NHK高校講座『化学基礎』(第38回「電気分解」)を使用し、化学基礎の「酸化還元反応と人間生活」中の銅の電解精錬について授業を実施した。
番組では、銅の電解精錬について取り扱っていたことから、銅の電解精錬の実験を行い、工業的な製法を視聴することによって、より化学が身近に感じられる授業展開を考えた。
そこで、酸化銅(Ⅱ)の還元による方法と、電解精錬による方法の両方を授業に取り入れた。
この比較により純度の高い銅を得る方法として電気分解が最適であることを実感させることができた。
また、前半に番組を視聴しながら電気分解の復習ができるシートを作成し、最初に生徒の理解度を把握することでICTを用いて効率よく授業を展開することができた。