トッポとボビーのハンドトーク レッスン

ねぇねぇ

相手を呼ぶ時は、相手に見えるように手を振ったり、トントンと肩や腕などを軽く叩く。

だから

両手の親指と人差し指を輪っかにしてつなぎ、前方にグイッと出す。
(「続く」という意味でも使います)

言ったでしょ

1.人差し指を口に当て、前方に出す。
(「言う」という意味の手話)
2.上に向けた両方の手のひらを下におろしながらすぼめる。
(「終わり」という意味の手話)

あのキャラって子 (あのゴーグルの女の子)

1.キャラを指差す。
(「あの」)。
2.両手で頭にゴーグルを表現。
3.小指を立てる。
(「女の子(女性)」の手話)

良い子

1.鼻に握りこぶしをあてて、少し前に出す。
(鼻ににぎりこぶしをあて、少し前に出すと「良い」の手話)
2.小指を立てる。

ともだち (フレンド)[アメリカ手話]

両方の人差し指同士をつないでギュ、左右入れ替えてギュ。

ともだち [日本手話]

両手の手のひらをギュッとにぎる。

それ、どう言う意味?

1.指差す。
(「それ」)
2.片方の手のひらを下に向け、もう片方の手で人差し指を伸ばし、くぐらせる。
(「意味」)
3.人差し指で空中に「?」を描く。
(「なに?」)(左右反転しても良い)

アイム ソーリー [アメリカ手話]

握りこぶしを胸に当ててクルクル。

ごめんなさい [日本手話]

1.つまんだ指をみけんに当てる。
2.頭を下げながら、顔の前に構えた右手を少し前へ出す。

今回のおはなし

― 前回の公園 ―

ユキゴッホの出した雪ダルマがぼわっと輝いている。
キャラ「あったかぁ~い・・」
カタカタ「(覗き込み)っつーことはよ? ラーメンにのせても溶けないのかや?」

と、その小さな雪ダルマのから、何やら映像が浮かび上がる。
キャラ「へぇぇ~?」
それはキャラたちが復元する前の公園。
魔女の邪悪な黒い渦が吹きすさぶ中、それでも噴水のオーナメントの上でキラキラと輝くクリスタルの音叉がある。
キャラ「このキラキラしてるもん、何かしら?」

カタカタ「(ダジャレで)キャラだもう(イヤだもう)、知らねーのか? キャラだから(これだから)音楽のシロウトさんは困っちゃうんだよ」
キャラ「キャラだキャラだいうな」
カタカタ「(構わず偉そうに)いいキャラ(いいか)? こいつはだなぁ・・」
言いかけると、

ユキゴッホ「音叉だぁ・・」
カタカタ「言うなって!(コケる)」
キャラ「おん・・さ・・・?」
ユキゴッホ「うん。ごほぉほほ・・」

ユキゴッホ、小さくうなずくと、口から雪ダルマに小雪を吹きかける。

すると、映像に映る音叉が風を受けてキーンという小さな音を立てた。

キャラ「(感激)超いい音なんですけどぉ!」
カタカタ「(勝手に自慢して)なぁ? オレたちのような超一流のガッキアニマルには、とっても大事なもんなのよ。ま、いい音を出すための・・音の案内役とでもいうかな」

キャラ「音の・・・案内役・・。へぇー!」
感心したものの、ユキゴッホが「ごっほ・・」とうなだれるのを見て、
キャラ「それでおじさん・・、あんなに困った声をあげたんだね・・」

その様子を木の上から見ているサミー、トッポ、ボビー。

雪ダルマは見えているが、腹に映る映像までは見えていない。

サミー「ちぇ。なんだか知らねーが、すっかり仲良くなっちまったぜ」
と、トッポが、身振り手振り手話で話し出す。
サミーはそれを読みとりながら、
サミー「だから言ったでしょ? あの子、いい子。友だち・・」

だが「友だち」という手話を、トッポはアメリカ手話で表した。
アメリカ手話が分からないボビーが、「そのいみなに?」と日本手話で訊き返す。
サミー「(呆れて)アメリカ島の言葉で、友だちって言ってるんだ。トッポ! ややっこしいからこの島の言葉でしゃべろって言ったろ!」

だがトッポ、アメリカ手話で「アイムソーリー」と謝ってみせる。
サミー「そいつは、(アメリカ手話で)アイアム・ソーリー! ったく、かぶれやがって。(日本手話で)ごめんなさいだごめんなさい!」
怒られても、得意になって「アイムソーリー」とアメリカ手話をやって喜んでいるトッポ。
ボビーも釣られて、「アイムソーリー」とやってはしゃいでいる。

サミー「(溜息)まぁ、なんにしてもだ。あの怪物が使えないとすると、ほかに何か手を考えねぇーとなぁ」
と、ぽんと違う木の枝に飛び移り、
サミー「(手話で)お前たち、あのキャラ公っていうのから目を離すんじゃないぞ」
そう言い残すと、どこかへ飛んで行ってしまう。バイバイと手を振る弟たち。

レンズの向こうのキャラの瞳・クローズアップ。
キャラ「(何かを凝視して)うーん・・それにしても、どこ行っちゃったんだろね、この音叉・・」

引いたカメラになると、公園にいるキャラたち。

キャラがユキゴッホの手の上にある雪ダルマの腹を見ているのだ。

と、 ユキゴッホ「ご~っほ・・・・ごぉっほ・・(祈っている)」
するとまた、口から小雪が吐き出され、雪ダルマを包むように回りだす。
カタカタ「なんやねんなんやねん? ポップコーンのように雪出しおって」
だがキャラには、雪ダルマと向き合うユキゴッホが、特別の関係に見えている。

キャラ「これって・・・?」
気づけばホント剣が、ぼわ~っと輝いている。
キャラ「(あらためてホント剣を握り)・・ホント剣?」
カタカタ「どうしたんやキャラ公?」

キャラ、ゴーグルを目に被せ、ホント剣をかざした先にユキゴッホを見る。
すると、ユキゴッホの口から吐き出される小雪が、雪ダルマと共鳴し合い、ふたたびユキゴッホの体内に戻っていく。
(それはキャラしか見えない特殊な映像として)
キャラ「(思わず)ひょっとして・・・(やや溜めて)魂?」
カタカタ「はぁ?」

キャラ「(構わず)そうなのね、ホント剣?」
カタカタ「(AD風になり)あのぅ~、すいませぇ~ん。テレビの前のお客さんに分かるように、解説をお願いしたいんっすけどぉ」
キャラ「(ほとんど感動と思い込みで)この雪ダルマは、ユキゴッホさんの魂なのよ」
カタカタ「はぁ?」

― 紙芝居風の映像 ―

ゴーグルのキャラがホント剣を振り、構えるの図。
ヘタウマの紙芝居風の映像で。
ナレーション「何を隠そうホントホント剣。略してホント剣! 真実の愛を嗅ぎ取ると、愛の戦士キャラことキャラに、その崇高な思いを伝える習性があるのだった」

― もとのところ ―

カタカタ「(ア然で)ユ・・ユキゴッホの魂って・・」
キャラ「だからユキゴッホさんにとって大切なもの・・・それが今どこにあるのか。(カタカタに)きっと魂が、検索してるんだわ!」
カタカタ「(呆れて)検索って、ああた。いくら魂さんだって、そんなこと・・」

言いかけるが、ユキゴッホが雪ダルマを差し出すと、音叉のあった過去の映像が音叉が無くなるまでの時点に進んでいく。

はじめ魔女の黒い渦が鎮まり、噴水などが倒れた状況となり(つまりキャラたちが復元させる前の状況になり)、続いて何者か黒い影が画面を覆ったと思うと、例の音叉が無くなっている。

キャラ「あっ!」
カタカタ「キャラ公。今、なんか黒いヤツが見えたよな!」
キャラ「うん! あの人が音叉を持ってったんだわ!」
ユキゴッホ「うごごごご(と思念を込め)・・・ごぉ~っほ!」

と、映像が手もちカメラのように激しく動き、ついに黒い影(じつはモンスターの一体)が持つ音叉を映し出すが、とたんジジと乱れてしまう。
ユキゴッホ「ごぉ~っほほ・・」
疲れて、腰を落とすユキゴッホ。激しく咳き込む。
キャラ「だ、大丈夫?」

ユキゴッホ「ごっほ・・ごっほ~・・」
だが雪ダルマの映像を見て、はっとする。
その中に、知った者の姿がかいま見えたのだ。
キャラ「はっ、これって・・・?」

― 離れた森の中 ―

画面の手前を音叉を持ったモンスターの影(一部分)が、ドスンドスンと通り過ぎていく。
そのすぐそばで、リンゾーが悠然と蝶(ちょう)をスケッチしている。
モンスターが歩く震動で体が宙に跳ねても、まるでお構いなしだ。

―――それに、画面分割で、
キャラ・カタカタ「イヤだ(キャラだ)、リンゾーさん(リンゾー)?」

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