NHK高校講座「生物基礎」第29回『身のまわりの植生』の放送を用いて、土壌動物の観察を行った。良かった点は、自作のツルグレン装置を用いて土壌生物を採集し、生徒に観察・同定させることにより、楽しみながら学習させることができた点である。また、放送を二分割することで導入とまとめに活用することができ、学習効率を高めることができた。
改善点としては、時間のマネジメントとICTの活用が上手くできなかったことがあげられる。放送の視聴から実験のまとめ、片付けまでを50分間で実施することは難しく、時間を有効に使えるように改善しなければならない。また、観察できた生物の画像をTeamsに送信する操作に慣れておらず、時間がかかってしまったことが反省点である。普段から1人1台端末を用いて実験の記録をさせるように改善していきたい。