中村半次郎役を演じるのはこの方!(2018年7月8日)


大野拓朗さん

中村半次郎(桐野利秋) 役・大野拓朗

<役柄紹介>
貧乏郷士の家に生まれた半次郎は、「唐芋侍」「紙すき侍」といやしめられた。
独学で剣術を極め、軒下の雨粒が地面に落ちる間に、3度刀を抜き差ししたという逸話もある「天才的な剣術の腕」でのし上がり「人斬り半次郎」として恐れられた。西郷と出会い、身分や家柄に関わらず、能力で人を登用する西郷に心酔し、幕末の動乱のなか、西郷の右腕となり薩摩藩の中核として存在していく。
後年は、桐野利秋と名乗り、日本最初の陸軍少将となる。明治新政府で大久保と決裂した西郷が下野するとき、桐野も鹿児島に帰り、私学校立ち上げの中核となる。最期は、西郷とともに西南の役で死す。

※大野拓朗さんは、「花燃ゆ」以来2度目の大河出演となります。
※第27回(7月22日放送)より出演します。

大野拓朗さん コメント

中村半次郎のことは、日本史に長(た)けていない僕も「人斬り半次郎」として名前を知っていました。かっこいい・勇ましい・たけだけしい役をまさか自分が演じることになるとは思わなかったので、とてもうれしいです。声のトーンを低くしたり、ふとした時に見せる表情で狂気が感じられるよう顔つきもかえたり、半次郎の圧倒的な強さを表現できるよう工夫しています。半次郎は第3回に子役で登場しましたが、雑草感といいますか、とても良い顔をしていましたし、殺陣(たて)もかっこよかったので、負けていられないなと刺激をうけました。
西郷先生と第27回で再会しますが、鈴木亮平さんの顔がとても優しく、仏のように見えました。鈴木亮平さんとは、西郷先生と半次郎のような関係で、演技の相談をさせていただき、武士としての立ち振る舞いなどいろんなことを教えていただいています。
半次郎の初登場シーンは、雨粒1粒落ちる間に3人をたたき伏せる、という殺陣のシーンとなります。半次郎は自顕(じげん)流と普通の殺陣を複合した、半次郎オリジナルの殺陣なので難しいですが、「半次郎健在」というところを楽しんでもらえたらと思います。かっこいいところから、人間味あふれるところ、西郷先生に対する信頼と愛、かわいらしさのギャップに萌えてほしいと思います。
半次郎をより魅力的に演じられるよう、一生懸命「西郷どん」を生き抜きます。

大野拓朗さん 起用理由について 制作統括・櫻井 賢

ドラマ・映画・舞台にと活躍の場を広げられている大野拓朗さん。近年のドラマでは、3枚目な役どころが多かったですが、映画『セーラー服と機関銃~卒業』での祐次役はとても鮮烈で、「ささくれた野性味ある色気」も出せる方だと感じました。人懐っこさも持ち合わせ、西郷を慕い支え続ける豪傑・半次郎役として大いに期待しています。はからずも子役時代の半次郎役を演じた中村瑠輝人さんと顔立ちも良く似ていて、西郷との再会シーンでは「あの子がこんなにたくましくなって!」と私も思わず目頭が熱くなりました。