開催日:3月4日(日)

山形・NHK公開セミナー
大河ドラマ「西郷どん」トークショー

3月4日(日)、山形県酒田市の酒田市総合文化センターで、大河ドラマ「西郷どん」トークショーが開催され、300名を超えるお客様にご来場いただきました。

ドラマで、有村俊斎役を演じる俳優の高橋光臣さん、「西郷どん」では薩摩ことば指導を務め、俳優でもある迫田孝也さんが登場。

お二人は、午前中に南洲神社(酒田市)を訪れてお参りし、庄内南洲会の水野貞吉理事長や阿曽昇常務理事(写真右端の方)から、西郷さんと庄内藩の関係などを伺い、感じた事などを披露。

山形を訪れての印象として、迫田さんは、南洲神社を訪ねて地元の方と話していたら「あなたは鹿児島出身なのに(こんなことも)知らんのか~」と3回くらい叱られました、と話し、高橋さんは、庄内にきて、トークショー前夜のお酒や当日のお昼に食べたお蕎麦がとてもおいしかったことをあげました。
二人とも、『南洲翁遺訓』について庄内の人たちが定期的に勉強会を開いていることを知り、鹿児島に勝るとも劣らない熱量を感じたそうです。

ドラマの裏話もいろいろ紹介してくれたお二人。
迫田さんは最初は方言で苦労していた出演者もだんだん上達して、当初に比べたら指導の仕事量は減ってきている、また、高橋さんは、アドリブを言いたくて迫田さんに聞くと、俳優の気持ちになって、いろいろなバリエーションを提示してくれるので大変助かる、と話しました。

迫田さんは、自身が番組SNSで公開中の「迫どんの薩摩ことば講座」を紹介し、「やっせんぼ(いくじなし)」の使い方を、高橋さんとの会話で即興で披露し、会場も盛り上がりました。

須賀(橋本愛)と吉之助の婚礼の場面では、北村有起哉さんが演じる大山格之助が須賀のことを「凛としちょう」と言う映像が流れると、これは現場で北村さんがアドリブで言った「シュッとしちょう」と言ったのが、調べると実は関西弁だったので、当時もあるであろう言葉に置き換えたエピソードなども披露されました。

高橋さんは、自身の登場シーンの映像が流れると、最初は茶坊主でスキンヘッドだったのに、次の撮影では突然毛が生えて髷(まげ)のかつらになっていたのでびっくりしましたと笑わせました。

他にも高橋さんは、自身が演じる有村俊斎(海江田信義)について、現存するご本人の写真を拝見すると、ヒゲ面でほとんどが難しい表情をしていたが、笑っている写真を見つけて、実はひょうきんな面もあったのではないかと感じ、自身の役作りに活かしているとあかしてくれ、今週から江戸に舞台が移り、江戸のシーンは今までよりもずっと華やかな映像になっており、また違った楽しみ方ができるとアピールしました。

高橋光臣さんコメント

今回庄内、鶴岡、酒田を回らせていただきましたが、庄内や鶴岡の土地には縁があって、帰ってきた感じがありましたし、みなさんとてもあたたかく迎え入れてくれました。西郷どんの話をこの土地で聞いて、「薩摩の西郷さん」イメージが、「日本の西郷さん」、薩摩だけではなく日本のいろんなところで西郷さんを敬愛しているということがわかり、良い時間でした。またひとつ、西郷隆盛の魅力を知った、そして、さらに謎が深まった、まだまだこんな一面があるんだと発見できました。またこの土地に帰って来られるよう、東京に帰って頑張りますので、みなさん宜しくお願いします。

迫田さんコメント

鹿児島から遠く離れた山形で、これほどまでに西郷さんのことを愛していらっしゃる方がいること、東北の地にこれほど西郷さんが存在していることを、町の雰囲気やいろんな史跡を歩いたなかで、すごくつながりを感じましたし、西郷さんの大きさをとても感じた旅でした。みなさん興味を持って「西郷どん」をご覧いただいていて、鹿児島とはまた違った熱さを感じました。