2012年01月13日 (金)"野菜が高騰" その背景は・・・


最近、スーパーなどで買い物をする際、「野菜の値段が高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

野菜の価格の推移を見てみると、去年の年末以降、価格が高騰している野菜が多く見られます。野菜の値上がりはいつごろまで続くのか、見通しについて取材しました。
野菜の価格は、種類によってそれぞれ異なりますが、ホウレンソウやキャベツといった葉物の野菜を中心に、去年12月下旬ごろから高止まりの状況が続いています。東京の市場での卸売り価格を見てみますと、今月7日の時点で、過去6年のこの時期の平均と比べて、ホウレンソウは2.4倍、レタスが1.8倍、キャベツが1.6倍になっています。

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野菜の価格動向などを分析する、独立行政法人の農畜産業振興機構によりますと、去年の12月に全国的に気温の低い日が続いたため、生育が遅れて、出荷量が少なくなっていることが主な原因だということです。

卸売価格の高騰を受けて、小売店での価格も高止まりとなっています。取材した東京・ 大田区の青果店でも、例年ですとこの時期、200円ほどのキャベツの価格が400円前後に高騰していたほか、水菜もおよそ2倍の200円、ほかの葉物野菜でも30%から40%価格が高くなっているということです。青果店では、キャベツなどを半分にカットして、安い価格で売る量をいつもより増やすことで、消費者が購入しやすいようにしているということです。

yasai2.jpgこうした状況が続くと、日々、野菜を購入する主婦の方もさまざまな工夫を考えているようで、青果店のお客さんからは、価格が安めのときに買った野菜を冷凍して使うようにしたり、野菜をなるべくむだにしないように余った野菜を鍋料理にしたりすることが増えたといった声が聞かれました。

野菜価格の高騰が今後いつまで続くのかについて、農畜産業振興機構は「天候しだいだが、少なくとも気温が低い日が続く今月中旬ごろまでは野菜の出荷量が回復しない可能性があり、価格の高騰も続くことになるだろう」と分析しています。
その一方で、白菜など、平年どおりの出荷が見込まれ、価格も過去の平均と大きく変わらない野菜もありますので、バランスよく野菜を摂取するためにも、 いろいろな野菜の価格を見比べて、新しい野菜料理に挑戦してみるというのもいいかもしれません。

投稿者:千田周平 | 投稿時間:06時00分

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