青天を衝け

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出演者発表 第3弾

栄一×慶喜の人生が交わる舞台
〜江戸・京で出会う人々〜

血洗島の百姓として育った渋沢栄一は
やがて江戸そして京へ飛び出し、徳川慶喜の家臣へ。
攘夷と倒幕に揺れる政治の中心地、
江戸・京で活躍する主な登場人物をお知らせいたします。

< 江戸幕府 >

磯村勇斗

第十四代将軍

徳川家茂(とくがわ・いえもち)

磯村勇斗(いそむら・はやと)

江戸幕府第14代将軍。将軍継嗣問題で徳川慶喜の対立候補となるも、大老・井伊直弼(なおすけ)の計略によって、若くして将軍の座についた。公武合体のため皇女・和宮と結婚。やがて将軍後見職に付いた慶喜に支えられるが、自身の無力さを嘆き、発奮する。

【コメント】
今回、初めての大河ドラマ出演ということで、お芝居以外にも身に付けることがたくさんあり、しっかり体になじませて撮影に臨みたいです。
若くして将軍になった家茂は、終わりゆく幕府の時代を苦悩しながらも人の心に寄り添い、一生懸命胸を張って生きようとしていたと思います。
徳川第14代将軍を演じるからには、家茂に恥じぬよう短い生涯の生きざまを責任を持って生きたいと思います。

深川麻衣

家茂の正室

和宮(かずのみや)

深川麻衣(ふかがわ・まい)

孝明天皇の妹宮。幼いころより許婚(いいなずけ)がいたにもかかわらず、幕府が目指す公武合体の象徴として、将軍・家茂との縁組みが浮上。和宮は固辞するもかなわず、泣く泣く降嫁した。しかし、家茂の誠実な人柄に触れ、次第に心を開いていく。

【コメント】
時代の波の中で、志を持ち懸命に生きる人々の姿を描く時代劇は、昔からずっと憧れでした。
今回、大河ドラマというすばらしい現場で、錚々(そうそう)たる皆さまとご一緒できる喜び。そして実在した方を演じるという責任の重み。どちらもしっかりとかみしめながら、日々の撮影に臨みたいと思います。
史実では、和宮は悲劇の皇女として描かれていることが多いですが、この作品を通して、時代に翻弄されながらも強く生きた和宮の人生に寄り添いながら、悲しみだけでなく、葛藤の先にある幸せも表現できたら…と思っています。

< 水戸藩・一橋家 >

中島 歩

慶喜の兄

徳川慶篤(とくがわ・よしあつ)

中島 歩(なかじま・あゆむ)

第9代水戸藩主・徳川斉昭(なりあき)の長男。父・斉昭が隠居を命じられたことで家督を相続するも、老公として君臨する父に振り回されがち。安政の大獄では登城禁止に処された。後に藩内で巻き起こる、天狗(てんぐ)党の乱を抑えることができず苦心する。

【コメント】
ただでさえ混沌とした時代に、強烈な父と才気あふれる弟に挟まれた長男、慶篤が抱えていたものはいかなるものか。
竹中さん、草彅さんの間に立つと自然とそう考えてしまいます。
お二方の胸を借りるつもりで、慶篤がどんな生き方をしたか僕なりに表現できたらと思っています。

板垣 李光人

慶喜の弟

徳川昭武(とくがわ・あきたけ)

板垣 李光人(いたがき・りひと)

第9代水戸藩主・徳川斉昭の十八男。慶喜の異母弟にあたり、幼名は松平昭徳(あきのり)。将軍となった慶喜の名代としてパリ万国博覧会へ出向くことになり、随行した栄一と特別な絆を結んだ。大政奉還によって帰国を余儀なくされ、最後の水戸藩主となる。

【コメント】
この度、徳川昭武を演じさせていただく板垣李光人です。
昭武は兄である慶喜に才を見いだされ、慶喜の代理として栄一と共にパリへ向かいました。
そんな内からにじみ出る、ある種のカリスマ性を宿らせつつ、さまざまなものと丁寧に向き合いながら演じていきたいと思っています。
そして、すてきな先輩方と共に作品を作れることがとても楽しみです。

遠山俊也

一橋家家臣

猪飼 勝三郎(いかい・かつさぶろう)

遠山俊也(とおやま・としや)

一橋家の側用人。若かりし小姓時代、慶喜に怪我(けが)をさせるという失態をおかすが、戒めることなく寛容に受け入れた慶喜にほれ込む。いかにも人のよい性質で、一橋家に仕官したばかりの栄一や喜作の世話をあれこれと焼く。

【コメント】
監督・プロデューサーから「いい人です…あまり文献に残っていませんが…いい人です」。
俄然楽しくなってきました。
幕末の「いい人」猪飼さんの中にも熱き血潮はたぎっているはず…が、それは全面には出さず一橋家家臣としての絶対的誇りも隠し持ち、二人の渋沢さんを少しずつ愛していきたいです。そして何より実際の猪飼さんがきっとそうであったように二人から少しずつ愛されるように演じられたらと思っています。
文献には残らなくても二人の渋沢さんの心に残りますように。

波岡一喜

一橋家家臣

川村 恵十郎(かわむら・えじゅうろう)

波岡一喜(なみおか・かずき)

慶喜の側近・平岡円四郎の部下として柔軟に動き、鋭い目つきで情報収集に努める。江戸の酒場で見かけた、威勢のいい栄一と喜作に最初に目を付けた。攘夷派から命を狙われる円四郎のそばに付き、護衛を務める。

【コメント】
「平清盛」以来、2度目の大河ドラマに出させていただくことになり、ただただうれしい限りです。
堤さん演じる平岡円四郎にしっかり付いていき、吉沢さん演じる渋沢栄一と共に幕末の未来を見つめて2021年を過ごしたいと思います。

< 薩摩藩 >

池田成志

国父

島津久光(しまづ・ひさみつ)

池田成志(いけだ・なるし)

息子である薩摩藩主・茂久(もちひさ)の後見となり、「国父」として藩政を動かす。公武合体を推進するため、薩摩より兵を率いて上洛した。雄藩による政治参画を実現するため「参与会議」を発足させる。参与メンバーである慶喜とは横浜鎖港をめぐって対立する。

【コメント】
島津久光。明治維新を取り巻く輝かしい人々の中で、どこか頑なで、意固地な方って印象を持っているのは、何故なのか? これまでのドラマなどの影響なのでしょうか? 今回やらせていただくうえで、こんなことを考えると、薩摩弁の難しさも相まって、なんかとてもプレッシャーを感じます。でもその難しさは、彼らが生きてきた難しい時代の悩みに比べたら、なんてことないですよね。はい。せめて生き生き演じられたらと思っております。

博多華丸

薩摩藩士

西郷隆盛(さいごう・たかもり)

博多華丸(はかた・はなまる)

久光が目指す公武合体実現のため、流罪を赦免されて藩政に復帰。大坂にある薩摩藩士・折田要蔵の塾に、一橋家の命で偵察に来ていた栄一と出会う。周りの薩摩藩士たちは栄一に不信の目を向けていたが、西郷は共に豚鍋をつつきながら栄一を見定めようとする。

【コメント】
今思えば 祖母の家に祖母が書いたであろう【敬天愛人】の額が飾ってありました。
「何て読むと〜?」と無邪気に聞いたとき
いろいろ説明してくれた記憶があります。
九州人として畏れ多い大役ですが
天国のばあちゃんに喜んでもらえるよう頑張ります。

石丸幹二

薩摩藩士

大久保利通(おおくぼ・としみち)

石丸幹二(いしまる・かんじ)

薩摩藩の実権を握る国父・久光の側近として、公武合体を実現するために上京。裏工作に奔走しつつ、腹の内が読めない慶喜を強く警戒する。やがて、明治新政府では大蔵卿に就任するが、部下となった栄一とは近代化をめぐる路線の違いで対立する。

【コメント】
幕末から明治にかけて生きた男を演じるのは、面白い。
私が抱く大久保利通像は、明治政府の骨格を作ったツワモノ。
少し調べてみると、冷徹で理知的、つまり情よりも理の人、そして、策略家、といったイメージが現れてくる。
鋭く黙々と国を率い、私利私欲を持たない者だったと知るにつけ、いやいや、もっと人間くさいところがあるはずだ、と、今、期待に胸をふくらませております。

徳井 優

薩摩藩士

折田要蔵(おりた・ようぞう)

徳井 優(とくい・ゆう)

昌平黌(しょうへいこう)で蘭学を学び、兵学に通じる。迫りくる異国の脅威に備え、大阪湾に砲台を築造するため、幕府から御台場築造掛(おだいばちくぞうがかり)に抜擢された。栄一はその人となりを探るという命を受け、大坂にある折田の塾へ潜入捜査することになる。

【コメント】
折田要蔵役の徳井 優でございます。
「歴史上の幕末の薩摩藩士」藩のためと己の立身出世に燃えに燃えている漢(おとこ)!
もうそれだけでわくわくなのにそのうえ、西郷と面白いエピソードまである。おなかいっぱいです(笑)。
役柄を楽しみ薩摩弁を楽しみそして撮影現場を楽しみたいと思います。
テレビの前の皆様に楽しんでいただけたら最高です。

< 諸藩 >

菅原大吉

宇和島藩主

伊達宗城(だて・むねなり)

菅原大吉(すがわら・だいきち)

第8代宇和島藩主。将軍継嗣問題では慶喜擁立に関わったことから、安政の大獄では隠居謹慎に処された。島津久光の公武合体運動によって政界に復帰し、朝議参与に任命されるが、久光や松平春嶽らと共に開国の道を唱え、慶喜と衝突する。

【コメント】
小学生のころ歴史の時間に各藩が描かれた地図を見たときにあれっと思った記憶がある。
私は宮城の出身で藩でいえば伊達藩、地図を見ると遠く離れた四国にも伊達藩が。ぼんやり育った私は、はあ~ん?とすごく気にはなったが、先生に質問するでもなく今に至る。
さて伊達宗城の役を仰せつかり、聞いてみれば幕末の四賢侯の一人、伊予の小国の財政を立て直し、日本人だけで蒸気船を作り。子供のころのあれっ?が今答えが出るとは。
楽しみです。

水上竜士

土佐藩主

山内容堂(やまうち・ようどう)

水上竜士(みずかみ・りゅうし)

第15代土佐藩主。安政の大獄では、将軍継嗣に慶喜を推したことで隠居謹慎を命じられたが、その後、朝議参与に任命される。容堂の酒好きは有名で、伊達宗城からは酔狼君(すいろうくん)とあだ名されたほど。容堂が慶喜に建白したことで、大政奉還が実現した。

【コメント】
坂本龍馬や中岡慎太郎を輩出した土佐藩、その藩主の山内容堂という男を演じさせていただきます。
激動の時代を生きた容堂は、破天荒で豪快な人だったそうです。
また、新時代の夜明けには、酒と女に全財産を使い果たし、孤独に死んでいったとも聞いています。
そんな魅力的な男を演じられることをとても光栄に思います。
そして役を演じる中で、時代を動かした男たちやそこに生きる女たちの生きざまもしかとこの目で見届けてくるつもりです。

< 京 >

尾上右近

第百二十一代天皇

孝明天皇(こうめいてんのう)

尾上右近(おのえ・うこん)

異国を毛嫌いし、攘夷の決行を幕府に迫る。とはいえ倒幕を望んではおらず、公武合体に理解を示し、妹・和宮の家茂への降嫁も認めた。攘夷派の公家たちが長州藩と手を組むようになると、三条実美(さねとみ)ら七卿を京より追放。禁裏御守衛(きんりごしゅえい)総督となった慶喜を頼みとする。

【コメント】
大河ドラマというのは日本一のドラマの撮影現場と伺っております。大森美香さんの脚本、そして孝明天皇のお役ということで本当に身に余る光栄にございます。
台本をいただき読み進めていく中で、既に何度も感動が! そして自分がこの世界に入るのかと!
歌舞伎界の諸先輩方も各時代の帝のお役を勤められています。先人皆様の名に恥じぬよう、騒乱期の幕末の世をしっかりと体現できるよう、日々勉強し、挑んでいきたいと思っています。

山内圭哉

公家

岩倉具視(いわくら・ともみ)

山内圭哉(やまうち・たかや)

朝廷改革を志す公家。桜田門外の変で井伊直弼が殺害された後、公武合体を計画する幕府と交渉する立場にあった岩倉は、和宮降嫁を後押しした。しかし尊王攘夷派から佐幕派とみなされ、排斥の圧力によって孝明天皇からも疑われるようになり、やがて蟄居(ちっきょ)を命じられる。

【コメント】
「新選組!」以来の大河ドラマです。ま、あの時は一話だけちょろとお邪魔させていただいただけでしたが、今回はそこそこにスタッフ・キャストの皆様と時間を共にできそうで、それが何より楽しみです。
岩倉具視という、ある種異質な人を演じることになるのですが、この「青天を衝け」という作品において、良い意味でのノイズになれば良いなと思ってます。
御視聴くださる皆様の心がぐわんぐわん動きますよう、現場で精進いたす所存であります。

奥田洋平

公家

中川宮(なかがわのみや)

奥田洋平(おくだ・ようへい)

公武合体派の中心の一人。安政の大獄で一橋派として処分されるが、井伊の死後に赦免される。孝明天皇の信頼を厚くし、薩摩藩や会津藩と手を結んで、急進的な攘夷・倒幕を唱える長州派の公家を京都から追い出した。やがて孝明天皇の死によって求心力を失う。

【コメント】
幕末を描くドラマで、中川宮は、必ずといっていいほど登場する御公家さんです。とても位が高く偉い人なのですが、自分よりも実力を持った大物たちの顔色を伺い、空気を読み、ギリギリでやりくりする姿は、むしろ庶民の落語噺(ばなし)で出てくる「海老(えび)が税金を納めにいく」ような生き方にも見えます。公家に似てるといわれてきた私ですが、遂に公家を演じさせていただけて、非常にうれしいです。

金井勇太

公家

三条実美(さんじょう・さねとみ)

金井勇太(かない・ゆうた)

攘夷派の公家。長州藩の尊攘派と手を結び、攘夷祈願のための孝明天皇の行幸計画を主導するが失敗。中川宮らが主導した八月十八日の政変で京都から追放され、長州へと逃れることになる。明治維新後、官位が戻され、明治新政府の議定に岩倉具視(ともみ)と共に就任する。

【コメント】
三条実美を任せていただきました、金井勇太と申します。
実美は、志士が顔を合わせれば口角泡を飛ばし倒幕を語る烈(はげ)しい時代の京において、過激な攘夷派の先頭に立つ公家として知られる人物です。
後の立場の変遷も興味深い実美を自分が演ることによって、この志の強いドラマの面白味に、調味料でいえば酸味のような味わいを加えられたらうれしく思います。

< 江戸の商人 >

渡辺 徹

武具商

梅田 慎之介(うめだ・しんのすけ)

渡辺 徹(わたなべ・とおる)

江戸の武具商。横浜焼き討ち計画を実行するため、栄一と喜作が武器の調達に梅田の店を訪れる。百姓の姿をした二人を見ていぶかしがるが、武士顔負けの心意気と金払いのよさにほれ込み、力を貸すことを決める。

【コメント】
大河ドラマは2001年「北条時宗」以来、20年ぶりになります。我々世代にとっては、歌でいえば「紅白歌合戦」のようなもので、久しぶりの出演がとても楽しみです。じっくりとお芝居に取り組ませていただけますし、家族も今回の出演をすごく楽しみにしてくれています。
今回演じる梅田は、独特の役回りで、商売がら一筋縄ではいかない人物ですが、血気盛んな若者たちを応援するような懐の深さも持ち合わせています。自分自身も若いころは突っ走る役を演じることが多かったのですが、年齢的にもそういう役回りになってきたなと思いますし、若い俳優さんたちとの共演をとても楽しみにしています。
時代を動かしていく人たちを、広い心で支える人でありたいと思いながら演じさせていただきます。

【出演者発表にあたって  制作統括 菓子 浩】

渋沢栄一は卓越した記憶力の持ち主でした。晩年に語ったエピソードの数々は、日付や場所も正確なうえ、細かな描写もあふれていて臨場感があります。一橋家の家臣となった栄一は、京でさまざまな幕末のヒーローたちと出会います。西郷隆盛もその一人。鹿児島名物豚鍋をつつきながら、未来を語り合った2人は意気投合しました。そして、この時期、慶喜は幕府と朝廷、雄藩の思惑が入り乱れるなかで、ひとり奮闘していたのです。そんな手に汗握る展開を、すばらしいキャストの皆さんに演じていただけることとなりました。物語としてはちょっと先の話になりますが、「青天を衝け」、見ごたえのあるシーンが続きます。どうぞご期待ください。

【主演】吉沢 亮
【作】大森美香 【音楽】佐藤直紀 【題字】杉本博司
【放送開始予定】2021年2月14日(日)〜

【制作統括】菓子 浩 福岡利武
【演出】黒崎 博 田中健二 村橋直樹 渡辺哲也 川野秀昭
【プロデューサー】板垣麻衣子 【広報プロデューサー】藤原敬久

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