トッポとボビーのハンドトーク レッスン

ごくろうさん

右手をグーにして、左手の手首をトントンと軽く叩く。

ねぇねぇ

相手を呼ぶ時は、相手に見えるように手を振ったり、トントンと肩や腕などを軽く叩く。

どうしたの?

人差し指を立てて、軽く振る。そして「どうしたの?」という表情が大事。

あのキャラって子 (あのゴーグルの女の子)

1.キャラを指差す。
(「あの」)。
2.両手で頭にゴーグルを表現。
3.小指を立てる。
(「女の子(女性)」の手話)

良い子

1.鼻に握りこぶしをあてて、少し前に出す。
(鼻ににぎりこぶしをあて、少し前に出すと「良い」の手話)
2.小指を立てる。

ともだち

両手の手のひらをギュッとにぎる。

今回のおはなし

― 森の奥 ―

そこへトッポたちの案内でやって来るキャラとカタカタ。

だが進むほどに、なんとなく不気味な雰囲気になっていく。
魔女の仕業か木々は倒れ、岩々も半壊している。

キャラ「(怖く)ねぇ、カタカタ。なんかヘンなとこに来ちゃったんじゃない?」
カタカタ「おいら、オバケとか絶対ダメなのよね」
とキャラを見て、

カタカタ「ぎゃぁぁぁ~~~!(絶叫)」
キャラが悪戯(いたずら)でゴーグルを逆さまに掛け、オバケのような顔を作っていたのだ。
キャラ「(無邪気に)きゃはははは~!」

カタカタ「あのなぁ、性格のいいおいらも、しまいには怒るよ?」
だがその間に、トッポとボビーがどこかに消えてしまっている。
キャラ「あれ、あの子たちどこ行ったの?」

と、突然地鳴りがする。その震動で飛び上がったキャラとカタカタが抱き合う。

キャラ・カタカタ「きゃぁ~!(あわわわ)
果たして倒れた木々を払いながら、巨大な影がのっそりと現れた(実はユキゴッホ)。
カタカタ「で、出たぁぁぁ~~~~!」

― 木の上 ―

その様子を見てほくそ笑んでいるサミー。
と、トッポとボビーが戻ってくる。

サミー「(身振り手振りで)よくやった!」
兄貴に褒められ嬉しいものの、どこか困っているトッポとボビー。

ユキゴッホ「ご~~っほほほほ・・」
姿を現すユキゴッホ、なぜか凶暴に見える。
だがじつは、パニクッているのだ。
キャラ「キャァ~!」

カタカタと抱き合ったまま悲鳴を上げているキャラ。
だが、
カタカタ「(ふと気づき)あのさぁ、ひょっとしてキャラ公。この島を救いに来た戦士じゃなかったのかい?」
キャラ「きゃん?」

我に返るキャラ、ホント剣を抜き、
キャラ「(コロッと)さぁ、覚悟しなさい! (見栄を切り)正義の美少女戦士が来たからには、乱暴は許さないわよ!」
ビシュ! とユキゴッホに剣を向ける。

ユキゴッホ「ごほっ?」
だが一瞬目を丸めるが、すぐにキャラを無視。
散らかった木々を片付けだす。
ユキゴッホは、辺りが散乱していることにパニクり咳き込んでいるのだ。

キャラ「(分けが分からず)あ、あのぉ・・」
カタカタがユキゴッホにカスタネットを鳴らし、キャラを指さす。
カタカタ「(なぜかAD風にインカム)すいませぇ~ん、主役が困ってますんで。なんとかひとつ絡んでもらえないっしょかぁ?」

だがユキゴッホ、咳き込みながらも構うことなく片付け続けている。

すると陽が差し込み、以前は森の公園であったことが分かってくる。
半壊した噴水や倒れたベンチ、曲がったガス灯などがあったのだ。
キャラ「ひょっとしてあのおじさん、公園を元通りにしてるんじゃない?」

その様子を見ていたサミーたち。
サミー「なんでぇ~、怖そうなのは見かけ倒しだったか・・」
とトッポがサミーをつつき、「どういうこと?」と身振りで訊(き)く。
サミー「(身振り手振りで)この間、あのへんで見かけたのさ。魔女さまの敵に差し向けるにゃぁ持って来いと思ったんだがよ」

ほっとするトッポたち、サミーに何やら身振り手振りで返す。
サミー「(読んで)あのキャラって子、いい子・・友だち?」
明るく頷くトッポたち。

サミー「ばぁーか。いいかお前たち、あいつが魔女さまを倒しでもしてみろ、この島は、まぁーた音楽音楽って、ムカつく島に戻っちまうんだぜ」
怒られ、くしゅんとなってしまうトッポとボビー。
だが、納得できないでいる。

咳き込みながら片付けるユキゴッホ。

カタカタ「むぁ~ったく、おかしなオッサンやねぇ」
キャラは、黙々と働くユキゴッホに興味津々。
キャラ「おじさん、わたしたちも手伝うわ!」
カタカタ「(うんざりで)ええ? わたしたちって、たち付けんでええがなぁたちってぇ」

ぶつぶつ言いながらも、キャラを手伝い始める。
だがユキゴッホ、置きなおしたベンチの位置が正しいか、じっと眺めてはまた直している。

ほんの少しの違いも嫌なのだ。

キャラとカタカタ、それを見ながら、自分たちもベンチを抱え、適当な位置に置く。
だが、
ユキゴッホ「ご~っほほ・・」
位置が違うというのだろう、立てた指を振って見せる。

カタカタ「はぁ?」
キャラ「場所が違うって言ってるんじゃない?」
と言って、ユキゴッホの指を見てベンチを移動させる。
キャラ「もうちょっと右ね・・。右・・右」
カタカタ「どこでもいいだろ~っての!」

ユキゴッホ「(警告)ご~~っほ!」
キャラ「行き過ぎだって!」
カタカタ「(呆れて)はぁ?」
行き過ぎといっても、ほんの少し戻す。

だがさらに、
ユキゴッホ「ごほ・・(指を小さく振る)。ごほ・・ごほ・・(同様の仕草)」
その度に、ベンチを少しずつずらすキャラとカタカタ。
カタカタ「(泣きそうで)勘弁してくれよぉ・」
ようやくユキゴッホの希望する位置にベンチを置く二人。

ユキゴッホ「(喜んで)ご~~っほほ」

微笑みながら、キャラとカタカタの肩をぽんと叩いてみせる。

キャラ「よかった!」
カタカタ「(皮肉れて)ああ、悪かった!」
キャラ「きっとあのおじさん、前に置いてあった場所をちゃぁんと覚えてるのね」
カタカタ「(関心なく)ささ、それじゃキャラさん。我々はボチボチおいとましますかね?」
さっさと逃げ出そうとする。

だが、
ユキゴッホ「ご~っほほ」
と倒れたバーベキューテーブルを指している。
次はこれを頼む、ということらしい。

カタカタ「え? ああ、悪いねぇ。オレたちちょっと野暮用があってなぁ・・(言いかける)」
キャラ「(聴こえず)オッケー。任せてちょうだい!」
カタカタ「はぁ?」
と、なったところで・・・。

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