青天を衝け

紀行

第8回「滋賀県彦根市」
2021年4月4日

滋賀県彦根市。この地は、江戸時代を通して井伊家が治めました。

井伊直弼は、城内にある槻(けやき)御殿で生まれました。17歳のときに父を亡くし、城下町にあった控え屋敷に移り住みます。

槻御殿(楽々園)

自らを花の咲くことのない埋もれ木に例え、「埋木舎(うもれぎのや)」と名付けたこの屋敷で、直弼は禅や居合、能などの修練を重ねました。

埋木舎

特に茶の湯に打ち込んだ直弼は、屋敷に茶室を増築。流派を立てるほど情熱を注ぎました。

井伊家の菩提寺の一つ、龍潭寺(りょうたんじ)には、直弼がたびたび茶会を催した部屋が残されています。

龍潭寺
飄々庵(ひょうひょうあん)
井伊直弼が茶の湯を楽しんだ茶室

兄の急死により、藩主に就任した直弼。彦根から遠く離れた江戸の地で、国難を乗り越える道を模索していきます。

  • 埋木舎

    JR「彦根」下車 徒歩15分

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