放送 ほうそう リスト

今年度の放送

第1回 (放送日:4月4日、4月5日 午後、4月11日、4月18日)

メディア・リテラシー入門 ~ネットの情報~

テーマはネットの情報。人により表示される情報が違うのはなぜ?多くの情報を気軽に受け取り、発信できる今、気を付けるべきことは?メディア・リテラシーを学ぶ入門編。

パーソナライズ化されるネットの情報を入口に、メディア・リテラシーとは何か、なぜ今メディア・リテラシーを学ぶのか、を考える入門編。放送委員で作る番組のネタを考えるためにネットのニュースを見ていた3人。それぞれ表示されているニュースが違うことに気づく。どうしてそのようなことがおこるのか?大手IT企業が運営する、ニュース記事の配信を例にとり、ネットに情報が配信されるしくみを知り、情報の送り手が意図をもって発信していることを知る。

第2回 (放送日:4月12日 午後、4月25日、5月2日)

どうして許可を取るの? ~著作権~

テーマは写真のコピーと著作権。ユウタはネットから無断コピーした写真をSNSに投稿しようとし、注意される。「ネット画像のコピーは皆やってる」と開き直るがなぜ問題?

テーマは、子どもたちの「ヒヤリハット」事例でも多くあげられる、写真のコピーと著作権。新番組企画周知のため、SNSに投稿しようとする、放送委員のユウタ。とがめられ、「ネット上に公開されているから大丈夫」「写真のコピペなんて皆やってる」と悪びれた様子がない。そこで、写真を無断で使用してしまった実例を紹介し、「著作権」について伝える。また、誰もがクリエーターとなり気軽に発信できる今。著作権者不明の作品が増えている現状や、著作物利用の利便性をはかるための、最新の国の動きも紹介。

第3回 (放送日:4月19日 午後、5月9日、5月16日)

そのニュース広めて大丈夫? ~フェイクニュース~

テーマはフェイクニュース。巧妙で悪質なネット上のウソが増えリテラシーの必要性が高まっている。ウソに気づき、広めないために情報を受け取った時の注目ポイントを学ぶ。

今回のテーマはフェイクニュース。ネット上の様々な形態のウソを知り、ウソにだまされないための方法を考える。「フェイクニュース」「デマ」「なりすまし」などすぐには判断しにくいものが近年増えている。また「ディープフェイク」のような巧妙かつ悪質なウソが流れてくる可能性もあり、ウソの拡散に加担してしまうリスクも高まっている。なぜこのようなウソが発生し流布するのかを考え、フェイクニュースにだまされず、拡散しないために情報の注目すべきポイントを学ぶ。ウソ情報から身を守る方法と、広めないためのリテラシーを身につける。

第4回 (放送日:4月26日 午後、5月23日、5月30日)

ニュースの順はどう決まる? ~テレビニュース~

ニュース番組を制作中のユウタとミクはラインナップを巡り対立。ニュースの放送順はどう決める?ニュースキャスターが心掛けていることは?NHKのニュースセンターに密着

今回のテーマは「テレビニュース」。ニュース番組を制作中のユウタとミクはニュースの放送順を巡り対立。そもそも、ラインナップはどうやって決めているのだろう?NHKのニュースセンターに密着取材。また、キャスターにもインタビュー。報道する際心掛けていることに迫る。

第5回 (放送日:5月3日 午後、6月6日、6月13日)

その情報信じられる? ~読者投稿型サイト~

テーマは「読者投稿型サイト」。ウィキペディアなど個人が自由に書き込みできるサイトは情報更新が早い一方、情報を安易に信頼できない。利用するときに気をつけることは?

今回のテーマは「読者投稿型サイト」。読者投稿型のネット百科事典に掲載された、誤った情報を修正しようとするユウタとミク。慎重なトシヤ先生。ウィキペディアなどの「読者投稿型サイト」は、個人が自由に書き込みすることで情報更新が早いというメリットがあるが、情報を安易に信頼できないというデメリットも。利用するときに気をつけることは?

第6回 (放送日:5月10日 午後、6月20日、6月27日)

なぜ起きる?炎上 ~SNS~

テーマはSNS。限定公開の鍵アカウントでも安心できない?年々増加傾向にある炎上。炎上仕掛け人の存在とは?炎上を防ぐための心構えや、ちょっとしたコツも紹介。

今回のテーマはSNS。限定公開の鍵アカに投稿した内容が、公にさらされてしまったミク。なぜそんなことが起きるのか?SNSの特性から考える。また年々増加傾向にある炎上。炎上仕掛け人の存在とは?炎上を防ぐための心構えや、ちょっとしたコツも紹介。

第7回 (放送日:5月17日 午後、7月4日、7月11日)

表現の自由はだれが決める?~動画投稿サイト~

テーマは動画投稿サイトYouTube。ユーチューバーにお金が入る仕組みとは?誰でも自由に投稿できるが、皆が安心して表現の場を楽しむために視聴者に出来ることは?

今回は動画投稿サイト・YouTubeがテーマ。ユーチューバーにお金が入る仕組みとは?また、YouTubeには誰でも自由に投稿できるが、人を傷つけるおそれなど、リスクのある動画は、どのようにチェックしているのだろう?表現の場を楽しむために、視聴者が協力できる、大切なこととは?

第8回 (放送日:5月24日 午後、5月31日 午後、7月18日)

文字と写真で伝える ~新聞~

テーマは新聞。新聞の見出し、記事、レイアウトなどはどのように作られるのだろう?新聞紙面づくりの現場に密着。また、デジタルの時代を踏まえた、新聞の工夫とは?

今回は新聞がテーマ。ユウタが宿題の新聞を作成するが、どうもしっくりこない。新聞の見出し、記事、レイアウトなどはどのように作られるのだろう?新聞紙面づくりの現場に密着。また、デジタルの時代を踏まえた、新聞の工夫とは?

第9回 (放送日:6月7日 午後、6月14日 午後、8月29日)

事実を写している?~写真~

テーマは「写真」。写真のサイズやアングル、ポジションで、伝わるメッセージはどのように変わるのか?さらに、写真に後処理を加える際の注意点とは?

今回のテーマは「写真」。ミクが生徒会選挙に立候補。ポスター写真を撮影するユウタだが、どうもうまく行かない。写真のサイズやアングル、ポジションで、伝わるメッセージはどのように変わるのか?さらに、写真に後処理を加える際の注意点とは?

第10回 (放送日:6月21日 午後、6月28日 午後、9月5日)

伝えたいことをグラフで表す~統計~

テーマは「グラフ」。データを集めるときの注意点は?総務省統計局を取材。また調査対象を「無作為に選ぶ」、本当の意味とは?グラフを読み解く際の注意点も紹介。

今回のテーマは「グラフ」。ユウタが購買部人気のパンランキングを作るが、その結果がミクの腑に落ちない。データを集めるときには、どんな点に注意すればよいのだろう?総務省統計局を取材。また調査対象を「無作為に選ぶ」、本当の意味とは?グラフを読み解く際の注意点も紹介。

第11回 (放送日:7月5日 午後、7月12日 午後、9月12日)

送り手の意図を伝える~編集~

テーマは「編集」。映像の編集を扱う。インタビュー映像は事実をすべて反映しているのか。編集はどのように行われているのか。NHK総合「あさイチ」の編集の様子を取材。

今回のテーマは編集。ユウタが新入生に向けての学校紹介VTRを編集している。使うインタビューがプラスの印象ばかりなことに疑問を持つミク。マイナスの意見を落としてしまってよいのだろうか?NHKの情報番組、あさイチの編集現場に密着取材。またインタビュー内容の趣旨を変えて、編集するのはあり?なし?

第12回 (放送日:7月19日 午後、8月30日 午後、9月19日)

その思い込み大丈夫?~ステレオタイプ~

テーマはステレオタイプ。ステレオタイプを崩すためのメディアの取り組みとは?ステレオタイプにおちいらない注意ポイントも紹介。身の周りにはどんなステレオタイプが?

今回のテーマは「ステレオタイプ」。「朝の支度についてのアンケート」結果をまとめている2人。『1秒でも寝たい男の朝、かわいくなりたい女の朝』のキャッチコピーにご満悦なユウタ。それって思い込みなのでは?とミク。「ステレオタイプ」はどうやって作られるのか?また、ステレオタイプを見直そうとするメディアの取り組みも取材。ステレオタイプにおちいらないためには何に気をつければよいのか?

第13回 (放送日:9月6日 午後、9月13日 午後、9月26日)

ハートにささることば~キャッチコピー~

テーマは「キャッチコピー」人の興味をひくためにどのような表現の工夫があるのか。またプロのコピーライターから心にささるキャッチコピーをつくり方について学ぶ。

今回のテーマは「キャッチコピー」。『放送委員会メンバー募集』のキャッチコピーを考えていたミクとトシヤ。そこに、ユウタがある参考書を興奮気味に放送室にやってきた。その帯には『超暗記術』のキャッチコピーが。3人は、キャッチコピーにはどのような表現の工夫があるかを知る。さらにプロのコピーライターによるワークショップから、人の心を惹きつけるキャッチコピーのつくり方を学ぶ。

第14回 (放送日:9月20日 午後、9月27日 午後、10月3日、10月4日 午後)

責任を持って発信できる?~メディア・リテラシー~

メディア・リテラシーのまとめ回。新聞記事などの事例をもとにメディアが発信する情報は意図を持って切り取られていること、発信する際は責任と根拠を持つことを知る。

今回はまとめの回。メディア・リテラシーをいかに身につけ、情報を読み解き発信するかを学ぶ。芽出市の観光スポット紹介を考るユウタとミク。ユウタおすすめの芽出海岸の写真には、美しい海が印象的に写っている。しかし、撮影場所をルーズで撮った写真には、プラスチックのごみの山が写り込んでいた。「美しい海」として、切り取った写真を使ってよいか否か。新聞記事などの事例をもとにメディアが発信する情報は意図を持って切り取られていること、発信する際は責任と根拠を持つことなどを学ぶ。