トッポとボビーのハンドトーク レッスン

どうしたのかな (なに?)

人差し指を立てて、左右に動かす。

さぁ? (しらない)

左右の指先で右胸あたりをサッサッと2回ほどはらう。

大丈夫?

首を傾けながら、曲げた右手の指先を、左胸にあててから右胸にあてる。

今回のおはなし

― ドラムスコの岩場(前回の小返しから) ―

カタカタ「うわぁ~~、キ、キャラ公~~~~! しっかりせ~や!」
慌ててキャラを支えるカタカタ、トッポたち。
ファンファンファン・・、キャラのタブレットが警告音を発している。

カタカタ「お?(気付く)」
タブレット、『胸キュン♥』モードが、最高点を上回り振り切っている。
カタカタ「(呆れて)あにぃ~?胸キュンモードが振りきっとるやんけぇ!」

トッポとボビーには、なんのことか分からない。
トッポ「何なのかな?」
ボビー「さあ?」

― ミュートのいる森 ―

ミュート「(しょぼくれている)」
羽を鳴らしてぶ~んと飛んでくるシュークリーム・バット。
バット「みゅ~みゅ~(見つけたと言っている)」
ミュートの頭の上で旋回する。

ミュート「(煩わしい)」
ミュート「だべや!(怒っている)」
バット「みゅは~」
ばしっ! ミュートのタコ脚で叩き落されてしまう。

バット、板製の羽が壊れ、車輪で逃げ出す。
バット「みゅ~!」
バット「みゅ~!」
バット「みゅみゅみゅ~!」

機嫌が悪いミュート、バットを踏みつけようとする。
逃げ回るバット。
その様子を木の上で見ているサミー。
ミュートに追いまくられているバット。
バット「みゅ~!」

サミー「ったく。相手は、あのキャラ公に簡単にやられちまったやられキャラじゃん」
サミー「バットのヤローも、噛みつくぐらいしてやれっての!」
と、その背に、ぬぉ~っと顔を出すミュート。

ミュート「うごぉぉぉ~~~!」

サミー「(硬直し)ひっ! あわわわ・・・」

サミー「かかか噛んだりすんの、ナシねナシナシ!」
ミュート「(うめき)」
サミー「あ、あのぉ・・・折り入ってお話があって来たんですけどぉ」
ミュート「なんだべや!うごぉぉぉ!」
サミー「うわぁぁ」

咆哮をあげ襲い掛かってくるミュート。

逃げだすサミー。

サミー「話があるんだって言ってるだろ?俺たちゃ味方だっての」
バット「(逃げる)」
サミー「一緒にキャラ公をやっつけよーってばよぉぉぉ~!」
バット「みゅ~」

逃げ回りながら喚くが、次第に声が消えていってしまう。

サミー、はたとこの今の状況を理解する。

突進してくるミュートに、
サミー、「くそぉぉ!!」「ん?」「あー」ぱち(指パッチン)
「コエ」「カエシテ」「プリーズ」「オレ」「トモダチ」
と身振り手振りしてみせる(声は出ないが、口パクはしている)

ミュート「もぐもぐ(思わず)トモ・・ダチ?」
サミー「そうそう言ってんじゃねえかよオッサン」
サミー「あ!」
思わず声が出てしまったことに驚くサミー。

オッサンというワードにむっとしたミュート。
ミュート「オッサンてかー!」
サミー「あ、いやいやいや(恐る恐る声を出し)あ~あ~・・、アイム・サミー。クールだぜぇ!」

サミー「なっるほどねぇ、魔女の中ボス、ミュートのダンナは、音声パクリの必殺技をお持ちなんすね?」
バット「(息切れ)」
ミュート「(胡散臭いおだてに呆れている)」

サミー「しゃぁ~すがぁしゃ~すがぁ(さすがさすがぁ)~~」
バット「みゅ~みゅみゅ~(まねっこ)」
と肘でミュートの腹を突いておだててみせる。
ミュート、気分は晴れないらしく、さっさと行ってしまおうとする。

ミュート「(乗り気でない)」
サミー「あれぇ~? せっかくお友達になれると思ったのに、行っちゃうんすかぁ?」
ミュート「・・?(立ち止まる)」

サミー「ミュートのダンナも、このままじゃぁ・・はい、負けましたぁって。魔女さんのとこに帰るわけに行かないんしょ?」
サミー「(そっぽを向きながら)なぁーにね? この島にも、音楽なんかなくなりゃいいって思ってるヤツはいるんですぜ?」
ミュート「(ぴくっとする)」

嬉しそうに振り返るミュート。

ミュート「ぶほぉ・・♪」

サミー「ぼくちゃんも、・・魔女さまのために、ひと働きさせていただきたいなぁ~なんちって?」
バット「みゅみゅみゅ~みゅ?(なんちって?をまねっこ)」
ミュート「(ご満悦)」
ミュート、ピポポロ~♪ と胴のランプたちを点滅させる。喜んでいるのだ。

サミー、シュークリームを取り出すと、宙にほうり上げる。
バット嬉しそうに頬張る。
バット「(頬ばる)」
サミー「こいつはシュークリーム・バット。結構、使える情報、持ってきますぜ?」
バット「みゅ!」

新三悪が悪だくみの表情で微笑む。
サミー「くっくっく」
バット「ふっふっふ」
ミュート「ふがははは」

― ドラムスコの岩場 ―

胸キュン♥モードが、赤く輝き、その針が振り切って警告音を発している。

カタカタの声「あちゃぁ~~ むぁ~ったくよぉ、よほどそのティファンっつーの? おきれいそうな女神さまのことが、ショックだったんだぜぇ」
トッポとボビーが、キャラに風を送り「大丈夫?」

ドラムスコ「はっは・・、心配いらんよ。そうかそうか、キャラはヒュンのヤツにほのじだったってわけじゃな?」
だがトッポとボビーには、何を言ってるのか分からず「?」
カタカタ「(溜息)ダンナ。今どきの若いモンに、ほのじって言っても分からんばいな」

カタカタ「つまりよ。キャラ公は・・ヒュンのヤローに・・・」
唇をタコのように突きだし、
カタカタ「ムチュー! チュー!なのよ!」

トッポたち、そのカタカタの表情に笑いだす。

カタカタ「(嬉しく)おほほほ・・。結構、おいらの言うこと通じるのね。(さらに調子に乗り)だから、ティファンって子に、嫉妬! キィ~~やで!」

ドラムスコ「(笑って)だがなぁ・・ティファンは、たしかにきれいで女神のような娘だが・・・ヒュンの姉さんじゃよ?」
カタカタ「はぁ~~~? そうなの?(吹き出し)そ、そんじゃキャラのヤツ。そうとも知らず・・ぶふっ、ぶははっは・・・」
カタカタ「おい、キャラ公!」
キャラを叩き起こそうとする。

ドラムスコ「おお~っと」
カタカタを止める。
カタカタ「(!)なんやもう・・・」
ドラムスコ「(茶目っ気たっぷりに)どうせなら、今のことはもうちっと内緒にしておいてみないか?」

カタカタ「はぁ? キャラに? 言わないの?」
ドラムスコ「障害があればあるほど、ラブのパワーは大きく成長するもんだ」
カタカタ「(怪訝そうに聞いている)」
ドラムスコの声「この子の愛のエネルギーが、今よりももっともっと強くなるんだとしたら」

ドラムスコ「きっとこの島も・・・あのラブソングが溢れていたころの島に戻れるんじゃないかと思うのさ(ウィンク)」
カタカタ「あっちゃ~、まったく爺さんになっても、ミュージシャンは言うことがキザやねぇ~」
笑うドラムスコとカタカタ。
トッポたちも釣られて笑いだす。

そうとは知らず、眠り込んでいるキャラ・・。
ドラムスコ・カタカタ「(笑っている」
カタカタ「もう。しゃべりすぎやで~」

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