No.25

2018年7月1日放送

鹿児島県和泊町

西郷南洲翁謫居之地/当時の様子を再現した格子牢

徳之島からさらにはるか南の沖永良部島。西郷は、この島で1年半に及ぶ厳しい獄中生活を強いられました。この島では二度と土を踏めないと覚悟した西郷は、馬での移動を断り、およそ4kmの道のりを牢(ろう)まで歩いたといいます。

土持政照翁像

西郷が入れられた野ざらしの牢。雨風に耐え、やせ細っていく西郷を救ったのが監視役の土持政照(つちもちまさてる)でした。土持がつくった座敷牢で体力を取り戻した西郷は、島の子どもたちに学問を教えるようになったといいます。西郷の教えは、やがて島民に根付き、島の発展に貢献する人々を輩出。

南洲神社

西郷への感謝を込め、神社が建立されました。現在、地元の小学校では西郷が牢獄生活を乗り越え、どう生きたか、島の記憶として子どもたちに伝えています。
幽閉を解かれ歴史の表舞台へと向かう西郷。その志は、脈々と受け継がれているのです。

アクセス

西郷南洲翁(おう)謫居(たっきょ)之地

沖永良部空港からバス「手々知名(ててちな)」下車すぐ

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