2015年09月16日 (水)風疹による障害で7人死亡


平成24年から25年にかけて、妊娠中に母親が風疹に感染したことが原因で、心臓などに障害をおった赤ちゃん45人のうち、少なくとも7人が生後5か月までに死亡したことが国立感染症研究所などの調査で分かりました。専門家は「ワクチン接種を徹底し、風疹をなくすことが重要だ」と指摘しています。
fuushin20150916_1.jpg

風疹は、妊娠初期の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんの耳や目、心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、平成24年から25年にかけての流行では、多くの成人が感染し、45人の赤ちゃんが障害を負いました。
fuushin20150916_2.jpg国立感染症研究所などの研究グループは、赤ちゃんの経過を把握するため、医療機関の協力を得て調査したところこれまでに21人について詳しい情報が報告され、このうち7人が肺炎や呼吸不全、それに心筋炎などを起こして生後5か月までに死亡していたことが分かりました。
また、どんな障害があるかについて調べたところ、▼難聴が16人(76%)▼心臓の疾患が15人(71%)▼白内障が4人(19%)で、肝機能や精神発達の障害などもありました。
fuushin20150916_10.jpg調査を行った国立感染症研究所感染症疫学センターの砂川富正室長は(すながわ・とみまさ)「先天性風疹症候群は赤ちゃんに非常に重篤な症状をもたらす病気だとわかった。風疹の流行をなくすことが重要でワクチン接種の徹底が必要だ」と話しています。
fuushin20150916_11.jpg風疹はワクチン接種を徹底した国では排除することに成功していて、日本もオリンピックが開かれる平成32年までに風疹の流行をなくすことを目指しています。

投稿者:松岡康子 | 投稿時間:15時04分

トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲