もともと好きだから、好きになった理由なんか分かんない。小学校4年生の時にはもう標本を作っていた。好きになることに理由なんていうのはない。ただ、人からは、虫を見ている時だけは、普段の渋い顔から優しい顔になっていると言われている。楽しんでいるのだろう。
小学生の時に宇宙のアニメとかSFを見て、宇宙が好きになった。それからは、宇宙について様々な興味がわいてきた。当時は日本人の宇宙飛行士はいなかったが、日本人の方が続々と宇宙に行くようになり、いつしか自分も宇宙に行きたいと思うようになっていった。
物理は知れば知るほど面白い。この現象はこういう仕組みになっているんだということがわかるようになる。物理を勉強することで、普段当たり前と思っていることでも、原理が理解できるようになっていき、世界はどうやってできているのかが、分かるようになり面白い。
ダンクシュートをしたいと思って、人体に興味を持った。その過程で、どの筋肉を使えばどの動作が叶うのかを解明したいと思った。自分の体は24時間使いたい放題。そしてまだ解明されてないことだらけ、誰でも不思議の第一発見者になれるチャンスがある。
元々空を見ることが好きで、子供の頃から、なぜ風が吹くと雲ができるのかと疑問に思っていた。気象予報士になろうと思ったのは、風の動きや雲のでき方などを科学として理解できるから。見えないはずの風を見えるようになる。毎回、空を見ることで新しい発見がある。