トッポとボビーのハンドトーク レッスン

こっちだよ

伝えたい方向を指をさす。

絵と一緒

1.左手をキャンバスに見立てて、右手で筆で絵の具をペタペタ。
(「絵」)
2.両手の人差し指と親指を伸ばし、同時にちょんちょんと指の開閉を繰り返す。
(「いっしょ(同じ)」)

少し揺れてる

両手の手の平を下に向けて、小さく上下に揺らす。

今回のおはなし

― ユキゴッホの家 ―

ユキゴッホの洞窟の中、天井から、朝日が差し込んでいる。
キャラたちは寝ている。 ユキゴッホとカタカタ以外寝相が悪い。
寝相は、キャラが一番悪い。
キャラ・カタカタ・リンゾー・ユキゴッホ「(いびき)」

リンゾーはくしゃみをする。
リンゾー「ハックション(くしゃみ)」
キャラ・カタカタ・ユキゴッホ「(いびき)」

ユキゴッホがゆっくり起きる。
眠い。
ユキゴッホ「ごほ・・・」
ユキゴッホがリンゾーの方を向く。
ユキゴッホ「ごほ?」

ユキゴッホの視点。
リンゾーの鼻がクラリネットになっている。
ユキゴッホ「そうか、ごほ・・・」

リンゾーのクラリネットの鼻の穴から大きなハナボコ提灯が出て膨らんで縮む。
そして、ぱちんと割れる。
鼻水がクラリネットに付いている。
リンゾーのクラリネットに付いた鼻水をユキゴッホが拭く。

リンゾー「ハックション(くしゃみ)」
くしゃみをすると、元の鼻に戻っている。
リンゾー「(いびき)」
ユキゴッホは頷きリンゾーの鼻の仕組みを理解する。
ユキゴッホ「ごほ・・・)」

ユキゴッホがリンゾーに毛布をかける。
リンゾー「(いびき)」
ユキゴッホがリンゾーの横にある絵に気づく。
ユキゴッホ「ごほ?」
リンゾーの絵をユキゴッホが手に取る。

リンゾーの絵を手元にやる。
ユキゴッホ「ごほ・・・」
リンゾーの絵を見るユキゴッホ。
リンゾーの絵の右下に数字を発見する。
ユキゴッホ「ごほ?」

ユキゴッホの視点、一枚一枚の絵の右下に数字が書いてある。

ユキゴッホ「1 2 ご~っほ・・、なぁんだ・・ろう?」

― 公園 ―

ユキゴッホが、地面にリンゾーの絵をナンバー順に並べている。

既に57枚並べている。

絵がきれいに並べられている。
58枚目の最後の絵を綺麗に並べる。
ユキゴッホ「ご~っほ・・・」

すっかり並べ終えたユキゴッホ、綺麗に並べられ満足する。
ユキゴッホ「ご~~ほほほ・・・」

ユキゴッホはナンバー1と書かれた絵を手に取ってみる。
ユキゴッホ「ご~ほ・・・」
絵をじろじろ眺める。何を意味するか分からない。
ユキゴッホ「?」

ユキゴッホは何かに気づく。
ユキゴッホ「ごほ?」
ユキゴッホの視点。
ナンバー1の書かれた絵を見ている。

絵を下にやるとそれが公園の出口であると気づく。

情景がぴったりなのだ。

ユキゴッホ「ごほ!」
ユキゴッホがナンバー2と書かれた絵を手に取る。
ユキゴッホ「ご~ほ・・・」

ユキゴッホが周りを見渡す。
何かを見つける。
ユキゴッホ「ごほ?」

ユキゴッホは立ち上がりどこかに移動する。
ユキゴッホ「ごほ・・・」
ユキゴッホの視点。
ナンバー2の書かれた絵を見ている。

絵を下にやるとそれがナンバー2のモチーフになった背景情景がぴったりなのだ。

ユキゴッホ「ごほ! 同じだ!」

さらに他の場所にいるユキゴッホが絵と背景を見比べて同じであると気づく。
ユキゴッホ「うんうん!」

― ユキゴッホの家の中 ―

戻ってくるユキゴッホ、まだ寝ているキャラたち。
キャラ・カタカタ・リンゾー「(いびき)」
ユキゴッホ「ご~~~っほほほ・・・(起きろと言っている)」

キャラ・カタカタ・リンゾー「(いびき)」
ユキゴッホ「ごっほごっほ! 地ぃ~図ぅ~~だぁ・・ごっほ・・・」
カタカタ起こされて不機嫌。
カタカタ「(不機嫌で)はぁはぁ~~~? 朝から何言ってんだよぉ」

キャラが起きあがる。
キャラ「(起き上がる)」
目覚めのいいキャラ。
キャラ「おはよう、ユキゴッホさん!」

― 公園 ―

絵を持ち、公園の出口と見比べているキャラ。
キャラ「ん~(見比べている)」
キャラ「ほんとだぁ。すっごいね、ばっちりじゃん!」

カタカタが眠そうにその絵を見ている。
カタカタ「(あくび)」
カタカタ「つまりぃ? 絵の順番通り行けば、この太鼓のオッサンのところに行けるってわけ?」
ユキゴッホ「ご~っほ・・(頷く)」

背後でリンゾーの寝ぼけた声がする。
リンゾー「ふがぁ~~(寝ぼけている)」
ユキゴッホ「ごほ?」
振り返るとトッポとボビーが寝ているリンゾーをリヤカーに乗せて運んでいる。

トッポ達を見ていたキャラが振り返り、意気込む。
キャラ「よ~し、それじゃ」
意気込むキャラ。
キャラ「太鼓の人に会いに行くぞ!」

キャラ「おー」
カタカタ「おー(眠い)」
ユキゴッホ「おー」

手を振って見送るユキゴッホ。
キャラはユキゴッホの方を向いている。
キャラ「行ってきまーす」
ユキゴッホ「ご~ほ(いってらっしゃいと言っている)」

― 森の中 ―

森の俯瞰。

キャラが絵を見ながら、道を歩いている。

カタカタは進んでいるが眠い。
リンゾーは眠っている。
キャラ「ええと、こっちね」
カタカタ「(眠い)」
リンゾー「(眠っている)」

次の絵を見るキャラと覗き込むカタカタ。
カタカタは眠い。
キャラ「ええと・・・」
カタカタ「ふあぁ(眠い)」

キャラ「・・お次はぁ・・・」
次の絵を見ると、山に続く道が描かれている。
絵を下にやると遠くに山が見える。

― 山道 ―

山道を登っているキャラ。
絵を見ながら登っている。
キャラ「(坂を登っている呼吸)」

坂の途中でキャラが止まって絵を確認している。
迷っている。
後ろではリヤカーが下らないように止めている。
キャラ「んんと?」

リヤカーの後ろでトッポとカタカタがリヤカーを止めている。
必死。

カタカタ「ちょっと、キャラ公! いや~早くしてえな! 重い!」

リヤカーの上で揺れているリンゾー。
リンゾーは寝ている。
段々後ろへ滑り出す。
リンゾー「(寝ている)」
バランスを崩して後ろへ倒れる。

リヤカーから落ちて後転で下へ転がる。
だがリンゾーは起きない。
カタカタとトッポは焦る。
リンゾー「(転がりながら寝ている)」
カタカタ「ああ!」

リンゾーを追いかけるキャラたち。
リンゾーは転がっていく。
キャラ「え? なになに? リンゾーさーん!」
カタカタ「リンゾー!」

― ユキゴッホの公園 ―

噴水には音叉が戻されている。
その前をユキゴッホが歩いて見回りをしている。

長い箒をライフルのように肩に当て、まるで衛兵のようだ。

ユキゴッホ「ゴッホ ゴッホ(行進)」
何かに気づくユキゴッホ。
ユキゴッホ「ごほ?(ん?)」

ユキゴッホが周りを見渡す。
ユキゴッホ「ごほ?(何だ?)」
ユキゴッホ「ごほ?(異常ない?)」

気のせいかとまた歩き始める。
ユキゴッホ「ご~ほ・・・(気のせいか・・・)」
ユキゴッホ「ゴッホ ゴッホ(行進)」

― 森の中の探検シーン(橋) ―

崖にかかっている橋(板が並べられているが隙間から下が見える)の前にいるキャラ、崖下を見ている。
キャラ「うわぁ・・・」
キャラ「あわわわ・・・」
カタカタ「下を見るなよ!(応援している。)」

トッポとボビーがリヤカーを引いて渡る。
リンゾーは寝ている。

リンゾー「(寝ている)」

― 森の中の探検シーン(トンネル) ―

トンネルへ入っていくキャラたち。
中からキャラたちの叫び声が聞こえる。
キャタ・カタカタ「ぎゃあああああ」
トンネルから走って飛び出してくるキャラたち。
うしろからコウモリがでてくる。

― 森の中の探検シーン(やぶ) ―

キャラたちはやぶの中を歩いている。
やぶが険しい。
キャラ・カタカタ「(険しく進んでいる)」
やぶを抜けるキャタとカタカタ。
キャラ・カタカタ「(進んでいる)」

目の前の光景に気づく。
キャラ・カタカタ「?」
蝶の大群が飛んでいる。
キャラとカタカタは感動している。
キャラ・カタカタ「うわぁぁ・・・」

― 森の中の探検シーン(野営) ―

カタカタは自分のカスタネットで演奏している。
キャラは踊っている。
トッポとボビーはキャラの動きを見て踊っている。
リンゾーは寝ている。

カタカタ「カタカタ、カタカタ」
キャラ「はははは」
リンゾー「(寝ている)」

― 森の中の探検シーン(岩場へ続く道) ―

山道を登るキャラ。
キャラ「はあはあ」
絵を変えながら見る。
キャラ「(絵を変えながら)ええ~っと・・お次は、この獣道みたいなところだから。みんな、あと一枚だよ!」

カタカタとトッポはリヤカーの後ろを押している。
カタカタは疲れている。
リンゾーは寝ている。
カタカタ「はあはあ」
トッポが前方の何かに気づく。

喜々となってリヤカーを支える手を放し、前方へ走り出す。
カタカタにリヤカーの重さがのしかかる。
カタカタ「あわわ~、こ、こら離すなっての!」

キャラ「トッポ!どこへいくの?」

トッポが森を抜ける。

カタカタ「あいつ、聞こえないやろうが」
キャラとカタカタとボビーはトッポの立つ岩の前に立っている。
トッポが、「絵と同じ」と身振り手振り。
キャラに手話が伝わる。
キャラ「ホント。同じ岩だね!」

太鼓の音が聞こえる。
太鼓の音にカタカタの耳が反応する。
カタカタ「(耳を澄まして)そういや・・、キャラ公、聴こえへんか?」

キャラは辺りを見渡す。
キャラ「?」
トッポとボビーは、岩に手を当てて太鼓の音を感じ取っている。
キャラ「近いわ」

キャラたちが音のする方へ向かう。
太鼓の音は次第に大きくなっていく。

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