青天を衝け

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今週の栄一 栄一に起きた出来事をピックアップ
今週の栄一

明治元(1868)年、慶喜の計らいで、駿府藩に残るよう命じられる。勘定組頭を申し付けられるも、「百姓か商いをして過ごしたい」と断る

水戸は天狗党の一件が火種となり、武田耕雲斎の孫らが報復に明け暮れているという。今そなたを水戸にやれば、きっと民部公子に重く用いられよう。さすれば必ずや妬まれ、平岡の二の舞になりかねぬ。(大久保一翁)

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おぼし召し通りとどまります。しかし、勘定組頭への仕官は辞退させていただきたい。禄をいただくことなく、この地で百姓か、あるいは商いをして、心穏やかに余生を過ごしたく存じます。(篤太夫)

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新政府が貸し付けた太政官札による借金から駿府藩を救おうと、残りの預かり金と商人から集めたお金で“合本”の商いを始めるため、銀行と商社を兼ね備えた「商法会所」を設立する

これはただの借金です。返すことができなければ、駿府は破産しますぞ。(篤太夫)

頼む渋沢、駿府を救ってくれ! 今週の栄一

太政官札をこの渋沢に預けていただきたい。某(それがし)は、この駿府藩の預かり金と、ここにおられる商人の皆さまの金をできるだけ多く集め、西洋でいうところの“コンパニー”を始めさせていただきたい。日本でいうなら、力を合わせて元手を合わせる。“合本”の商い所。(篤太夫)

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東京の三井組事務所を訪ねて三井組番頭・三野村利左衛門に会い、三井がつくった太政官札を正金に替えてもらう。できた正金で、〆粕(しめかす)やぬかなど、米や茶を作るのに欠かせないものを買い入れる

今週の栄一

三井がつくられたというこの太政官札を正金に替えていただけぬかとご相談に参りました。(篤太夫)

んーー?札の額面より2割も安いではないか 今はそれくらいが相場でござんしょ
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商法会所で、武士は刀を捨ててそろばんを、商人は金儲けだけでなく、駿府の一端を担うという誇りを持ち、みんなで手を組み、新たな商いのさきがけとなろうと話す

武士も商人も上も下もない。まがりなりにもこの世は変わった。これからは武士も商人も互いに良いところを認め合い力を合わせて共に働くんです。(篤太夫)

刀を捨て、そろばんだと?

合本がえぇあんばいに転がりゃあ、きっと日本中がまねすることにならぁ。おもろい。渋沢様、この茶問屋萩原四郎兵衛、この先は矜持(きょうじ)を持ってご協力いたしまする。(萩原)

篤太夫、何から始めればよいのか、教えよ 川村様! 今週の栄一

俺は、平岡様の命も守れず、戦でも死に損ない、徳川に捧げられなかった命を持て余して、ここに来た。皆そうだ。ただ禄がほしくて流れてきたのではない。徳川のために、なにかできぬかと…。(川村)

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