指導案・ワークシート

トッポとボビーのハンドトーク レッスン

チョウ

チョウの羽のようにパタパタ。

絵、絵を描く

左手をキャンバスに見立てて、右手で筆で絵の具をペタペタ、ペンでカキカキ。

アイ・ラブ・ユー

親指、人差し指、小指を立てる。
(愛の告白というよりも、「みんな愛してるよー」って感じのノリで使われます)

今回のおはなし

― 青い海にぽっかりと浮かぶおたまじゃくし島 ―

島から心地いい音楽が聴こえ、同時にさまざまな音楽記号が宙に舞い上がっている。
ナレーション「おたまじゃくし島。かつてこの島には音楽があふれ・・」
宙に舞い上がった音楽記号はオーロラのようになり、それはキラキラと輝く星々となって世界(地球)に降り注いでいく。
ナレーション「調和の取れた美しい音楽は、まさに島の生命の源であった・・」

だが、カメラが急激に島に接近すると、たちまち暗雲が立ち込め、嵐となる。
ナレーション「だがある時・・」

― 魔女に支配される島のモンタージュ ―

映像は一転して、デジタルな雰囲気と絵本の挿絵風がカットバックしていく。島が暗黒のエネルギーに覆われ、稲光が走り、魔女らしき影が楽器という楽器の音を狂わし、破壊していく。逃げ惑う島民たちの影、影、影。魔女の猛威。

ナレーション「魔女がやって来て、あっという間にそのエネルギーを破壊してしまったのだ」
空を覆う黒々とした巨大な霧が、島の山の頂上に吸い込まれていく(魔女が閉じこもったということ)。
ナレーション「特にこの島特有のガッキアニマルは・・」
体の一部がラッパになっているガッキアニマル(はっきり見えない)、それを吹くがギターの弦の音がし、「?」となる。爆風に飛ばされ地面に転がる毛むくじゃらのモノがいる。カタカタだ。

ナレーション「体から真実の音が奪われ、悲惨をきわめた」
小石にしがみ付いたところのカタカタ、そのナレーションを訊き慌てて画面にむぎゅっと顔を押し付け、
カタカタ「ウソォ~?」
半信半疑、カスタネットを鳴らしてみると、ちゃんと正しい音が出る。
ナレーション「ただし、どうでもいいガッキアニマルは、例外で放って置かれたのだった」
どどっとコケるカタカタ・・。

― 装備していくキャラのモンタージュ ―

キャラのモデリングデータが出来あがっていく。それに、以下の戦い準備が格好よくフラッシュバックしていく。カシャンカシャン! ホント剣のいくつもの飛び出し武器を確認。ゴーグルのグリップ(?)を回して、調整。皮の手袋をきっちりはめ、マフラーをきゅるると首に巻きつける。
ナレーション「このままでは、島が邪悪なエネルギーに支配されてしまう。選ばれし戦士、キャラよ。聖なる島を救うのだ!」
ホント剣を抜いてポーズを決めるキャラ。それに、『CARA』と名前が打ち出される。

カタカタの声「ひえ~、やめろやめろ~~!」

― 島の違うところ ―

トッポとボビーが人懐っこい笑みを浮かべ、何かを見ながら手話でやり取りしている。カタカタがリンゾーに追われ、悲鳴をあげているのだ。リンゾー、ゾウのような鼻をカタカタに吸いつけて(鼻汁が出ている)捕まえる。
カタカタ「ぐわぁ~~、鼻汁がぁ~~」
カスタネットを鳴らして逃げようとするが、リンゾー、お構いなく拡大鏡で観察し、カタカタのふさふさの毛の中にいる小さな虫をスケッチしている。

リンゾー「(嬉しく)ヴフフ・・」

カタカタ反撃して、リンゾーの鼻をカスタネットで挟む。
リンゾー「(痛がり)ぶひーぶひー!」

そこへ来たキャラ、
キャラ「やめなさぁーい!」
バシ~ッ! 剣でカタカタを弾き飛ばす。
カタカタ「ぎゃ~、なんやなんや?」
キャラ、カタカタにぴっとホント剣の先を突きつけ、目を閉じる。
キャラ「(自己陶酔して)見える! お前には魔女の邪悪な力が宿っている!」
カタカタ「はぁ?」

キャラ「覚悟しなさい!(剣を構える)」
と、次の瞬間、キャラのほっぺが何かに引っ張られている。リンゾーが鼻でキャラのほっぺを捉え、キャラの鼻毛をスケッチしだしたのだ。

キャラ「(鼻汁が気持ち悪く)お汁がお汁がぁ」
リンゾーには、鼻毛が蜘蛛の巣のように見えている。
キャラ「(わけが分からず)ひぃぃ。どうひたの?」
後ろのほうで、トッポとボビーが笑い転げている。
カタカタ「(カタカタ笑い)姉ぇさんの鼻毛がリンゾーには、蜘蛛の巣に見えとるんよ」
キャラ「(引っ張られながら)あ、あのねぇ。わたしはこの島を救いに来た戦士なんよ?」

だがリンゾー、キャラに興味を失ったか、ぷいっと飛んできた蝶を追いだす。
キャラ「(多少傷つき)ヘンな人ぉ!」

リンゾーは、捕まえた蝶を拡大鏡で観察し、スケッチしだしている。トッポとボビーもその絵を覗きこみ、ふたりで何やら手話で話している。キャラが寄ると、トッポとボビーが、少し照れながらネクタイの図柄を見せ、身振り手振りで何かを伝えようとする。
キャラ「(興味津々)え? なになに?」
カタカタ「姉さん、こいつらの話は、あまりマジに訊かんときぃ」

キャラ「(構わず)ああ、これ!(図柄を指し)リンゾーさんに描いてもらったのね?可愛いいぃ!」
トッポたちと無邪気にはしゃぐ。
カタカタ「(呆れて)リンゾーはな、一日中絵描いてりゃハッピーなのさ」
キャラ、トッポたちに「リンゾーさん、ハッピー」と言いながら、二人の真似をして身振り手振りしてみせる。

トッポたちも分かって「ハッピーハッピー!」と身振りで喜ぶが、ふと照れて赤くなり、ぱぱっと忍者のように木の枝に飛び移り、あっという間に消えてしまう。
キャラ「うふっ。照れ屋さんなのね」
あらためてリンゾーの絵を見ると、蝶を細密画のように描いている。

キャラ「すっごい。ここまで描くかぁ。(馴れ馴れしく)やるじゃん、リンゾーちゃん!(リンゾーの肩を叩く)」
だがリンゾー、迷惑なのか(ただし表情を変えることなく)スケッチブックごと体を移動し、キャラから遠ざかる。キャラ、「?」となるが、好奇心から構わずリンゾーに付きまとう。だがリンゾー、ゾウの鼻でズズッとキャラを遠ざける。キャラが尚もリンゾーに纏わりつこうとすると、

カタカタ「ほっときぃな」
カスタネットで、キャラのゴーグルを引っ張って止める。
キャラ「なによぉー、お友達になろうとしただけじゃない」
カタカタ「こいつが、お友達なんか欲しがるもんか」
と、すっとリンゾーの手が伸びてきて、一枚の絵を見せる。

カタカタ「(うるさそうに)はぁ?」
だがそれは、カタカタが笑っている顔の絵だった。ただし精密で、毛むくじゃらが気持ち悪いほどではある。キャラ、ズン!とカタカタに肘鉄を食らわせて、
キャラ「結構、お友達してるじゃなぁい?」
カタカタ「(半信半疑)なは・・なはは・・」
照れ笑いでカスタネットを鳴らす。と
キャラ「げっ、ひょっとしてあなた! ガッキアニマル!」

― タブレット画面・インサート ―

姿が明確ではないガッキアニマルの怖ろしげな解説映像
ナレーション「魔女に真実の音を奪われたガッキアニマルたちは今や凶暴な魔女の手先となっている。(なぜか英語で)ビー・ケアフル!」

― キャラたちのところ ―

シュン! ホント剣をカタカタに向けるキャラ。
カタカタ「ひぃぃ・・・!」
キャラ「覚悟なさい!」

― キャラたちと少し離れたところ ―

リンゾーが蝶の細密画を描き上げ、満足そう。そこに、
カタカタの声「なんやねなんやね? 姉さん、いったいどなんしたんや~~(悲鳴)」
その騒ぎには関係なく、リンゾー、ゾウの鼻の先を絵の署名のところに押しつけ、同様に、その鼻先と同型のスタンプのついた耳かき(?)を取り出すと、捕まえていたチョウの羽にそれを押しつける。そして、解放してやる。飛び立っていくチョウを穏やかに見送るリンゾー・・。

?

NHKのサイトを離れます

トップへ戻る