

しかし、この1週間ほどは連日、小規模ながら各地で抗議活動が行われています。

こうした活動ができるのも、香港が「一国二制度」のもとにあるからと言えます。

しかし今、その「一国二制度」が終わってしまうのではないかという事態になっています。

 

ここから、花澤デスクに聞いていきます。

20200604_art_003.png

「一国二制度」とは「香港は中国の一部ではあるけれども、中国本土とは違う法律・仕組みでやっていきますよ」ということです。

しかし、5月28日、中国で、香港に「国家安全法制」というものを導入することが決まったんです。

 

[中国が導入しようとしている「国家安全法制」がどんなものか、オレが説明するヨーソロー]

 

今まで香港の人々は「一国二制度」のおかげで、自由に中国の政府を批判する集会を開いたり、新聞やテレビで批判することもできた。

ちょっと難しく言うと「高度な自治」ってやつだ。

だから中国の政府は、香港の人々を取り締まれなかったんだ。

そこで中国の政府は香港に「国家安全法制」を導入。

「香港では、今まで中国の法律は適用できなかったんだけど、これは例外なのだ」。

だからこれからは、必要なら中国の治安部門が、香港の中で活動できるんだ!

 

 

中国政府はあくまでも国家安全法制は、国家を分裂させたり、政権を転覆させたりする行為を取り締まるためだと言っています。

しかし、香港の民主派の人たちは「中国政府を批判すること」、「抗議デモ」、「外国に向けて中国の問題を訴えること」、こういうことが罪に問われることになると心配しています。

さらに中国の当局が、香港で直接、逮捕できるようになると懸念されています。

20200604_art_005.png

 

新型コロナウイルスで世界が混乱している中で、なぜ中国は国家安全法制を導入したのでしょうか。

北京にいる中国総局・柳原記者に聞きました。

20200604_art_006.png

ここまで強硬に進めるとは思っていませんでした。

しかし、香港の抗議活動は一向に収まらず、その批判の矛先は中国政府や共産党にも向かっていました。

一部ではありますが、中国国旗を燃やしたり、独立を主張したりする動きまで出てきているとしていて、許容できるレベルを超えたと判断したのだと思います。

世界からの批判は覚悟の上で、力で抑え込む方針をとることになりました。

 

 

「一国二制度」で最も大事なのは、言論や集会の自由です。

今回の事態は非常に深刻で「一国二制度は死んだ」とも言われています。

20200604_art_007.png

この事態に香港の人たちの間には、いいようのない憤りと不安が広がっていると感じます。

去年6月から、香港では大規模で時には激しいデモが繰り返されてきましたが、国家安全法制が導入されると、こうしたデモが大幅に制限されるおそれがあり、いまのように自由にものが言えなくなるという危機感が強まっています。

 

1年前から毎週のようにデモに参加してきた、蕭浩然(しょう・こうぜん)さんです。

20200604_art_008.png

「デモにはできるだけ参加しています。抗議活動の火は消えません」。

中国政府に批判的な議員のスタッフをしながら抗議活動を続けている蕭さん。

いま、全てをなげうって自由な香港を守らなければならないと考えています。

20200604_art_009.png

「香港を取り戻せるならば犠牲もしかたありません。逮捕される覚悟はできています。刑務所に行く心の準備もできています」。

 

一方、抗議活動を続けることに限界を感じ始めている、易卓邦(えき・たくほう)さんです。

20200604_art_010.png

大学卒業後に広告制作会社を立ち上げ「ユーチューバー」として活動してきましたが、去年11月、暴動に関わった疑いで逮捕されました。

若者と警察が激しく衝突した大規模なデモに参加したからです。

今月中旬には「暴動罪」で起訴されました。

20200604_art_011.png

「起訴されてから、私は人生のレールから外れてしまいました。今後の仕事や人生が変わってしまったんです」。

裁判はすでに始まっていて、裁判中は週1回、警察署に行って居場所を報告しなければなりません。

20200604_art_012.png

「暴動罪」の最高刑は、禁錮10年です。

裁判がいつ終わるのか先が見通せず、仕事で海外に行くことも許されません。

易さんは悩んだ末、当面の間は抗議活動への参加をやめることにしました。

20200604_art_013.png

「いくら戦っても効果がありません。どうしたらいいか分からないんです。香港は行き止まりまで追い詰められました」。

 

香港の人たちの選択肢は、多くありません。

将来への強い不安から、香港から出ていこうという動きも出始めていて、台湾やヨーロッパなどへの移住手続きを代行する業者には問い合わせが殺到しています。

そんな中で、抗議活動では「香港の独立を」と、これまであまり見られなかった声が目立つようになりました。

その追い詰められた民主派の人たちが望みを託している手段があります。

20200604_art_014.png

民主派の新聞は、アメリカ大統領に向けて「プリーズ・ヘルプ・アス」=「助けてください」と手紙を書こうと呼びかけています。

民主派の団体などはたびたび会見を開き、国家安全法制の導入を撤回させるため、中国に強い圧力をかけてほしいと、アメリカに訴えています。

香港の人々は、もはや外国の力に頼る以外方法がないと、アメリカの動きを見つめています。

 

20200604_art_015.png

香港の問題も加わって、アメリカと中国の対立はますますエスカレートしています。

双方の強硬な姿勢が、かつてないレベルに達しています。

 

アメリカは、香港に対して、関税やビザを優遇するなどの特別扱いをしてきましたが、これをやめると発表しました。

アメリカが香港の特別扱いをやめると香港のビジネス環境が悪くなり、外国企業が香港で活動したり、投資をすることがしにくくなります。

実は、中国の企業は香港の市場でたくさんのお金を外国から集めていて、それを中国国内で使っています。

そのため香港の市場に魅力がなくなると、中国の経済全体にも打撃になるんです。

さらにアメリカは、中国人留学生を制限したり、中国企業のアメリカでのビジネスを制限する姿勢も示し、中国に対する厳しい姿勢を鮮明にしました。

アメリカと中国はこれまでも「貿易戦争」、「南シナ海・台湾」、「5Gなどのハイテク分野」でも対立してきました。

ただ、そうは言ってもアメリカ政府は、これまでは「結局、最終的には中国とはなんとか付き合っていくしかない」というのが基本的な考えでした。

それが最近、大きく方向転換しました。

トランプ政権が5月20日に出した中国政策の報告書には「アメリカがこれまでやってきた中国政策は甘すぎて間違いだった。期待していても中国は国際ルールを守る国にはならない」と書かれています。

20200604_art_016.png

さらに、「中国はアメリカの国益を傷つける存在だ」とも言っています。

ほとんど中国を見限ったとも言える衝撃的な内容でした。

この厳しい姿勢の背景の1つが、アメリカが抱える軍事面での中国に対する危機感です。

20200604_art_017.png

こちらは日本の周辺の地図です。

グアム、日本、韓国などに基地がありますし、海の上には「動く基地」である巨大な空母があります。

この地域では、これまでアメリカ軍が圧倒的に強い状態でした。

そこで中国が近年、急激に開発を進めたのが「中距離ミサイル」です。

20200604_art_018.png

色々と開発していますが、そのうちの1つは、黄色の線まで届くミサイルです。

非常に精度が高く、動いている空母を撃沈できるとされていて「空母キラー」と呼ばれています。

アメリカの空母がこの中に入ってこられないようにしようという戦略です。

さらに、オレンジの線まで届くミサイルがあります。

「グアムキラー」と呼ばれ、アメリカ軍基地があるグアムも狙えます。

ミサイルは、数でもアメリカを圧倒しています。

20200604_art_019.png

いっぺんに撃たれたら、アメリカ軍でもミサイルを全て撃ち落として空母を守ることはできないと言われています。

つまり、空母がこの範囲に入ると撃沈されるおそれがあるということで、外に出ざるを得なくなります。

アメリカ軍はこの地域で圧倒的に強かったのですが、いつの間にか、かなりまずい状況になったという焦りも感じます。

 

中国は、アメリカとどこまで対立していく構えなんでしょうか。

20200604_art_020.png

中国が軍事力への自信を深めていることは確かです。

ただ、アメリカとの対立は織り込み済みとはいえ、軍事衝突は避けたいのが本音です。

それでも、アメリカが台湾にさらに支援するなど、中国にとって譲れない一線を超えてきた場合には緊張が一気に高まることもあり得ます。

今更、香港の国家安全法制を引っ込めることはありえませんが、対立が決定的にならないように、アメリカを過度に刺激していくことは避けていくと思います。

同時に中国への批判が広がらないように、各国の対応にも神経をとがらせています。

経済での関係をちらつかせながら他の国に働きかけて「なるべくアメリカを孤立させていく」、中国は今後、そうしたしたたかな戦略をすすめていくと思います。

20200604_art_021.png

こういう様々な対立の緊張状態にある上に、今回の香港の問題がさらに加わったというのが現状です。

特にアメリカはこの報告書にあるように、これまで以上に中国に厳しい姿勢で臨もうとしています。

アメリカ国内世論は中国に対してより厳しくなっていて、議会はトランプ大統領以上に中国に厳しい姿勢です。

そしてトランプ大統領としても中国に対して厳しい姿勢をみせることは、ことし11月のアメリカ大統領選挙にもプラスになるという計算もあります。

つまり、アメリカ側にも、ブレーキはほとんど見当たらない状況です。

20200604_art_022.png

世界をリードしてきたアメリカと、それに挑戦する中国が対立するのは必然でもあります。

放置すればエスカレートしていく危険な状況です。

秩序に挑戦する中国にはいま、世界中で警戒感が高まっています。

日本はそうした各国と連携して中国に対して声をあげ、協調に導いていけるのか、私たちの危機意識が問われています。

 

 

 

【この日の時間割】

1.どうなる一国二制度 香港を狙う中国の新法制

  アメリカが中国を見限った?

2.感染拡大続くブラジル「それでも経済を!」

 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

登録タグ:   

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:45 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2020年05月30日 (土)

週刊Mr.シップ 第二百九回 「香港の自由は」

20200530_4koma_honkonnojiyuha.jpg

 

「自由」ってのは、失って初めて、その大切さに気づくんだヨーソロー。

登録タグ:   

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:33 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2020年05月29日 (金)

空を見上げたら...

「せかいま」永井です。

きょうのお昼、空を見上げたら…

20200529_shin_001.jpg

飛行機がスモークを出しながら飛んでいる姿が!

 

これは、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が、

新型コロナウイルスに対応する医療従事者などに感謝と敬意を示すために、

都心の上空を飛行したそうです。

20200529_shin_002.jpg

 

まだまだ続く新型コロナウイルスとの闘い、

様々な現場で頑張る皆さんを、

Mr.シップと永井も応援してます!

20200529_shin_003.jpg

「せかいま」のホームページ

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

登録タグ:   

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:57 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年05月28日 (木)

防げ!感染再拡大 タイ&ドイツの取り組み

20200528_art_001.JPG

2020年5月24日の出演者のみなさんです。

左から、国際部・花澤雄一郎デスク、Mr.シップ、坂下千里子さん、永井伸一キャスターです。

坂下千里子さんは、新型コロナウイルスの感染防止のため、テレワーク出演しました。

 

放送日時点で、日本の緊急事態宣言の解除は、残り東京など首都圏1都3県と、北海道となりました。

 

新型コロナウイルス感染対策の参考となる海外の例を、国際部・花澤デスクが解説しました。

20200528_art_002.png

経済を徐々に再開させる一方で、第2波は防ぎたいということで、いま盛んに言われているのが「新しい日常」、感染拡大を抑える生活、社会のあり方です。

東南アジアのタイと、ヨーロッパのドイツで見ていきます。

 

まずはタイの感染者のグラフを見てみます。

20200528_art_003.png

1日の感染者数が少なくなったことから、5月3日から、経済活動を段階的に再開しました。

その後3週間経ちますが、感染者数は一桁の日が続いていて、第2波を防いでいると注目されています。

タイではどうやって第2波をおさえているのか、バンコクにあるアジア総局の藤田記者に聞きました。

20200528_art_004.png

タイでは「工夫して暮らすこと」で、第2波を防いでいるんです。

 

バンコクの鉄道の駅では、37度5分以上の熱がある人やマスクをつけていない人は乗車できません。

車両の座席も、一席ごとに間隔を空けて座るよう配置されています。

20200528_art_005.png

ピーク時の乗車人数を、感染拡大前の4分の1程度にまで制限しています。

 

エレベーターでは、足元にあるペダルを踏むと扉が開き、中でもペダルを踏むことで目的の階を指定できるようになっています。

 

およそ2か月ぶりに営業を再開した商業施設でも、新たな対策で感染を抑え込もうとしています。

ショッピングモールに入る際は、携帯電話でQRコードを読み取って入館手続きをします。

客が入店と退店の登録を行うことで、混雑状況がわかるほか、誰が、いつ、店に立ち寄ったのか把握して、クラスター対策に役立てています。

さらに、ひとりひとりの足元を消毒する徹底ぶりです。

20200528_art_006.png

店内ではロボットが巡回しています。

20メートル以内にマスクをしていない人がいればタイ語と英語で注意します。

20200528_art_007.png

「(タイ語&英語)マスクをつけてください」。

マスクを着けると、警告が止まります。

マスクの確認だけでなく、体温を測定しています。

 

タイではすでに5月3日の時点で、店内での食事が可能になりました。

テーブルとテーブルの間には、ついたてをたてて、隣り合って座らないようにシールも貼られています。

20200528_art_008.png

しかし、夜の街のバーなどの飲み屋といった繁華街のお店は、まだ閉鎖されたままなんです。

こうした対策をとるタイですが、場所によっては混雑するなど、完ぺきとまではいえません。

今後も「新しい日常」を徹底できるかが焦点となっています。

20200528_art_009.png

マスクとか人との距離とか、みんな分かってはいることですが、タイではそれをより守れるようにする細かい工夫が見られましたね。

私たちにも色々なヒントがありました。

そして、それをどれだけ徹底できるかということですね。

 

 

続いてはドイツの「新しい日常」を見ていきます。

ドイツの感染者数のグラフです。

20200528_art_010.png

一時期に比べて、だいぶ減ってきたことを受けて、先月20日から一部の店舗が再開しています。

第2波を抑える徹底した対策の様子を、ドイツのベルリン支局・山口支局長に聞きました。

20200528_art_011.png

ドイツではレストラン、カフェなども、州ごとに営業を再開しています。

これを受けて、街なかには人通りが戻ってきました。

 

買い物客がショッピングを楽しみ、日常の風景が戻りつつあります。

レストランも営業を再開し、大勢の人でにぎわっています。

20200528_art_012.png

「外で飲むのは久しぶりよ。すばらしいわ」。

「天気もよくて良い気分だよ。感染対策は忘れちゃいけないけどね」。

 

感染対策も怠ってはいません。

こちらの店では、席と席の間をあけるため、客席をおよそ6割減らしました。

20200528_art_013.png

多くの人が触れるテーブルの上の塩やこしょうもなくしています。

「感染対策の規則を守るのは義務ですし、すべてやっています。いつになるかは分かりませんが きっと元通りになると思います」。

 

ドイツは、感染の第1波でも十分な備えをしてきましたが、さらに第2波に備えて行っている「新しい日常」が「PCR検査と暮らす」です。

20200528_art_014.png

ドイツでは、大量のPCR検査を行っています。

最大で、1週間に100万件のPCR検査が可能です。

なるべく早く感染者を見つけて自宅などに隔離するためです。

PCR検査では、まず検体を採取しますがドイツでは医師の判断で行われ、通い慣れた近所の「かかりつけ医」のもとで受けることができます。

大量の検体を検査・判定するのは「民間の研究所」。

普段は血液の分析などを行っているところです。

現在は、ドイツ国内の100を超える民間の研究所が、新型コロナウイルスのPCR検査を大量に行う態勢に切り替え、こうした研究所が採取した検体の9割以上を検査しているんです。

研究所のなかには、夜間や休日も検査を行っているところもあります。

検査態勢の充実ぶりに、研究所でつくる協会の幹部も自信を見せています。

20200528_art_015.png

「これはドイツのさまざまな検査機関が力を合わせて達成したすばらしい業績です。十分な設備と、有能でやる気のあるスタッフによって可能になったのです」。

 

さらに、ドイツ政府は症状がない人へも検査を広げていく方針です。

例えば高齢者施設や病院などの入所者や患者については、入る前にまず検査する方針です。

場合によっては、症状が無くても職員を含めて全員の検査を定期的にすることも検討しています。

さらに、民間の研究所での大量の検査・分析を可能にしているものがあるんです。

それが「全自動PCR検査機」です。

こちらは全自動のPCR検査機の1つで、日本のメーカーのものです。

20200528_art_016.png

このメーカーのものは、フランスやイタリアをはじめ多くの国で使われています。

手作業に比べて数倍から数十倍の処理能力があるそうです。

全自動検査機はドイツを始め、欧米ではすでにかなり使われていて、大量の検査数を支えています。

日本では、まだほとんど使われていなくて、ようやく導入されつつあるというところです。

そして、感染者が街中にたくさんいるかもしれないと思うと、人々は警戒してあまり外出せず、経済もなかなか回復しないと言われています。

だから「経済回復のためにもPCR検査を増やすべきだ」という声が日本でも上がっています。

欧米などではそれが既に実践されています。

 

さらにドイツは、第2波が起きたときの備えも着々と強化しているんです。

 

それは、集中治療用のベッドの増加です。

現在、4万床あり、第1波のピーク時にも1万床ぐらいの余裕がありました。

それでも、ドイツはさらに増やして5万6,000床までにする目標を掲げているんです。

第2波を防ぐ措置、そして第2波が起きた場合の備えを、緻密に着々と進めています。

20200528_art_017.png

ドイツ政府は「第二波は必ず来る」と警戒を呼びかけています。

この徹底した対策は、それだけ「経済の再開はリスクが大きい」と心配していることを表しています。

私たちも、「大きなリスク」をしっかりと自覚できるかどうか、それが「新しい日常」の鍵を握っているようです。

 

 

 

【この日の時間割】

1.防げ!新型コロナウイルス 感染再拡大 タイ&ドイツの取り組み

2.“ほめられたい” あの国 EUが警戒 

20200528_art_018.png

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

登録タグ:   

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:17:03 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2020年05月23日 (土)

週刊Mr.シップ 第二百八回 「みんなで頑張る」

20200523_4koma_minnadeganbaru.jpg

 

日曜日の放送では、他の国がどんな対策をしているのか、お伝えするヨーソロー。

登録タグ:  

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:21:15 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2020年05月22日 (金)

アピール...

「せかいま」の永井です。

自宅で過ごす時間が長くなると、

ついつい部屋が散らかったままになりませんか?

 

でも意外なことが判明しました!

Mr.シップは、掃除が好きなようなんです!!

20200522_shin_001.jpg

整理整頓もしたみたいで、キレイな部屋になりました!!!

20200522_shin_002.jpg

 

ただ、「オレがやったんだ、ほめてくれ」って、アピールしてくるんですよね…

そういえば、いま世界を見渡してみると、

“自分の成果をアピールしている国”があるような…

 

その国とは…今週の「これでわかった!世界のいま」、お楽しみに!

「せかいま」のホームページ 

20200522_shin_003.jpg

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

登録タグ:  

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:21 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


  
2020年05月21日 (木)

新型コロナウイルス 第2波 再拡大おそれ警戒続く

20200521_art_001.JPG

2020年5月17日の出演者のみなさんです。

左から、国際部・花澤雄一郎デスク、Mr.シップ、坂下千里子さん、永井伸一キャスターです。

坂下千里子さんは、新型コロナウイルスの感染防止のため、テレワーク出演しました。

 

日本では14日、39の県で緊急事態宣言が解除されました。

 

世界中でも徐々に、いろいろな制限が緩和される動きがみられますが、一方で、第2波への不安が高まっています。

国際部の花澤デスクが解説しました。

20200521_art_002.png

 

2つの地域「韓国」と中東地域の「イラン」の事例を見ていきます。

20200521_art_003.png

まず韓国を通して見ていくのは、さまざまな制限が解除された後の「気の緩み」についてです。

 

ソウル支局・徳田記者に聞きました。

20200521_art_004.png

 

こちらは、韓国で感染が確認された人の、日ごとのグラフです。

20200521_art_005.png

韓国の感染拡大のピークは、ことし2月末でした。

このときは1日でおよそ900人が確認されましたが、先月に入ったあたりから、感染拡大の勢いが弱まり、新規の感染者数が1ケタとなる日が増えてきていました。

その背景には、大量のPCR検査や、軽症者の受け入れ先の整備の徹底などがありました。

5年前、MERS(マーズ)コロナウイルスの流行で38人が死亡した韓国は、その教訓を生かすことができたと言えます。

ところが、諸手を挙げて喜ぶ状況にはなりませんでした。

 

ソウルのイテウォンという繁華街にあるナイトクラブでの集団感染が発覚したのです。

韓国政府が「感染防止と経済の両立」をかかげて、さまざまな制限を大幅に緩和した矢先のことでした。

客やその家族、100人以上の感染が確認されました。

ソウルから遠く離れた南部プサンで、ナイトクラブの客から親戚の1歳の子どもが感染する事例も報告されるなど、感染が各地に広がりました。

20200521_art_006.png

このため、急激に第2波への不安が高まっているんです。

 

感染が広がったイテウォンは、日本でいう東京の六本木のような繁華街で、以前は若者や外国人でいつもにぎわっていました。

普段は肩がぶつかるくらい人でにぎわう通りも、今はガラガラで、少し暗い印象があります。

20200521_art_007.png

「新しい感染者です。全員、ナイトクラブと関連がありそうで、感染拡大が懸念されます」。

ソウル市は制限を緩和したばかりだったナイトクラブなどに対し、再び営業禁止を命じたのです。

 

20200521_art_008.png

「もっと商売が厳しくなります。回復しつつあったのに、若者たちが気をつけるべきでした」。

「売り上げが、ほぼなくなりました。ここまでひどいのは初めてです」。

 

一方で、イテウォンから8キロほど離れたヨンドゥンポという繁華街に行ってみると、まったく違う印象を受けます。

営業しているお店が多くて明るい印象です。

政府が密集した場所には行かないようにと呼びかけてますが、実際にはかなり密集したような状況になっています。

20200521_art_009.png

「(集団感染が起きて)怖いけど、家にいるばかりでは退屈です」。

営業する店側も深刻には受け止めていないように感じました。

20200521_art_010.png

「ここは飲食店街で、普通の食堂がほとんどです。ナイトクラブなどとは全然違うから大丈夫ですよ」。

ナイトクラブから始まった感染は、国内全体のピーク時と比べればわずか5%。

そのため、市民の間ではあまり危機感が広がらず、全体的に「緩んでいる」ようです。

 

 

韓国は検査の徹底に加え、感染が疑われる人の行動を携帯電話の位置情報などを通じて監視し、感染拡大を防いできました。

20200521_art_011.png

ムン・ジェイン大統領は「韓国の感染対策は世界の模範になっている」と成果を誇り、社会にも感染を抑え込んだという自信が広がっていました。

それが今回のナイトクラブでの集団感染につながったのだと思います。

一度緩んだ警戒はまだ戻りきっていないようで、さらなる感染拡大を抑えられるのか、懸念する声が強まっています。

 

韓国の感染はどう増えていくのかどうかは分かりませんが、その危うさは指摘されています。

実際に感染を抑え込んだ事実や、政府のメッセージが、感染に対する人々の「気の緩み」をどうしても生んでしまう、ということがよく分かります。

やはりワクチンや薬ができるまで、コロナとの戦いは終わりません。

どんなに感染を抑え込んでいても、クラブはもちろん飲み会などの濃厚な接触というのは大きなリスクになることが分かります。

 

 

続いて、中東の第2波の状況を見ていきます。

キーワードは「経済優先」。

イランの状況について、対岸にあるドバイ支局・吉永支局長に聞きました。

20200521_art_012.png

イランは2月から急速に感染が拡大しました。

欧米より先に拡大が進み、死者は中東最大の6,900人余り。

ピーク時の3月下旬は1日3,000人を超える感染者が確認されていました。

政府が外出規制などの対策をした結果、先月からは減少傾向になったものの、依然として1日の感染者は1,000人を超えていました。

20200521_art_013.png

しかし、イラン政府は経済活動の再開に舵をきってしまったんです。

 

首都テヘランは、4月中旬に外出規制が緩和され、企業や商店の営業が許可されました。

街では肩が触れ合うほどの混雑も見られ、道路も渋滞しています。

こうした状況に、ある医師は危機感を募らせていました。

「社会活動が戻っていっても、いまの状況では第2波が起こる可能性は極めて高いでしょう」。

 

そして、案の定、感染者は再びこのような状況になってしまいました。

20200521_art_014.png

感染者が再び増加傾向になり、最近では第2波ともいえる状況になったんです。

経済活動の再開で、人と人が接触する機会が増え、感染が拡大したとみられます。

感染が特に深刻な9つの都市で、再びロックダウンを行う事態になっています。

 

[イランが、どうして経済活動の再開を急いだのか、オレが説明しヨーソロー]

イランを苦しめているのは、新型コロナウイルスだけじゃないんだ。

それは感染が広がる前から続いているアメリカの経済制裁なんだ。

経済制裁でイランのお金の価値は暴落し、物価が急上昇。

経済は厳しい状況だったんだ。

そこに新型コロナウイルスが広まって、人々の暮らしはどんどん悪化。

これを食い止めるためにも、早く経済活動を再開させたかったんだヨーソロー。

 

 

シップが説明した背景もあり、イランの政府は予防策を訴えるくらいしかできることがないというのが実情です。

そして、中東諸国ではイランほどではないにせよ、今、経済的に追い詰められている国が増えています。

20200521_art_016.png

原油価格が低迷していることが経済を直撃していているんです。

こうしたこともあって経済活動の再開に踏み切る国が増えていて、その後、感染者が増えるという状況が起きているんです。

イランの対岸、UAE=アラブ首長国連邦でも、同じような状況です。

20200521_art_017.png

UAEの日ごとの感染者を示したグラフです。

これまでドバイでも、先月まで外出は3日に1回、散歩もダメ、という厳しい措置をとってきましたが、徐々に緩和されています。

 

ドバイ最大級のショッピングモールでは、小売店やレストランが徐々に再開。

検温やマスクの着用を徹底しています。

店の入り口には、それぞれの店舗に入ることができる買い物客の数が表示されています。

20200521_art_018.png

また、床に印をつけて、買い物客の距離を空けたり、テーブルの間隔を空けたりして、対策をしていました。

 

こうした対策をとっても感染者は増えているんです。

この時期、イスラム教の人たちは親族が集まって食事やお祈りをするんですが、政府は「集まるのは5人まで」と呼びかけています。

しかし、実際には30人もの人が集まって感染が起きたりというケースが起きています。

義務化されているマスクをしていても、口や鼻を覆っていない人が増えています。

政府が経済の再開を進めることで、人々は動き出しましたし、それが緩みにもつながってしまった、と言うことだと思います。

経済と感染対策の両立の難しさが浮き彫りになっています。

 

20200521_art_019.png

経済が悪化すればするほど「経済を優先したい」という圧力が強まります。

経済の悪化を抑えることは感染対策に直結します。

そして「緩んじゃダメ」といくら言ってもこれを止めるのも容易ではありません。

新型コロナウイルスとの戦いはまだ始まったばかりです。

経済を動かしながら緩みを抑える。

長期戦を戦うには、ひとりひとりが油断せずに感染対策を徹底することが求められています。

 

 

 

【この日の時間割】

1.新型コロナウイルス 第2波 再拡大おそれ警戒続く

2.あすWHO総会 国連への影響力強める中国

 

20200521_art_020.png

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:16:48 | カテゴリ:せかいま美術館 | 固定リンク


  
2020年05月16日 (土)

週刊Mr.シップ 第二百七回 「経済悪化で...」

20200516_4koma_keizaiakkade.jpg

 

経済活動を再開させた国では、感染の第2波は起きていないのかヨーソロー?

登録タグ:   

投稿者:Mr.シップ | 投稿時間:20:21 | カテゴリ:週刊Mr.シップ | 固定リンク


  
2020年05月15日 (金)

ここでクイズです!

「せかいま」の永井です。

自宅での過ごし方、ワタクシの知り合いで、

家族で「クイズ」を出しあって、楽しんでいるという人がいました。

 

ということで、Mr.シップとワタクシからもクイズです!

今から出すものを、アルファベット3文字で答えてくださいね!

20200515_shin_001.jpg

続いては、

20200515_shin_002.jpg

もう一つ、

20200515_shin_003.jpg

分かりましたか???

 

正解は…

17日(日)放送の「これでわかった!世界のいま」をご覧ください!

 

「せかいま」のホームページ 

 

 

これでわかった!世界のいま

NHK総合 日曜午後6:05~ 生放送

出演:永井伸一 坂下千里子 Mr.シップ

 

 

登録タグ:   

投稿者:永井伸一 | 投稿時間:15:36 | カテゴリ:永井伸一の目指せ100点満点! | 固定リンク


カテゴリー

新着記事

ブログ内検索

カレンダー

2020年06月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

バックナンバー


RSS

page top