青天を衝け

紀行

第19回「兵庫県姫路市・高砂市」
2021年6月20日

兵庫県姫路市。木綿の一大産地だった播磨国(はりまのくに)。

姫路藩は木綿の専売で藩の財政を立て直しました。木綿の取り引きが盛んに行われていた面影が、「綿町」という町の名前に残されています。

この地で作られた木綿は、薄地で柔らかく、遠く離れた江戸でも人気を博しました。

姫路城
姫路木綿

栄一は、播磨の一橋領内で生産される木綿に着目します。

江戸時代、加古川水運の集積地であった高砂市は、人や物資が集まり、大いににぎわったといいます。

高砂市内の今市に、栄一は会所を開設し、木綿をまとめて買い取ることでその価値を高めました。

今市地区(高砂市)

さらに、商売を円滑に行うために、藩札(はんさつ)を発行。木綿の商いを成功させ、一橋家に富をもたらしました。

栄一は、父のもとで磨いた商才をこの地で発揮することとなったのです。

  • 姫路城

    JR「姫路」からバス「姫路城大手門前」下車 徒歩5分

  • 今市地区

    山陽電鉄「伊保」下車 徒歩10分

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