今回のおはなし

― 枯葉のカーテン前(前回の小返しから) ―

変身ミュート「(ポーズ決めて)ミュートン・・・レインボーアタァ~~~ック!」
ミュート戦隊物風にカッコを付けて頭突き。

吹き飛ばされるカタカタ、リンゾー、ユキゴッホ。
カタカタ・リンゾー「(吹き飛ばされる)」
ユキゴッホ「ごほぉぉぉ!」

同時に、ユキゴッホの手から離れた音叉をミュートが掴んでいる。
ミュート「音叉ばとったどー!」

二つの音叉を両手に持ち、歌舞伎の見栄。
変身ミュート「(笑って)ですばいですばい。これがミュートン族の実力でごわす!」

カタカタ「ごごごごごごわすって、はて? 前は、だべさぁぐらいしか言えなかったんじゃなかったっけか?」

カタカタ「! (捕まれる)」

変身ミュートにばしっとカスタを掴まれているカタカタ。カタカタに近寄るミュート。クンクン嗅ぐ。
変身ミュート「くんくん」

変身ミュート「音叉の匂いがするくさ?」

変身ミュート「くんくん」
カタカタ「(くすぐったく)あはん♥ ばかん♥ おいらが音叉持ってるわけねーやろうが?」
だが次の瞬間、ベチャ! と地面に叩きつけられているカタカタ。
カタカタ「ぐへ!」

ミュートはリンゾーの方を向く。
変身ミュート「うご?」
リンゾー「・・!」

変身ミュートはリンゾーに寄っている。鼻をつけて、クンクン。
変身ミュート「(臭いを嗅ぐ)」
リンゾー「(引きつって)ふがぁ~~~・・・ゆゆゆ・・許してくでぇ~~」

ユキゴッホ「ごぉっほ・・・(立ち上がる)」
カタカタ「(呆れて)だからぁ・・・俺たちゃ今までさんざん音叉探してきてんだぜぇ・・。リンゾーが持ってるわけ・・」

言いかけて・・。なんとリンゾーのバッグに忍び込んだミュートの黒い渦が、中から音叉を取り出していたのだ。
カタカタ・ユキゴッホ「うそ~~? (ごご~~ほ?)」

リンゾー「(大いに照れて)だぁ~はっ・・」

― リンゾーのイメージ(リンゾーの描いた絵で2Dアニメ) ―

オタクの格好のリンゾーがなぜかアイドルのキャラ(ヘアーバンドに音叉4本刺している)の握手会で、音叉を差しだしている。
リンゾー「(アイドルのキャラの前で大いに照れている)」
キャラ「あ~ん、リンゾーちゃん、最後の1本、大切に持っていてくれたのね♥ いつも応援してれて、ア・リ・ガ・ト!」

― もとのところ ―

リンゾー「(妄想して)だぁ~~ははは~~(握手するポーズ)」

その平和な顔のリンゾーに、戦隊物風の飛び蹴りをかます。
カタカタ「なに考えて生活しとんじゃこのボケがぁ~~!」
リンゾー「ほげぇぇぇぇ!」

変身ミュートが鼻をクンクン鳴らして枯葉のカーテンのほうに寄っている。
ミュート「(臭いを嗅ぐ)」

ユキゴッホ「(気づいてカタカタに 教える)ご~っほ!」
カタカタ「やべぇ! トッポたちの音叉、嗅ぎ取ったんじゃねーのか?」
変身ミュート「(匂いを嗅いでいる)」

変身ミュート「! (察知する)」

変身ミュート「ですばい~~~!」
変身ミュートは咆哮。
ダッと枯葉のカーテンに突進。

カタカタ「こら待て~~!」
一斉にミュートを止めようとするカタカタたち。

ミュート「うごぉぉぉ」
だがミュートは難なくカーテンを通り抜け、
カタカタたちはバリバリバリ~~! 火花にやられてしまう。
カタカタ、ユキゴッホ、リンゾー「(電撃を食らう)」
黒コゲの3人。

カタカタ達は黒コゲで倒れる。
カタカタ「(黒焦げで)頼むよぉ~、これなんとかならのかもう~?」
ユキゴッホ、リンゾー「(黒焦げで弱っている)」

― 枯れ葉の森 ―

森の中を走るトッポとボビー。
ボビーが音叉を鳴らそうとする。

― 音楽堂の中 ―

SE「(遠くで音叉の音)」
キャラ「(聴きとめて)音叉?」

音楽堂に響いているボビーの音叉。
キャラ「ピアニッシモさん!」
ピアニッシモ「誰かが・・・枯れ葉の森で・・音叉を鳴らしたようね」
キャラ「ええ? それじゃ・・ユキゴッホさんが?」
ピアニッシモ「いいえ。たぶん・・・違うはずだわ」

ピアニッシモ「わたしの音楽ビタミンは、ティファンとヒュン以外のガッキアニマルには強すぎたの。それで、ここには近づけないようにバリアを張っていたのよ」

キャラ「それでカタカタ達が怖がってたのね! (だがふと)あれ? だとすると今のは・・・。」

キャラ「(気づき、愕然)ミュート!」

ヒュンを見れば、鍵盤を叩いて音を探している。
キャラ「・・邪魔させない・・。・・・ヒュンの音楽を・・・誰にも邪魔させるもんですか!」
ガッとホント剣を掴むキャラ、飛び出していく。

― 同外 ―

キャラ「ぬおおお~~~!」
剣を振り上げて駆け出てくるキャラ。

キャラ「ミュート! 今度という今度は絶対に負けないわ! 覚悟なさい!」

だが次の瞬間、「!」となる。
キャラ「!」

森の奥から駆けてきて音叉を鳴らしたのはトッポとボビー。

キャラ「うっそ~~~~! トッポ! ボビー!」
だがそれもつかの間、地鳴りが起こる。
キャラ「うわぁぁ!」

黒い渦が地面から舞い上がったかと思うと、ボビーの手にある音叉に巻きついていく。
そして取られる。

ドッコ~ン! 地面の中から現れる変身ミュート。
変身ミュート「うごぉぉぉぉぉ!」

変身ミュート「どぅわぁ~~~っははは・・! 4本ゲットでごわす~~~!」

キャラ「トッポ! ボビー! (トッポ、ボビー逃げて! の意味)」
ふたりを音楽堂の中に追い立てる。トッポとボビーに逃げるように催促する。

キャラに迫る変身ミュート。トッポとボビーは後ずさりして音楽堂へ逃げる。
変身ミュート「クンクン? (と鼻を鳴らし)あと一本は、この中ですばい~~!」

キャラ、ホント剣を構えてその前に立ちふさがる。
キャラ「待ちなさい! この音楽堂には、一歩も近づかせないわ!」

変身ミュート「(息を吸う)」
だが次の瞬間、
変身ミュート「ですばい!」
ミュートが口から黒い渦を竜巻のように放出する。

それをホント剣で受け止めようとしたキャラ。
キャラ「きゃぁぁぁ~~~!」

― 同内 ―

中に駆け込んでくるトッポとボビー。ヒュンが夢中で鍵盤を叩いている。
ピアニッシモ「(二人の気配に)・・・! 誰?」
ピアニッシモが振り向く。

トッポたちも気づいて駆け寄り、「音叉」「取られた」「あの子」「危ない」と身振り手振り。

ピアニッシモ「(微笑)どうやら・・可愛いらしい訪問客のようね」
ピアニッシモ。言うと、身振り手振りで語りだす。
ピアニッシモ「でも、困ったわ。・・・わたしは・・こうしてあなたたちに話しかけられるけど。あなたたちの伝えたいことを知ることができない・・」

トッポとボビー、顔を見合わせて思案する。
だが、トッポ、いい案が浮かんだとばかり、キャラのタブレットに文字を書きだす。~と、

タブレットの女性声「トッポとボビーだよ」
ピアニッシモ「(笑んで)トッポと・・ボビー・・。とってもお利口さんなのね」

― 同外 ―

音楽堂に迫ろうとする変身ミュート。ミュートと対峙するキャラ。
ミュートに立ち向かうキャラ。
キャラ「たぁぁ! (斬りかかる)」

ミュートにはじかれるキャラ
キャラ「うわぁ! (逆にはじかれる)」
ミュートはキャラに向かっていく。

ミュートはキャラに攻撃をする。
キャラがホント剣で防ごうとするが、じりじり後退させられていく。
キャラ「ぐぅぅ(防御するが押されている)」
変身ミュート「ですばい! (攻撃をする)」

音楽堂の入り口前まで飛ばされるキャラ。
キャラ「うわぁぁぁ!」

立ち上がるキャラ。
キャラ「うぐぐ」

迫ってくるミュート。
ミュート「うごぉぉぉ・・・」

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