青天を衝け

紀行

第41回「東京都台東区」
2021年12月26日

91年の激動の生涯に幕を下ろした栄一。斎場から墓地までの沿道は、栄一を慕う4万もの人々で埋め尽くされました。

今は東京都台東区の谷中霊園で、愛する家族と共に静かに眠っています。

栄一について、敬三は息子の雅英(まさひで)さんにこう語っていました。

雅英さん「(敬三は栄一のことを)『あの人は真剣勝負をした人だ』とよく言っていました。すべての仕事を命懸けでやっていたという意味なんだと思うんですよね。『とても俺はかなわない』というふうな意識を。栄一に対しては、敬三はものすごく尊敬と愛情を持っていたんでしょうね。逆境に対しては歯牙にもかけないという感じでね。どんどん前進する、スケールの大きな守備範囲の広い、信じられないような活動家でしたよね」

栄一が夢見た日本の未来は、今を生きる私たちに託されたのです。

渋沢栄一の墓(谷中霊園)

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