2011年08月10日 (水)部活動 子どもの目の紫外線対策


紫外線の影響で白目が隆起する「瞼裂斑」(けんれつはん)と呼ばれる目の病気について、屋外で部活動をする中学生で初期症状の見られる割合が高くなっていることが、厚生労働省の研究班の調査で分かりました。
専門家は、子どもの目の紫外線対策が必要だと指摘しています。

20110810011.jpg「瞼裂斑」は、紫外線の影響で白目が変色して隆起する病気で、進行すると、目が乾いて不快感が生じる「ドライアイ」になったり、将来、白内障にかかるリスクが高くなったりするとされています。

調査は、金沢医科大学の佐々木洋教授など厚生労働省の研究班が行い、石川県内灘町の中学生およそ300人を対象に目の状態を調べました。
その結果、中学1年生では、瞼裂斑の初期症状のある割合が26%で、3年生になると、42%に増えていることが分かりました。

20110810016.jpgまた、屋外で活動する野球部では62%、ソフトボール部が55%、サッカー部で43%の生徒に初期症状がある一方、バレーボール部や弓道部など、屋内で活動する部では30%以下でした。

20110810013.jpg佐々木教授は「これほど多いとは想像していなかった。帽子やサングラスを使うなど、子どもの紫外線対策が必要で、学校でも対策を始めてほしい」と話しています。

20110810015.jpg調査が行われた石川県内灘町の中学校の野球部では、紫外線対策を始めた生徒もいました。
2年生は「コンタクトレンズをUVカットのレンズに変えて、帽子もなるべくかぶるようにしています」と話していました。
野球部の顧問の教諭は「保護者の方々も心配されています。今できる対策としては、帽子をしっかりかぶって練習することくらいかと考えています」と話していました。

紫外線対策が進むオーストラリアでは、4年前の政府の調査で、14歳から17歳の59%が夏にサングラスをかけていると答えているほか、サングラスを制服の一部に組み込んでいる小学校もあるということです。
WHO=世界保健機関では、大人よりも子どものほうが紫外線に対する感受性が高いとして、8年前から学校関係者向けの資料を作って、つばの広い帽子の着用など、目の日焼け対策を広く呼びかけています。

【取材を通じて】
こんがり日焼けした活発な女の子。
そんな少年時代の自分の憧憬に終止符を打つニュースでした。 最近、妻が子どもたちに日焼け止めを塗っているのを見て 「あれ?僕のときはそんなことはなかったぞ」と思いながら、時代の変化を感じていました。
それでも、子どものサングラスなんて・・・と思っていましたが、実は服飾店では、この春あたりから大人気なのだそうです。 肌も目も、紫外線対策の意識が変わっているようです。

投稿者:米原達生 | 投稿時間:06時00分

トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲