【相手の顔を見て、気持ちのいいあいさつができる】元気に「おはよう」が言えない。あいさつができないと、やる気が出ない、なかなか友達になれない、学校が楽しくならない。朝のあいさつで、気持ちのいい一日のスタートをきろう。

【相手の顔を見ながら聞こえやすい声の大きさで、気持ちのいい返事ができる】呼ばれても相手を見て「はい」と言えない。返事ができないと、もしかしたら具合や機嫌が悪いのかもしれない、と心配をかけてしまうこともある。聞こえていることを相手に知らせるために、気持ちよく返事をしよう。

【前を向き、深く腰掛けていすに座ることができる】授業中、いすを後ろに傾けて座る。きちんと座ることができないと、集中して勉強ができないし、倒れるかもしれないので危ない。周りに迷惑をかけることもある。じっと座れると勉強も集中できるし気持ちがいい。

【話している人の顔を見て、しっかりと聞くことができる】人の話を聞くことができないと、同じことを質問してしまったり、聞き逃して自分が困る。相手の顔を見て、最後まで話を聞こう。聞き方が上手だと、仲良しにもなれる。

【決まった場所に片付けることができる】げた箱でクツを脱ぎ散らかしてしまうと、あとで見つからない。モノを整理整頓すると気持ちがいいし、必要なときにすぐに見つかる。次に使うときに見つけやすいように、決まった場所に片付けよう。

【学校のルールを守って、それぞれの場所に合わせて安全に行動することができる】ダメだとわかっているのに廊下を走ってしまう。ルールを守れないと、ぶつかって怪我をしたり、相手に怪我をさせてしまうこともある。廊下は急がずに歩き、周りをよく見て行動しよう。

【てきぱきと時間内に自分で着替えができる】おしゃべりしながら着替え、脱いだ服は脱ぎっぱなし。遅いと授業に間に合わなくなってみんなに迷惑をかける。脱いだ服は裏返しを直してたたむと次に着るときに慌てなくてすむ。毎日のことだから家でも練習しよう。

【きれいに掃除ができるようになる】ごみが落ちていても拾わないし、雑巾は絞らない。結局掃除に時間がかかってしまう。自分たちが気持ちよく過ごすためにみんなで協力して教室をきれいにする意識を育てよう。

【まっすぐな列にきちんと並ぶことができる】順番を守らず列に割り込んでしまう。きちんと並ぶことができないと、並んでいた人を嫌な気持ちにさせたり、列を崩して迷惑をかけてしまう。みんなと一緒に並ぶという気持ちを大切にしよう。

【体を動かす楽しさを知り、自分の体調管理ができる】運動をして水分補給をしなかったり、厚着のまま走りまわって体温調整をしないと疲れやすくなり、体調を崩しやすくなってしまう。しっかり体調管理して楽しく体を動かそう。

【日直など、クラスの当番を楽しんでできる】日直の当番で声が出ていないし、途中で投げ出してしまう。当番ができないとクラスがまとまらなくなるし、クラスの仲間になれない。当番はみんなの大事な仕事という気持ちでやると楽しめる。

【友達を大切にし、お互いに「仲間に入れて」「いいよ」を言うことができる】遊びたいけど断られるのが嫌で「入れて」が言えない。友達に「いいよ」が言えないと、仲良くなれない。友達が欲しいのはみんな同じだから勇気をもって言ってみよう。

【何をする時間なのか理解して行動できる】休み時間にトイレに行かずに遊んだり、授業の合図で席につかない。何をする時間かが守れないと、授業中にトイレに行きたくなって自分が困る。今は何をする時間なのか理解して行動しよう。

【みんなのモノを、大切にできる】物を手渡すときに投げてしまったり、図書室の本を破いてしまう。物を大切にできないと、必要なときに使えなかったり、迷惑をかけてしまう。みんなの物を大切にできる心を育てよう。

【困っている人がいたら「大丈夫？」と声をかけることができる】友達がうずくまっていたのに通り過ぎる。相手がとても困っているかもしれないのに「大丈夫？」が言えないのは、相手をもっと傷つけることと同じ。気付いたら声をかけよう。

【きちんと手洗いができる】面倒くさいので石鹸で手を洗わない。手洗いができないと、汚れやばい菌がついたままで、風邪を引きやすくなる。元気な子は手洗いが上手な子。一人ひとり、がんばろう。

【しっかり食べることの大切さを知って、楽しく食事ができる】好きなものだけを食べて他を残すし、牛乳は早飲みをする。しっかり食べることの大切さを知らないと、栄養が偏って元気がでない。苦手なモノも工夫して食べよう。

【食事のマナーを守って食べることができる】食事中なのに歩き回る。食べものをこぼしてしまう。正しい箸の持ち方ができていない。給食のルールを守って、時間内にきれいに食べることができるようになろう。

【いろいろな人とのかかわりの中で、「ありがとう」を素直に伝えることができる】「ありがとう」と素直に言えない。自分の気持ちが相手に伝わらないし、相手が嫌な気持ちになり、次から遊べなくなってしまうこともある。「ありがとう」の言葉を見直すことで周囲への感謝の気持ちを育てよう。

【素直に「ごめんなさい」を言うことができる】自分が悪くても言い訳ばかりして素直に謝れない。相手を嫌な気持ちにさせてしまうし、自分も気持ちがモヤモヤしてしまう。「ごめんなさい」はモヤモヤな気持ちを無くし、仲直りできる魔法の言葉。